私は17歳の時に、日本の高校を中退し、ニュージーランドへ留学しました。首都ウェリントンの側の町、パラパラウムという場所で生活をしていました。

パラパラウムにある現地校に編入し、2年後に卒業しました。留学中は、ニュージーランドの温かい家族に迎えられ、ホームステイをしていました。

高校では、バスケットボール部員として試合で活躍したり、日本語の授業を選択している生徒に、日本語を教えたりしました。

留学生が多い高校だったので、ニュージーランド人の友達だけでなく、世界各国から来た留学生と友達になることができました。

休日は、ニュージーランドの代表的な食べ物であるフィッシュアンドチップスを片手に、ビーチでのんびり過ごす生活をしていました。

ニュージーランド高校留学を選んだ理由、なぜ日本の高校を中退したのか

ニュージーランドのビーチ

学校から徒歩5分にあるビーチ

日本で通っていた高校は進学校だったので、勉強付けの毎日を送っていました。

高校2年生になった時、日本の高校の細かいルールに縛られずに、自分らしさを表現できる場所で勉強したいと思うようになりました。

中学生の頃から英語の勉強が好きだったので、いつか自分も英語を流暢に話して、世界中の人と友達になりたいと思っていました。

そこで私が留学を真剣に考えているということを両親に熱弁し、説得させることができました。

晴れて、英語圏、ニュージーランド留学することが決まったのです。

なぜニュージーランドを選んだか?

英語圏の留学先として挙げられる代表的な国は、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドです。

英語と言えば、「アメリカ!」と思っていた私が、なぜニュージーランドを留学先として選んだのか。

ニュージーランドの高校留学は他国に比べて費用が安め

理想の留学生活を叶えたいけれど、やはり一番気になるところは費用ではないかと思います。

留学を考えるうえで、最も重要なことだと思うので、予算を考えながら留学する国を選ぶとよいと思います。

ニュージーランドの公立高校の授業料は100万円なのに対し、アメリカは170万円程掛かります。

先ほど挙げた代表的な国の中でも、ニュージーランドが英語圏で最も授業料が安いとされているようです。

ニュージーランド高校留学なら英語力が不足していても大丈夫

ニュージーランドの高校には、留学生を対象にした英語のクラス(ESOL)が開講されているので英語力を証明するTOEICやIELTSなどのテストを受けなくても入学することができます。

日本にいる時点で英語力に自信が無くても、留学中に英語力を向上させることができます。

私自身もニュージーランド留学前はTOEICやIELTSの試験を受けたことがなく、英会話教室にも通った経験がありませんでした。

留学した当初は日常会話もままならない状態だったので、コミュニケーションを取ることに苦労もありましたが留学中に生きた英語を学んだ結果、帰国後に受けたTOEICでは815点を取得しました。

ニュージーランド最大の特徴、自然豊かな環境

私は地方出身者で、自然が豊かな環境で育ちました。

ニュージーランド留学を期に都会へ出て新しい刺激を受ける選択肢もありました。

ですが両親の勧めもあり治安が良く、のびのびと過ごすことができる環境で留学生活を送ることになりました。

ニュージーランドは南半球に位置するので、日本とは季節が真逆です。

日本のように四季があり、季節によって変わる風景が私のニュージーランド高校留学中の苦労や不安を解消してくれました。

通っていた現地高校から徒歩5分程度の所に、BBQができる公園やビーチがあり、自然豊かな環境の中での人との関わりによって、英語力だけではなくコミュニケーション能力もついたと思います。

ニュージーランドの国会議事堂

ニュージーランドの国会議事堂

ニュージーランド高校留学まとめ

海外留学をするという選択をしてからも、留学先はどこにするのか費用はどれくらいかかるのかなど様々な不安があるかもしれません。

いろいろな人の体験談を聞いて、自分が理想とする留学生活を送れるようになるといいですね。

私は高校留学先をニュージーランドに決めて後悔はありませんし、自分にとって良い環境で英語を学ぶことができたと思っています。

ニュージーランドは、おすすめできる留学先だと胸を張って紹介することができます。