私は仕事を辞めてフィリピン・セブ島に語学留学に行きました。

フィリピン留学中は楽しいこと、大変なことがそれぞれ色々ありましたが、楽しかったことやタメになったことが記憶の99%を占めています。

社会人として仕事を辞めてフィリピン・セブ島に行って本当によかったと思っています。

フィリピン・セブ島留学の準備でおさえておくべき3つのポイント

3か月間実際にセブに滞在してみて留学前に押さえておきたいポイントを3つに絞って紹介したいと思います。

ちなみに画像はカランガマン島というきれいな島のビーチです。こんなビーチがみなさんを待っています。

カランガマン島

その1、語学学校選び

フィリピン・セブ島留学前に押さえておくべき点が3つあると言いました。

まず1つ目、これは語学学校選びです。

これほんとに大切です。もう1度言います。

ほんとにほんとに大切です。

何をするにしても食事をとらないことにはエネルギー不足になります。

不慣れな土地、不慣れな英語環境でみなさんは過ごすわけです。

日本で普通に生活している以上にエネルギー使います。

特に授業の最初の週はとんでもなく疲れますよ。

留学期間が1週間とか2週間くらいだったら別に問題ないかと思います。

1か月、2か月、3か月…長期になればなるほど、食事の大切さを身に染みて感じると思います。

その食事ですが、フィリピンの語学学校は基本的に食堂が併設されている場合がほとんど(だと思います)。

なので語学学校の中、またはすぐそばで食べることができるようになっています。

フィリピン留学と聞くと、辛い韓国料理ばかりが出されるというイメージを持っている方、多いのではないでしょうか。

私もフィリピン・説島留学前に友達、上司、家族、ほとんどの人に言われました。

正直、私もそのイメージを持ってセブに行きました。

ふたを開けてみたらそんなこと一切なく、私の通った語学学校では、定期的に日本からプロの料理人がやってきて、フィリピン人スタッフに料理の指導をしていました。

日本料理、韓国料理、フィリピン料理と様々な種類のごはんが出たので、毎日ほんとに楽しみでした。

お米の種類は違っていましたが、お米もおいしかったです。

個人的に出されて一番印象に残っているのが「フレンチトーストwithアイスクリーム」が朝ごはんに出たときはどこのホテルだよと思ったほどです。

ここまで食事に凝った語学学校も珍しいと思います。

語学学校選びの段階で食事に関して調べるべきだと思います。

食事に関しては内容だけではなく、

  • 1日3食ついているか
  • 土日祝日も出されるか

これも要チェックポイントです。

セブで出会った別の語学学校に通う人に聞いたのは「1日2食(昼なし)で土日祝日は食事が出ない」ということでした。

フィリピンは物価が非常に安いですので、金額面では大きな問題にはならないとは思いますが、地味に煩わしくなってくるはずです。

今のあなた自身について

2つ目は、あなた自身についてです。

あなたはフィリピン・セブ島に英語を勉強しに行くわけですが、現時点、留学前の英語力はどれくらいですか?

私は日本で社会人時代は中学生対象の学習塾で英語を担当していたので中学生レベルの英語は完璧でした。(高校レベルはさっぱり)

だからこそ、余計に感じました。

ほんとに最低限のレベルとして、中学レベルの英語は理解できていないと地獄が待っています、これは言い切れます。

冷静に考えてみてくださいね。フィリピン人の先生は日本語話せません。

その先生から英語で、英語を教えてもらうわけです。

わからないことがあったら、英語で英語のわからないところを聞くわけです。

ある程度の知識がないと授業にすらなりません、いくら先生が陽気でも地獄の空間です。

個人的な意見ですが、フィリピンには文法を学びに行かなくていいと思います。

文法を学ぶことは日本でもできます、よっぽどYoutubeにある日本語で教えてくれる動画の方が無料だし、数億倍理解しやすいと思います。

フィリピンには英語を話すために行ってください。

日本でできないことをフィリピン・セブ島留学ではするべきなんです。

日本にいると英語を学ぶ場はたくさんありますが、使う場がありません。

塾講師の視点から言っても、机に向かってカリカリ勉強するだけではダメ。

英語は知っているだけでなく、使えるようになるべきなんです。

使えるというのは、読み書きだけでなく、会話でポンポン使えるようになるべきということです。

TOEICで高得点を取れるけど、話すときになるとスムーズに話せない、リーディングやリスニングでは単語の意味が分かるけど、いざ会話になると単語が出てこない。

これらは英語を知っているけど、使えないという状態です。

これから脱出して本物の英語を使える人になるためにフィリピン留学を活用できるといいと思います。

せっかくお金を使って行く留学ですから、より効率よく効果的に過ごせるためにも最低限中学生レベルの英語はマスターしてから行きましょう。

留学への心構え

最後の3つ目はフィリピン留学に対する心構えです。

誤解されそうなこと言いますのでしっかり読んでください。

人によりますが、海外語学留学をしても英語ペラペラにはなりません。

私はフィリピン・セブ島留学に行く前に3か月もいたら、ネイティブ並みのペラペラになれるのではないかという幻想を抱いていました。

実際に3か月過ごしてみて、1つ気づいたことがあります。

私は日本語で話しているときでさえ、話がつまることが多々あります。

母国語でさえつまることがあるのに、英語をぺらぺら話せるわけがない、ということに気づきました。

自分自身の日本語の語学力に気づいてから、英語が向上していないという焦りがなくなりました。

限界を決めてはいけない、と一般的には言われますが、こういう妥協点を持っておかないと精神的にまいってしまいます。

もちろん努力次第で日本語よりも流暢に話せるようになる人は当然、います。

ただ、数か月の留学でそれを達成できるかどうかと言われたら正直厳しい、というのが実際にフィリピン留学をしてみた私の実感です。

フィリピン・セブ島留学まとめ

セブ島留学まとめ

以上フィリピン留学前の準備でおさえておくべき3つのポイントを紹介しました。

どれも私がフィリピン留学に行く前に考えていなかったことです。

ぜひこの3つを押さえて実りのある留学生活を楽しんでくださいね。