私は大学生の時に1年間交換留学でイギリスの南東の町、カンタベリーにあるケント大学に留学していました。

Junior Year Abroadという制度で、日本のように4月始まりの国の学生向けに前半はPre-sessional course(大学院を目指す留学生のための英語コース)と後半は学部授業を秋学期、春学期の二期にわたって履修することができました。留学を考えている方に参考になればと思います。

カンタベリーの魅力

カンタベリーはイギリスの南東に位置する町です。ロンドンからは急行列車で1時間、ドーバーからは約15分の距離に位置しています。

英国国教会の総本山、世界遺産にも登録されている、カンタベリー大聖堂があります。中世から巡礼地として崇められており、多くの観光客が訪れます。カンタベリー物語も有名ですね。

田舎過ぎず、都会過ぎずとても住みやすい町です。ローマ時代を思わせる城壁に囲まれている魅力あふれる町です。

カンタベリーの魅力

ケント大学

ケント大学ロゴ

ケント大学はそんなカンタベリーの町からバスで15分ほど行ったところにあり、小高い丘の上に位置しており、カンタベリーの景色を一望できます。

大学内はとても広く、端から端まで歩くと30分以上かかりそうです。大学内にもカンタベリー市内から来るバスのバス停が3カ所あります。各建物には駐輪場があるので、よく学内の寮から図書館や講義がある建物まで自転車で行っていました。

ケント大学

世界各国の友達ができる!

ケント大学にはヨーロッパはもちろん、アジア、中東など世界中から留学生が集まっています。Pre-sessional courseではサウジアラビア、台湾、中国、タイからのクラスメートがいました。

1年間の間に3回寮を引っ越しましたが、はじめの寮ではフランス、スペイン、バングラディシュのハウスメートが、3回目の寮では、フランス人、スペイン人、インド系イギリス人、パキスタンからのハウスメートがいました。

授業や寮生活はイギリス人学生はもちろん、各国からの留学生と仲良くなるよい機会でもあります。他にもサークルで出会った友達の存在は今でも私の宝物です。

サークル活動

イギリスではサークルのことをsocietyと呼ばれています。私はTudor society(チューダー朝サークル)、 Medieval society(中世サークル)、 Japan society(日本サークル)に入っていました。

Tudor societyとMedieval societyではただ一人の外国人だったので、イギリスの歴史についてイギリス人に教えてもらいながらたくさんの経験をしました。

時には一緒にロンドン旅行に行ったり、medieval societyは元々カンタベリーの社会人グループがケント大学の敷地を借りて練習していたもので、中世の時代の生活を再現して、靴や鞄、洋服を手縫いで作ったり、フランス軍との合戦を再現したり、貴重な体験をしました。

Japan societyは日本に興味を持った人たちがたくさん集まっていて、日本人より、イギリス人や他国からの留学生が大半でした。

言語を学びたい一部の人たちで言語交換クラブを作り、私は日本語を教える傍ら、中国語、フランス語、ベトナム語、英語などのクラスに参加していました。みんな日本興味を持った人たちの仲間だったので、冗談を言い合いながら、一生の友達ができました。

大学の授業

イギリスの大学は9月から12月の秋学期、1月から4月の春学期があり、イースター後から6月にかけてまとめて試験が実施されます。履修登録は1年分まとめて事前に行います。1学期のうちに60単位を履修します。

各科目ごとに単位数が異なりますが、ほとんどは15単位なので、各学期4科目ずつ履修することが多いです。各科目、1週間のうちに講義が1時間、ゼミが1時間あります。

私は言語学と英語教育学の科目を取っていました。授業時数は日本に比べると少ないですが、毎日本を読み込んでいかないと授業について行けなく、自学する時間が非常に多かったです。

毎日最低30-50ページは読まないと授業について行けませんでした。毎日夜中まで図書館で勉強した日々が懐かしいです。

ケント大学留学のまとめ

いかがでしたか。イギリスへの1年間のうちに、寮生活、大学授業、サークル活動など多くの場所で世界各国の友達ができ、今まで地図上でしか知らなかった国が、本当に身近で大切な国になりました。

他にもイギリス中を旅して、イギリスの言葉や文化に溶け込むことできました。世界観がとても大きく変わった1年間の留学でした。