皆さんは「アイルランド」と聞いて、国のある場所や、特産物などがすぐに思い浮かびますか?私は当初、アイルランドとアイスランドの違いすら分からないほど、アイルランドについての知識が全くありませんでした。

しかし私はワーキングホリデーの渡航先にアイルランドを選択しました。ワーキングホリデーの渡航先としてはまだまだマイナーなアイルランドを選ぶに至った理由とは何なのか、その魅力や、実際の生活についてお話しさせていただきたいと思います。

なぜアイルランドを渡航先に選んだのか

アイルランド留学

ヨーロッパで英語が学べる!

私はワーキングホリデーをするなら、「滞在中にいろんな国を旅行したい!」と考えていたので、ヨーロッパの英語圏に渡航先を絞っていました。そこで多くの方がまず初めに思い浮かべるのがイギリスだと思います。

私も初めはそう考えていたのですが、同じく「ヨーロッパで英語圏」という条件を満たすアイルランドと比較した場合に、アイルランドは下記のような魅力がありました。

  • 日本人が少ないため、英語の上達には好条件
  • イギリスよりも比較的物価が安い
  • 上記の好条件の上、イギリスなどと同様にヨーロッパ内を安価で旅行できる(格安航空)
  • ヨーロッパ内でも比較的治安が良い
  • イギリスよりもワーキングホリデービザの取得が簡単(イギリスのビザの倍率が格段に高いため)

特に治安の面では、昨今多発しているロンドンやパリのテロなどの問題を考えると、自分の安全のため、そして、日本にいる家族の不安を少しでも軽減したいという思いのため、渡航先を選ぶ上で大きな要素になりました。

ダブリンでの学生生活

ワーキングホリデービザを持っているとはいえ、語学力に自信のない私は、最初は現地の語学学校に通い、その期間中はホームステイで滞在することにしました。

シェアハウスの方が、自分の時間で生活できたり食費を削ったりできて自由度は高いですが、一般家庭の文化を体験できる機会は貴重ですし、環境や気候に体が慣れるまではホームステイで滞在することをお勧めします。

語学学校での生活

私は、DCU (Dublin City University) の敷地内で授業が受けられる、DCUの語学学校に通いました。私がこの学校を選んだ理由は、大学の敷地内にあるため、図書館などで多少の使用制限はあるものの、現地の学生とほぼ同じように大学の施設やサービスを利用できるからです。

大学内には、学食はもちろん、スーパーや薬局、美容院、銀行、スポーツジムなどがあり、生活に必要なものがすぐに揃えられるため、安心して学校生活を送ることができました。

授業では、教科書を使ったリーディングをはじめとして、クラスメイトとのスピーキングアクティビティや、ライティングの添削など幅広い方法で英語を学びました。当然授業は全て英語で行われますので、理解するのが難しく感じることもありましたが、担当の先生は、

「難しすぎないのなら大丈夫!外国語を難しく感じることは当然なのだから、気になることがあればなんでも質問してね!」

と言ってくださったので、難しくてもそのままにせず、その都度質問するよう努めました。慣れてくると、日本にいた時のように、「授業の流れを止めたら悪い気がする」とか、「自分だけ分かってなかったら恥ずかしい」という風に臆することもなくなりました。むしろ、その質問を受けて授業を展開してくださるので、授業に参加、貢献している実感を持つことができて、質問することの有意義さを見出しました。

ホームステイでの生活

アイルランドでホームステイ

私は、60代のホストマザーとその弟、愛犬という家族構成のお家にお世話になりました。ホストファミリーの皆さんは、車で海を見に連れて行ってくださったり、学校の初日に迷わないようについて来てくださったりととても親切な方でした。

加えて、アイルランドの料理(写真はアイリッシュブレックファースト)を作ってくださったり、日本の文化に興味を持ってくださったりと、英語がままならない私に熱心に話しかけてくださり、とても良い経験ができました。

しかし、文化や言葉の違いによる苦労や戸惑いももちろんありました。門限や、シャワーの時間の決まりなど、各家庭によって異なるハウスルールのほか、ホストファミリーの会話の声の大きさや生活音、食材の管理方法など、渡航前には全く予想していなかった部分で大きなストレスを感じることもありました。

しかし、「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、自ら選んでここに来たからには、できる限り自分が順応していかなければならないという思いで生活しました。すると、日本にいた時が気にしすぎだったのかもしれないな、と思えることも増えてきて、少し楽になりました。

アイルランド・ワーキングホリデーまとめ

アイルランドは、留学先として有名なイギリスととても近くに位置する国でありながら、その治安は比較的安定したおり、基本的なことに気をつけていれば安心して生活ができる、たいへんのどかな国です。

その上、EU内を旅行するにも大変便利な立地ですので、英語を学びつついろいろな国を巡ってみたい!というワーキングホリデーの醍醐味を実現しやすい国でもあるのです。ワーキングホリデー希望者は近年増加しているそうですが、まだまだマイナーなアイルランド。皆さんも渡航先の候補として考えてみてはいかがでしょうか。