皆さん初めまして!私は過去に8か月間程スウェーデンのルンド大学に交換留学をしていたものです。

ここでは、私の一日のスケジュールから、留学を通して身に付いたことなどをお伝えできればいいなと思い書かせて頂きます。

スウェーデンってどんな国?

スウェーデンってどんな国?

北欧にあることは分かっていても、中々スウェーデンという国の全貌は分かりづらいと思います。ここではざっくりとスウェーデンの特徴を3点お伝えしたいと思います。

ほぼすべてのスウェーデン人が英語を流暢に話す

私が、留学を決めた点はここにあります。ほぼすべての人が英語を話すことが出来るため、授業も英語で行われるんです。

夜間外出が出来るほど安全である

他の国に留学している人から良く「夜間外出できなかった」と聞きますが、スウェーデンではそんなことはありませんでした。そもそも、人口が少なく高福祉国であることから犯罪が起きにくいのです。

夏は涼しく、冬は極寒

夏の気候はかなり涼しく、半そで一枚でクーラーなしで過ごせるほどです。しかし、冬は極寒です。そして雪も日本の比ではないほど降ります。日本の防寒具では太刀打ちできないでしょう。ブーツも1ヵ月ほどでダメにしてしまいました。留学する際は必ず万全の備えをしていきましょう。

スウェーデン留学での私の一日のスケジュール

ルンド大学

さて、スウェーデンの基本情報が分かった所で交換留学先であるルンド大学でのスケジュールを確認してみましょう。

8:30~9:00起床後、授業のための準備等
10:00~12:00日によりますが授業があるときは、1授業がこの時間帯で終わり昼食休憩をはさみ午後の授業に入ります。
13:00~17:00午後の授業が始まり大体17時頃まであり、そこから放課後にランゲージカフェなどが催されます。
17:00~19:00夕食など休憩時間ここでは、同じ階に住む人としゃべったりします。
19:00~24:00課題の時間、大体1日につき100ページほどの文献を読みます。
25:00就寝

私は語学留学ではなく交換留学生として大学に赴いており、国際関係論についての講義を受けていました。上のように平日のほとんどは、勉強時間でつぶされるという毎日を過ごしておりました。エッセイ提出日前などは就寝がもっと遅くなったりということも多々ありました。

また、休日には旅行という選択肢もあったのですが、スウェーデン人の友達と一緒にケバブ屋にいったり、酒屋にお酒を買いに行って部屋で飲みながら音楽を聞いたりとスローライフを満喫していました。引っ越しの手伝いなども行って人間関係の中に溶け込むことを優先させていました。

留学を通して身に付いたこと

スウェーデンに留学してから早4年が経ち、今では社会人3年目です。色々なことを経験し、転職も経験しました。そんな中で、留学を通して身に付いたものは私を色々な面で助けてくれました。その中でも、特に重要だと思うスキル・経験を3点お伝えします。

逆境に強くなったこと

英語の資格がTOEIC620点と英検2級しか保持しておらず、流暢な英会話等できません。

日本語ならば伝えたいことを全て伝えられますが、英語では全くと言っていいほど伝えられません。その逆境は常に付きまとい、最後まで自分を高めてくれる最高の友でした。この経験は社会人として失敗してしまった時に「あの状況に比べればまだ楽だ」と思うことが出来ます。

世界が広がったこと

ありきたりかもしれませんが、留学先で一生懸命暮していれば世界が広がります。今まで自分が思い悩んでいたことなど小さなことだったのだと気づかされるのです。異なった価値観を持つ者同士が雑談や対話を通して、自分の見ていた世界からより大きい世界へと目を向ける気づきを与えてくれるからです。

自信へとつながること

言葉も文化も見た目も違う国で1日を過ごすということは、大変なストレスになります。そのストレスを乗り越えることで、自分は何でも出来るんだというバックボーンが出来上がりました。何でもできるという自信は、仕事へ果敢に挑戦することが出来るようになります。それを通して自分の成長を実感できたとき、留学へ行って良かったと深く思いました。

スウェーデン留学まとめ

留学先として、スウェーデンはおすすめです。また留学自体も挑戦できるのならば、是非挑戦してほしいと考えています。留学先で一日一日を一生懸命「生きる」だけで、あなたは大きく成長できるはずです。この記事を見て、少しでも感じるものがあれば、留学という選択肢も視野に入れてみてください。