もう本当にやけくそだった

生きてるといろんなことがあるもんで、仕事もプライベートも喜怒哀楽の全メーターが振り切ってだめになりそうだった頃があります。とにかく毎日がストレスで「つらい」が口癖になっていました。

24の頃です。

会社員という何の変哲もない自分と激務と力不足で疲れ果てていた当時の私は、海外留学をエスケープの場所としました。「もう知らない知らない〜」「どうなったっていいや〜」という心境だったかと記憶しています。

私は完全にやけくそで留学をしました。

海外留学に必要な「思い切り」

海外留学は、年齢や時期を問わず自分が「留学しよう!」と決意さえできればいつでもできるものです。しかし普通、そうは言っても、学校や仕事などの日常生活がある中では、なかなか思い切ることは難しいものだと思います。

海外留学に踏み切るためには思い切りも必要不可欠です。そんなことわかってはいるんですがなかなか腰は重い…。あの時の私は強かった。なんせやけくそでしたから。

まともな状態なら大惨事だったでしょう。今思い返しても怖くなります。

何も持たずにやけくそ留学

突如として留学を決めたのは、ちょっと理由があります。私の親しい友人には留学経験者が多かったんです。これはたまたまなんですが、そんな環境もあって、海外留学への不安とかは特にありませんでした。

みんなから楽しい楽しいと聞かされて「私も行ってみたーい」ぐらいに言ってましたし、人として成長していく姿も目の当たりにしていました。

いきなりやけくそになって、いきなり全てを放り出して、チャチャッとネットと友人から情報を集め、ビザだけを取得していざ留学へ!と渡航したものの、留学の準備や持ち物も何もない…。お金も今考えると背筋が凍るような額しか持っていませんでした。

友達が住んでいる、ワーホリが出来る、というたった2つの理由だけでカナダを選び、バンクーバー空港についてしまいました。もう逃げられません。

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緊張感も何もなくカナダ到着

ひとまず、調べておいたユースホステルにチェックインし、バンクーバーに住んでいる唯一の友達にも連絡しておきました。

学校にも無事入学し(いろんな人の助けを借りて)、ユースホステルと友達宅(シェアハウス)と学校を行ったり来たりでがむしゃらに生活していましたが、1ヶ月が過ぎた頃、いよいよ貯金が底をつきます。友達が住んでいるシェアハウスのみんなには、その時に金銭面でも精神面でもおもいっきりお世話になりました。

たまたま親日な都市と言われるバンクーバーだったこともあり、いろいろと何とか生き延びることができたんだと思います。助けてくれた沢山の人達には今も頭が上がりません。

タイミングよくシェアハウスの住人のひとりが引っ越すことになり、空き室にそのまま運よく転がり込みます。私だけ女ということで最初はすごく不安だったんですが、みんな親切で、そんな心配もすぐに吹っ飛びます。

シェアハウスに住みながらの通学はとても楽しく、ハウスでもみんなが英語を教えてくれたので、思っていたよりも早く日常会話が出来るようになりました。

やけくそで海外留学した結果

そこから数年、いろいろあったことは言うまでもないんですが、すごい省略しますと、シェアハウスの住人の一人と恋に落ち、結婚し、彼の始めた会社を手伝い、その会社が成長して、皆さんが知ってる超ビッグなIT企業に買収してもらいました。

今では夫婦ともども、その会社の幹部(形だけでそんなすごいものではないです)として、かなりマイペースで仕事をしながら、世界中を旅行しています。精神的にも金銭的にも余裕が持てて、ほんとうに毎日が有意義です。一生懸命が報われて嬉しいです。

さいごに

私の話は本当にレアケースだと思いますし、読んでる方の参考になるかはわかりません。あの頃と今では世界情勢も全然違います。

留学をする人には、それぞれいろんな理由があるかと思います。留学を決意することに理由は関係ありません。たとえ私のようにやけくそで決めた留学だったとしても、それ以上に多くのものを得られたのであればそれは「必要な選択」だったといえます。

やけくそやノープランでは留学する意味がないと決めつけるのはまだ早いです。結局はその人によるものだと私は思っています(ただし、危険で無謀な計画や違法な滞在などの行為は厳禁です)。やけくそ留学で失敗したとしても、その失敗で強くなるぐらいのメンタルの強さは必ず身につくように思います。

大きなチャレンジは大きく自分を変えてくれることは間違いないです。これから留学を目指す方は、そのチャレンジ精神を信じてガムシャラに頑張ってみてください。

思い立った時に行動しないと絶対に後悔しますよ!