みなさんこんにちは、iae留学ネット、オーストラリア留学担当です。

今回は、私がオーストラリアへワーキングホリデーをしたときの体験談をご紹介したいと思います。

英語力を伸ばせたワーキングホリデーの一つの成功例として、これからオーストラリアへワーキングホリデー留学しようと考えている人にとって少しでも参考になれば嬉しいです。

ワーキングホリデーでオーストラリアを選んだ理由

私は、幼少期から海外への強い憧れがあり、学生時代はどっぷり洋画・洋楽にハマり、さらに憧れが強くなり「いつか海外に行きたい!住みたい!」と夢見ていました。

そして、高校卒業後の進路を考えた時、迷わず「海外へ行く!」と決めました。

しかし、私に立ちはだかる壁、それは「留学費用」。

決して、裕福な家庭とは言えない環境で育った私は、両親の援助も難しく、なんとか自力で海外へ行けないものかと色々と調べた結果「ワーキングホリデー制度」を使い、海外へ行く!と決意しました。

高校卒業後、半年間はアルバイトをしながらワーホリ資金を貯めて、なんとか航空券・語学学校の学費(1ヶ月間)・ホームステイ代(1ヶ月間)・ある程度の生活費を貯めることが出来、晴れて渡豪!

ワーキングホリデー先にオーストラリアを選んだ理由は、イギリスやアイルランドのヨーロッパよりも安い・四季があり、日本との時差が少ないからでした。

その際の学校入学手続きやホームステイ先紹介・携帯電話申し込み・ビザ手続きなど細かい所まで、留学エージェントを使いました。英語力があまりなかった私には、とても心強かったです。

ワーホリスタート!と張り切ったものの、ホームステイ先でホームシックに

無事にオーストラリアへ入国し、空港についた私は、ホームステイ先のママに迎えられ自分が使う部屋や家族を紹介されドキドキワクワク。

しかし、ママから「明日からキャンプに行くからね!5家族で!楽しみにしていて。」と告げられ、何が何だか分からないまま、翌日数時間車に揺られ郊外のキャンプ場へ。

大人10人・子ども8人、しかも全員オージー!!という、当たり前だけど私にとっては当たり前じゃない環境の中、始まったキャンプ。

当時の私は、英語・海外大好き!憧れ!英語得意!と張り切ってたモチベーションが一気に下がってしまう程、周りの大人達そして子ども達が言っていることでさえも分からなく、なんとなく言っていることが分かったとしても何て英語で返したらいいのか分からない、そんな状況でした。

みんなが寝静まった夜に日本から持参した電子辞書を見ながら、どうしたらいいのか…悩んでいたら自然と涙が出てきて、日本そして家族が急に恋しくなってきました。

18歳だった私が初めてホームシック・ジャパンシックになりました。

「もう、帰りたい。何言ってるのか分からないし、どうしていいのか分からない。」

そんな時、ふと夜空を見上げると、日本では見たこともないくらいの満天の星が輝いていて、もう少し頑張ってみよう!と思ったことを今でも覚えています。

それから、英語で話しかけられてもちゃんと目を見て、聞く耳を持って、理解しようと接するように努め、ゆっくりでも間違ってもいいからちゃんと自分が伝えたいことを相手に言うことを心掛けていきました。

満点の星空

語学学校・多国籍な環境へ

ホームステイと同時に語学学校へ、1ヶ月間申し込みをしました。

語学学校を選ぶ際には、学費よりも「日本人が少ない・アジア人も少ない・ヨーロッパ圏の人たちが多い学校」を重視して選びました。

日本人がいるとどうしても日本人同士で仲良くなってしまい英語力上達にならないと聞いていたからです。

私が通った語学学校は、日本人はいたものの、多国籍の生徒達でとても刺激がありました。

日本人を含めアジア人は、文法が比較的得意な印象があり、ヨーロッパ圏の人たちは、会話力がある印象でした。

語学学校で仲良くなったスイス人の女の子は、同じスイス人の男の子に片思い中でしたが、同じスイスでも地域によりフランス語圏とドイツ語圏があり「会話が英語でないと出来ない、だから英語頑張るの」なんて。

そんな会話の中で私は、スイス人は場所によって話す言葉が違うんだと初めて知りました。

そういった意味で、世界各国から英語を学びにオーストラリアに来ている人たちと触れ合うことが出来、ワーキングホリデー先の国だけでなく、世界のいろんな国の事情など、視野が広くなったと思います。

英語コース終了後、いざ仕事とシェアハウス探し

1ヶ月間の語学学校とホームステイが終わり、日本で貯めてきた生活費も少なくなってきたので、仕事を探し、シェアハウスへ引っ越しました。

シェアハウスを探すにあたっても、英語力向上のため日本人とのシェアはしないと決め、中国人とのシェアハウスに決めました。

しかし、生まれた国も文化も言葉も違う人との共同生活。初めて、英語で口喧嘩をしました。

何が原因だったかは忘れてしまいましたが、些細なことだったと思います。お互いに、とても流暢とは言えない英語で言いたいことを言い、そして仲直りしました。

そんな経験があったからこそ、英語力も上がったし、そして今では良い思い出です。

仕事は、手当たり次第ホテルに行き、仕事をください!とレジュメを持って頼み込み、なんとか清掃の仕事を見つけました。

そこで同じ仕事をしていたのは、オージーのおばちゃん達!外国人は私だけでした。

2人1組になって色々世間話をしながら、部屋の掃除をしたり、休憩をしたり、仕事をすることによりさらに英語力も上がったと思います。

時給も日本食レストランなどよりも良く、根気良く、勇気を持って、ローカルジョブに挑戦することをお勧めします!

ローカルジョブに挑戦

オーストラリア・ワーキングホリデー留学体験談のまとめ

私は、ワーキングホリデーから帰国後も英語に携わる仕事を日本でしています。

それは、ワーキングホリデーの経験があり、現地で働き、住んだことによって生きた英語を身につけることが出来たからだと思っています。

しかし、ワーキングホリデー中には、日本人とつるんでばかりの日本人や親が留学を勧めて、自分の意思で来ていなく毎日遊んでばかりの日本人などと出会い、改めてワーキングホリデー・留学どちらにせよ100%英語が話せるようにはならない、話せるようになるかならないかは現地での自分の行動次第ということを身に染みて感じました。

これからワーキングホリデーや留学をする方は、明確な目標とそして留学エージェントなどで情報を得て、有意義なワーキングホリデー・留学にしてください。