最近、テレビのニュースやインターネットの記事でも、「海外での就労が稼げる!」と盛り上がっていますよね。

海外留学先として人気の英語圏の中でも、特にオーストラリアは実は世界一最低賃金の高い国なんです!2022年現在の、1時間あたりの最低時給は、なんと21.38ドル(約2,000円)!!

そして、週末になると「ダブルペイ」という制度があるので、土曜日は時給の1.5倍、日曜日は時給の2倍、そして祝日にはなんと時給の3倍のお給料がもらえるのです。

そんな魅力的なオーストラリアに実際に留学した場合、実際どのくらい稼げるのかをご紹介します。

1. 現地就労ができる主な留学プランと就労条件

オーストラリアで現地就労ができる留学プランは、以下となります。

1. 卒業ビザで現地就職する

オーストラリアでは、2年間以上の大学・大学院コースを修学し、卒業すると卒業生ビザが取得できます。

このオーストラリアの卒業生ビザには2種類のタイプがあり、ビザを取得する為の必要条件や滞在可能期間が異なります。

1. Graduate Work stream

こちらの卒業生ビザは、Skilled Occupation List(SOL)と呼ばれる職業リストに記載されている職業に関連する2年以上のコースを修了している必要があります。なお、卒業生ビザを取得すると、18ヵ月の滞在期間が認められます

2. Post-Study Work stream

こちらの卒業生ビザは就学する分野は関係なく、Bachelor(学士)以上のDegree(学位)が取得可能なコースを修了していることが必要条件です。

Bachelor Degree(学士号)2年間
Masters Degree(Couresework)(修士号)3年間
Masters Degree(Research)(修士号:研究)3年間
Doctor Degree (博士号)4年間

2. ワーキングホリデービザで現地就職・アルバイトをする

オーストラリアでは、1975年からワーキングホリデー制度が開始となりました。

歴史が長く、たくさんの日本人の方がすでにオーストラリアでワーキングホリデーを経験している分、他国に比べると現地の方が日本人の特性(勤勉さ・真面目さ)を理解していたり、親日派の方が多かったりもするため、比較的アルバイト先も見つけやすい傾向があります。

なお、ワーキングホリデーはアルバイトの複数掛け持ちもOK!

また、以前は同一雇用主のもとで働けるのは最長6ヶ月間/年間までという制限がありましたが、コロナ禍における労働力の減少を踏まえ、オーストラリア政府から同じ雇用主のもとで働くことができる期間への制限を撤廃するとの発表がありました。(2022年末まで実施される予定)

オーストラリアのワーキングホリデービザ申請条件
  • 年齢が18~30歳であること
  • 十分な滞在資金があること
  • 健康上の条件を満たしていること
  • 善良な人物であること

3. 学生ビザでアルバイトをする

オーストラリアでは2022年2月以降、学生ビザでのアルバイトの上限時間が撤廃されたため、時間無制限でアルバイトが可能です。

2. 現地就労でどれくらいの収入が見込める?

お給料は職種によっても変わりますが、以下大体の平均時給です。(※2022年11月現在)

日本食レストランAU$21.38~
ツアーガイド・お土産屋AU$21.38~
日本食工場AU$21.38~
ローカルのカフェAU$24~26
深夜営業のレストランやパブAU$30~32
ホテル受け付けAU$24
語学学校受け付けAU$21.38~

※日本人経営、アジア人経営の場合は、以下の様に母国の時給にあわせて設定されているお店も少なくありません。

日本食レストランAU$10~18
キッチンハンド/ウェイトレスAU$15~25
見習いシェフAU$11~18
ローカルショップAU$15~20
お土産屋AU$8~16

なお、今回最低賃金時給$21.38のローカルのお仕事で、週20時間程度アルバイトをされた場合のケースを算出してみました。

最低賃金時給$21.38で週20時間働いた場合の例(※2022年11月現在)

2週間AU$855.2(約80,000円)
4週間AU$1,710.4(約160,000円)

3. 各種留学プログラムのお薦め校

それでは次に、各留学スタイルでおすすめの学校をご紹介いたします。

1. 大学・大学進学

シドニー工科大学

University of Technology, Sydney シドニー工科大学

シドニー工科大学(UTS)はオーストラリア・シドニーにある州立大学で、シドニー中心部にメインキャンパスがあるシドニー唯一の大学です。

現在4万人以上の学生が在籍しており、ビジネス学部を筆頭にデザイン、建築、工学、コミュニケーション、IT、サイエンスに定評があり、世界120か国以上から留学生が集まってきています。

シドニー工科大学(UTS)はシドニー市内中心にキャンパスを構えているため、オーストラリアのクリエイティブ企業、スタートアップ企業、テクノロジー産業企業など、国際的な大手企業に囲まれています。

そのため、ビジネスの中心地にて最先端の知識を様々なケーススタディ、インターンシップを通じて身につけていくことができます。

クイーンズランド工科大学

Queensland University of Technology

クイーンズランド工科大学は、オーストラリア東部クイーンズランド州ブリスベンにあり、学生数35,000名以上を誇るオーストラリア最大規模の大学の1校です。

「即戦力となる人材育成・教育」「世界に通用する質の高い教育・研究」「国際的な環境での勉強」「各分野のリーダーである教授陣」を大学側としてもストロングポイントとして掲げています。

2. ワーキングホリデー

International Language Schools of Canada(ILSC)

ILSC

International Language Schools of Canada (ILSC)は、26年にわたり100カ国以上から留学生が集まってくるワールドワードな学校です。

発音矯正、スピーキング力アップ、ビジネス英語、テスト対策(TOEIC、IELTS、ケンブリッジ検定等)など130種類以上の選択制プログラムが充実しており、目的に合わせて生徒それぞれが受講内容をカスタマイズ出来るのもILSCの魅力の一つです。

3. 語学留学(3か月以上)

Greenwich English College

greenwich_logo

語学学校Greenwich English Collegeはオーストラリアの人気都市、シドニーとメルボルンにキャンパスがある語学学校です。

世界約30ヵ国以上から約1,300人が在籍しており、特にヨーロッパ人留学生に人気のあるケンブリッジ検定コースの開校数はオーストラリア国内の語学学校No.1です。

コースの選択肢の多さ(全11コース)・クラスレベルの豊富さ・国際色の豊かさから、皆様それぞれの英語レベルと目的に合ったクラスで日々英語を学ぶことができます。

海外就労が可能な留学プランならiae留学ネットにご相談ください

オーストラリアでは、現在オーストラリア政府が卒業生ビザの期間延長を協議していたりするなど、コロナ禍における労働力の減少を踏まえ、留学生やワーキングホリデーで渡航された方々の就労に向けて活発に土台づくりをしている傾向があります。

また、世界で一番高い最低賃金に加え、週末のダブルペイ制度も、留学生にとって大変魅力的ですよね。

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