少人数制のアットホームな大学、バンクーバーアイランド大学

皆さんは大学選びをするときに、どんなことを優先しますか？大学の知名度を優先する方もいれば、ロケーション重視、学びたい学問に強い大学、留学生サポートが充実している大学、など優先するポイントはお人によってそれぞれだと思います。

もしあなたが、「コスト重視」「アットホームな大学」を探していたら、カナダの西海岸ブリティッシュコロンビア州にある大学、「バンクーバーアイランド大学」を検討してみて下さい。

ブリティッシュコロンビア州の郊外ナナイモにある、バンクーバーアイランド大学

1932年に創立されたバンクーバーアイランド大学は、ブリティッシュ州内に4つキャンパスを持ち、学士号と修士号を提供する総合大学です。

大学というと100名以上の大人数でのレクチャー（講義）も多いですが、こちらの大学では1クラスあたり30名弱と少人数制の大学です。教授はクラスルーム外で会っても認識してくれるほど。クラスメイト同士や教授との距離感が近い、アットホームな大学だと言えますね。

また大学のキャンパスがあるナナイモは、バンクーバーからフェリーで約1時間半のこじんまりとした島です。

実は私も一度ナナイモに行ったことがあるのですが、小さな落ち着いた雰囲気の町で、ナナイモに住むカナディアンは週末にカヌーをしたり、バーベキューをしたりアウトドアを楽しむ、そんな場所の様です。また、勉強に集中するにはもってこいの、安全な場所です。

バンクーバー行きのフェリーがあるので、週末は少し都市部に行きたいなといった場合にも、日帰りで行けるような距離感です。

そんなナナイモにあるバンクーバーアイランド大学では、120以上のプログラムを提供しており、学士号や修士号はもちろん、準学士号や1年程度のサーティフィケートプログラムもあります。

日本人留学生はまだあまり多くないので、日本人が少なめの環境を求める方にはお勧めです。毎年10名ほど入学されるそうですが、全体の学生数は14,500名ほどなので、仮に一学年に10名ずつ日本人学生がいたとしても全体の1%未満しか居ないのです。

また、もしも困ったときは日本人スタッフが大学に居るので安心です。

バンクーバーアイランド大学で人気のプログラムは？

バンクーバーアイランド大学はサーティフィケートから修士号まで、様々な学位プログラムを提供しています。中でも人気なのが、観光学と経営学です。

ここでは、人気プログラムの特徴をご紹介します。

バンクーバーアイランド大学の観光学は、2年間のディプロマと4年間の学士号プログラムがあります。2年のプログラムを経て就職を目指すことも出来ますし、さらに2年の就学を経て学士号取得を目指すことも出来ます。

プログラムの1、2年目は実践的な内容になっており、学校内のレストランを使いながら、食事&ドリンクのサービスについてやマネジメント方法を学びます。

他にも学外でのイベントに参加したり、バンクーバーアイランド大学が推奨するCo-op（コープ）、給与を得ながら実際の社会で就労経験を得る機会を設けながら、実践的スキルを養います。

3、4年目は研究課題が課せられます。研究課題の一貫でホスピタリティー業界のリーダーと会う機会があり、カンファレンス計画やビジネスプランの提示などが研究課題では多い題材となります。

経営学は、グローバルな事業運営、新興市場、およびテクノロジー対応組織に注力しながら学んでいくプログラムです。選択科目は幅広く柔軟性をもって選択することが出来ます。

バンクーバーアイランド大学の卒業生が、業界に必要なスキルや知識をもって即戦力となれるように、在学中にしっかり準備ができるプログラムとなっています。

出願条件、この大学に入学するには何が必要？

バンクーバーアイランド大学に出願する場合、必要となる書類や語学力は以下となっています。

もし出願時点で規定の英語スコア無い場合に関しても、条件付き合格を目指すことが出来ます。またバンクーバーアイランド大学付属の英語コースからスタートし、英語力を補うことも可能。

バンクーバーアイランド大学に進学する場合に必要となるお金はどのくらい？

バンクーバーアイランド大学を進学先として選ぶ場合、どのくらいの留学費用が必要になるか、知っておきたいですよね。以下、学費および生活費を含む、概算留学費用をぜひ参考にしてみてください。
※料金は2021年1月現在発表の金額を参照

バンクーバーアイランド大学は他の大学に比べると比較的リーズナブルで、学費に関しては、日本の私立大学に通うのとあまり変わらないぐらいです。

コストを出来るだけ抑えて海外進学したい方にはお勧めの大学です。

キャンパス風景、学校の雰囲気が分かる動画