こんにちは!Emiです。

私は2014年7月にカナダに渡航し、2016年10月に、永住権をファミリークラス(コモンロー)というカテゴリーで取得しました。今回は、私が永住権を取得した方法を紹介します。

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プロフィール Emi

2014年7月~カナダ在住。海外で英語を勉強しながら生活したい!という 長年の想いを捨てきれず、2014年遂にバンクーバーに渡る。3ヶ月語学学校に通い、その後ワーホリビザに切り替え、カフェで働く。ある学校との出会いにより、今までは考えもしな かったマッサージを学ぶことを決意。学校卒業後、永住権を取得し、現在はbodyworker(マッサージセラピスト)としてスパで勤務中。

カナダ留学の先に永住権申請を考えた理由

私が永住権申請に向けて具体的に動き出したのは、カナダに来て9ヶ月の頃でした。きっかけは、付き合っているカナダ人の彼とそのままずっと一緒にいたいと思ったから。

不思議なことに、自分の中でこの人とずっと一緒にいるっていう確信があり(少なくても私は思っていた笑)、そのためにもワーホリ終了後もカナダに住み続けるようにしたいと思っていました。

ワーホリ等のビザが切れてしまった後は、カナダには半年間、ビジターとして引き続き滞在できますが、それ以降滞在を延ばす場合は、滞在するステータスを確保しなければなりません。(学生ビザ、ワークビザ、永住権など)

そんな中で、カナダにはコモンローという制度があり、それに関係した方法で、永住権を取得できるということを聞いたことがありました。

コモンローとは、夫婦ではないけれども、事実婚または内縁の関係にある2人のことです。日本ではあまりいいイメージはありませんが、カナダでは、結婚せずにそのような関係にある人はたくさんいます。

カナダ永住権取得

ファミリークラスでのカナダ永住権申請

永住権と一言でいっても、申請するカテゴリーはたくさんあり、カテゴリーの数は何十種類もあるそうです。その中で、私は申請したカテゴリーはファミリークラス(コモンロー)。

カナダの国籍や永住権を持つ方の配偶者やコモンローパートナーは、パートナーがスポンサーとなり、ファミリークラスで永住権を申請することが出来ます。

コモンローの関係を満たす2つの条件として、

  • 1年以上同棲していること
  • 財産をシェアしていること

要は夫婦同然の暮らしをしていることです。

「そしたらあと半年ちょっとで、住んでから1年になるから、コモンローとして申請出来るのか!」
と最初思っていたのですが、「いや、そんなわけある?その事実を証明しないといけないよな…」と途中で気付きました。笑

コモンローというカテゴリーで永住権を申請するには何が必要なのか、どういうプロセスなのか…気になった私はまずネットで調べていたんですが、個々のケースは違うし、疑問点をちゃんと解消したい。

申請する準備を整えるためにも、エージェントに話を聞きに行くべきだと思い、バンクーバーにあるVISA JPCANADAのオフィスに行って来ました。

そして申請に向けて、具体的に何が必要なのかを確認しました。また、申請前、申請中に注意しなければいけないことも聞きました。

準備から申請まで

カウンセラーさんと話したことですぐに準備を始めるべきものがわかり、さっそく取り掛かりました。それは継続して同棲していることを証明する書類で、最低でも1年間分集めないと申請出来ないということでした。

私の場合は、オンラインで見れるようになっていた月ごとの携帯電話やクレジットカードのstatement を、毎月手元に郵送で届くようにしました。彼も同じです。2人とも毎月同じ住所でそのstatementを受け取るということで、彼と私が継続して同棲しているという証明になります。

申請するまでの準備の段階で、難しかったことは特にありません。ファミリークラスの場合、英語のテストなどを受ける必要がありませんでした。

しかし、私たち2人の関係を証明するのに時間がかかりました。

1年以上継続して同棲しているというのを証明しなければならなかったり、付き合った頃からの写真を集めたり、親族や友人からの証言が必要だったり。

申請に必要な書類は多く、揃えるのが大変でしたが、逆にいえば、きちんと書類が揃っていればファミリークラスの場合は審査に通ることが多いようでした。

そのため、書類チェックもカウンセラーさんにお願いしました。申請費もかかるので、確実に承認されるためにも。

そして、私が永住権を申請してから2ヶ月半で承認の連絡が来ました。想定外の早さにビックリです!

個々のケースは異なるため、永住権申請をサポートしている信頼できる専門家に相談して、どういう方法を取るのがベストか一緒に考えるのが良いと思います。お金はかかりますが、永住権の申請には時間と労力、そして申請費もかかりますので、承認される確率を上げるためにも相談する価値があります。

また、初回は無料でカウンセリングをしてくれるところもあるので、申請するカテゴリーの種類についてや、どういう方向で行きたいのか、現実的に考えて移民できる可能性はあるかなど、アイディアをつかむためにも、まずは話してみるのが良いと思います。

丁寧で迅速な対応をしていただいた担当のカウンセラーさんには、とても感謝です。

カナダの永住権取得に向けて

移民を考えている方は、情報収集に努め、早い段階で準備を始めるのをおすすめします。

どんな方法で永住権を取得するにしろ、用意しなければいけない書類は多く、中には日本から取り寄せなければならないものや、いろんな機関が関わっているために、書類1つを得るのに多くの場所に足を運ぶ必要があるものもあります。

私のケースのような、同じ種の書類を継続して1年集めないといけないような場合もそうですが、スタートが遅れると申請出来るようになるのが遅くなってしまうので、早めの準備が大切です。

私のように、コモンローのカテゴリーで申請を考えている方は、特に早めの準備を。申請するための書類を集めるだけでも、最低1年かかります。

また、関係を証明するのに必要になるので写真をたくさん撮っておくこと。できれば家族と一緒のものもあれば尚良いです^^

今滞在している国に住み続けたいと思ったら、ネットでの情報収集や、専門家に相談したりして、早めに行動してみてください。

海外に移住したいという多くの方の夢が叶いますように!

カナダ永住権取得2
山梨の実家にも一緒に行きました
カナダ永住権取得3
キューバに行った時。パートナーとの海外旅行の写真があるとより良いみたいです