今回は、エンジニアリングで優秀なシドニー工科大学のEngineeringコース詳細についてご紹介致します。

シドニー工科大学(UTS)は「工科大学」というその名のとおり、ITやエンジニア系に強みを持つ大学です。

2019 Academic Ranking of World Universities(ARWU)のComputer Science & Engineering部門でオーストラリア国内第1位、世界29位となっています。

シドニー工科大学とは?

University of Technology, Sydney シドニー工科大学

シドニー工科大学(UTS)はオーストラリア・シドニーにある州立大学で、シドニー中心部にメインキャンパスがあるシドニー唯一の大学です。

2023年度QS世界大学ランキングでは137位と急成長中であり、かつ創立50年以内の新しい大学としては世界ランキング10位内にランクインしています。

現在4万人以上の学生が在籍しており、ビジネス学部を筆頭にデザイン、建築、工学、コミュニケーション、IT、サイエンスに定評があり、世界120か国以上から留学生が集まってきています。

なお、雇用者の評価、卒業生の活躍、主要企業との共同研究実績、企業などの学内採用活動、卒業生の就職率からなる5つの評価項目をもとにした、2022年QS Graduate Employability(雇用可能性)では世界62位、オーストラリア国内5位にランクインしており、オーストラリアのトップ大学(Group8)以外の大学で雇用面で非常に高い評価を得ています。

シドニー工科大学のエンジニアリング(工学部)について

シドニー工科大学のエンジニアリング学部は大変専門性が高く、コースが多岐にわたるのが大きな特徴です。

学士号コース一覧

  • Biomedical engineering(生体医工学)
  • Civil engineering(土木工学)
  • Civil (Construction)(土木工学/建築)
  • Civil (Structures)(土木工学/構造)
  • Civil and environmental engineering(土木環境工学)
  • Data Science engineering(データサイエンス工学)
  • Electrical engineering(電気工学)
  • Electronic engineering(電子工学)
  • Electrical and electronic engineering(電気電子工学)
  • Flexible engineering(柔軟な工学)
  • Mechanical engineering(機械工学)
  • Mechanical and mechatronic engineering(機械メカトロニクス工学)
  • Mechatronic engineering(メカトロニクス工学)
  • Software engineering(ソフトウェア工学)

修士号コース一覧

Management courses(マネージメントコース)

  • Master of Engineering Management(エンジニアリングマネジメント)

Technical courses(技術部門コース)

  • Master of Engineering(エンジニアリング)

Technical majors(技術専攻)

  • Biomedical engineering(生体医工学)
  • Civil engineering(土木工学)
  • Computer Control Engineering(コンピューターコントロール工学)
  • Cyber Security Engineering(サイバーセキュリティー工学)
  • Electrical Energy Systems(電子エネルギー工学)
  • Environmental Engineering(環境工学)
  • Geotechnical Engineering(地盤工学)
  • Manufacturing Engineering and Management(製造工学とマネージメント)
  • Operations(オペレーション)
  • Robotics(ロボット)
  • Software Systems Engineering(ソフトウェアシステム工学)
  • Structural Engineering(構造工学)
  • Water Engineering(水工学)

Master of Engineeringコースについて

シドニー工科大学のエンジニアリングコースでは、専門技術者が学部課程で得た知識とスキルを深めるのと同時に、マネージメントならびに専門工学の知識をより深めます。

専攻分野で独自のプロジェクトを実施することで、知識を深め、実践的なスキルを身につけます。

授業内容について

Master of Engineeringでは、合計72単位学習します。

プロジェクトコンポーネントは準備科目とプロジェクト(専攻分野)で構成されており、通常はコースの最後の2つのセッションで実施する必要があります。

  • Professional Engineering stream(プロフェッショナル・エンジニアリング)18単位
  • Major choice (Engineering PG)(専攻選択:工学系)42単位
  • Electives (Engineering)(選択科目:工学系)12単位

指定された専攻のいずれかで、合計42単位(プロジェクトの構成要素を含む)の科目を修了すると、専攻が付与されます。

主専攻

  • Biomedical engineering(生体医工学)42単位
  • Civil engineering(土木工学)42単位
  • Computer Control Engineering(コンピューターコントロール工学)42単位
  • Cyber Security Engineering(サイバーセキュリティー工学)42単位
  • Electrical Energy Systems(電子エネルギー工学)42単位
  • Environmental Engineering(環境工学)42単位
  • Geotechnical Engineering(地盤工学)42単位
  • Manufacturing Engineering and Management(製造工学とマネージメント)42単位
  • Operations(オペレーション)42単位
  • Robotics(ロボット)42単位
  • Software Systems Engineering(ソフトウェアシステム工学)42単位
  • Structural Engineering(構造工学)42単位
  • Water Engineering(水工学)42単位

コース詳細ならびに入学条件について

Master of Engineeringの基本情報や費用、入学条件については、こちらをご覧ください。

コース名Master of Engineering(エンジニアリング学部修士号)
期間1年間
入学時期2月、7月
学費AU$66,384/ 年(※2023年4月現在)
入学条件
  • IELTS Overall 6.5(各セクション6.0)以上
  • 大卒(GPA3.0以上)

キャンパス風景、学校の雰囲気が分かる動画



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シドニー工科大学のエンジニアリング学部は、専攻内容が多岐にわたることからおわかりいただけるように専門性が大変高く、専門分野のより深い知識や実践的スキルを習得することができます。

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