こんにちは、今回は私のアメリカ高校留学体験談を紹介します。

アメリカの高校はクラスや担任の先生、運動会というものがなく同じキャンパスにいても皆違う時間を過ごしています。

飛び級などの影響もあり、年齢が違う生徒も大勢います。

同じ年でも全く違う内容の勉強をしている生徒も多くいるので、とまどいもあるとは思いますが、刺激になるでしょう。

アメリカの高校留学で学んだこと

アメリカ高校留学1

アメリカの高校留学中は自分でしたい事を決める

日本にいる時は皆と同じ事をするのに精一杯でしたが、アメリカへ行ってからは自分でしたい事を見つけるようになりました。

アメリカでは意見を言わないと、相手から聞いてくれる事は少ないのですが、意見を言うと聞く耳をもってくれます。

もし仮に自分の意見が通らない時でも、ちゃんと意見をいうことができる人と評価をしてくれます。

また日本の生活であれば、団体生活での協調性を問われるのですがアメリカだと意見を持つ必要があるのです。

自分の意見をいうという事は普段から自分が何をしたいか、また何をすべきか考えているということになります。

アメリカで生活をしている自然とそういったことが身につきます。

アメリカ高校留学中の部活動について

アメリカの高校では1年間ずっと同じ部活にいるという事が珍しく、1学期ごとに違うスポーツをするのが主流です。

メジャーリーガーでも大学時代はアメフトをやっていたりということはざらにあります。

日本であればひとつの事に没頭していたといえば聞こえは良いのですが、アメリカでは色々とチャレンジする事が評価されます。

チームスポーツに入っていると、定期的に周りの色々な学校との試合をします。他の学校との交流が楽しみにもなります。

留学したばかりの時は言葉が通じなく困る事もあるのですが、スポーツを通して友達ができて、英語も伸びる事があります。

キャバレーって知ってますか?

アメリカの高校でいうキャバレーとは、日本の高校で言う文化祭のようなもの。

日本のようにクラスごとの出し物ではなく、個人でそれぞれの得意な事を発表します。

歌、ダンス、楽器、手品、また留学生も多いので自分の国の文化をアピールする学生もいて盛り上がります。

参加が強制ということはなく、希望者だけがでるのでより盛り上がります。アメリカ生活で自分の意見をもち、アピールをする事にも慣れてきた頃にあるのでさらに自分をみんなに知ってもらうチャンスです。

アメリカの学校は徹底的な成果主義

アメリカは小学生の頃から成果主義です。

能力があると思えば飛び級もありますし、逆に足りていないと判断されれば留年という事もあります。

日本ではクラスが決まっており、基本的には1日クラスメイトと同じ授業を受けるのですが、アメリカは数学の教室、科学の教室など決まっていて生徒が移動します。

皆1日のスケジュールも違いますし、レベルも違います。

学年という概念もあまりありません。同じクラスを受けていても年齢が違う事も頻繁にあるのです。

また日本だと皆に答えて欲しいと色々な生徒に発言をさせるのですが、アメリカではそういう事は少ないです。

自分から積極的に授業に参加していかないと、長い間その授業で発言をしていないという事もよくあります。

日本では謙虚、協調性があると見られることでもアメリカでは自己アピールがないだけと判断されます。

アジア人と仲良くなる

アメリカの高校にもよるのですが、色々な国の人が通っている学校も多くあります。

アメリカ留学は英語だけでなくアメリカの文化を知る事も大きな目的なのですが、知り合える人はアメリカ人だけではありません。

中国や韓国の人たちと仲良くなる事も多いです。アメリカの文化に対してカルチャーショック、英語がなかなか通じないなどアジア人と共通の思いを持つ事が多くなり、自然と仲良くなる事が多いです。

日本人留学生の中では英語も中国語も習得する人も多くいるのです。また中国人の留学生で英語よりも日本語を覚えて帰国する生徒もいます。

生徒それぞれ、勉強する目的が違う

皆がある程度同じ目的を持っている日本の高校と違いアメリカの高校は勉強をしている事も目的も、また年齢も国籍も全てが違います。

困った時に助言してくれるカウンセラーはいますが、先生やカウンセラーから声をかけてくれる事はあまりありません。

逆にこちらから相談行くと、親身になって話をしてくれます。

アメリカの高校には入学式も運動会も文化祭もありません。

また担任の先生も決まったクラスもないのです。

アメリカの高校生は皆それぞれ違った目的で、違ったスケジュールで動いているのです。

夏休みは通常3ヶ月あり、宿題もありません。

この期間はサマースクールに通う生徒、バイトをする生徒、ボランティアをする生徒など皆様々です。皆が自分で考えて高校生活をすごしています。

最初は慣れないかもしれないのですが、だんだんと慣れてきて自分自身の事をより考えるようになります。

慣れてくると日本よりも自己アピールはしやすいと思います。

皆と同じでないといけないという考えは全くアメリカ人にはなく、もともと皆が違うのが当たり前という考え方です。

アメリカ高校留学体験談まとめ

アメリカ高校留学2

いかがでしたでしょうか?

アメリカの高校に必死についていこうとすると自然と身についてくるものなので、あまり心配はしなくて良いでしょう。

ある程度の勇気が最初は必要ですが、皆が貴方の事をだんだんとわかってくれるに違いありません。