フィリピン留学が今程人気になる前の2011年にフィリピンのイロイロという所に語学留学に行きました。単に価格が安いからという理由だけで即決してしまった留学ですが、価格以上のかけがえのない経験をすることができました。

これからフィリピン留学を考えている人や気になっている人にも役に立つ経験談をお伝えします。

フィリピン留学経験談

フィリピン留学1

英語能力+α

もちろん語学留学なので、英語力の向上は外せません。フィリピン留学のメリットは、マンツーマンとグループの授業が上手く構成されていて、個人にあったレベルから始められるところです。

私の通った学校はややスパルタタイプだったので、夜は強制自習がありました。マンツーマンのチューターから日記の宿題が課されていたため、ライティングの実力はうなぎ上りで毎月末にある実力テストのライティング部門で表彰されたのが今でも自信になっています。

次に、α部分について言及します。日本にいたら、自分から環境を変えることがないので、交際する人はほぼ限られてしまっていました。しかし、フィリピンにおいては韓国や中国、台湾からも英語を学びにきていて刺激になりました。

お互いの言葉を教え合ったり、一緒に休日に世界遺産のミアガオチャーチの見学をしに行ったりしました。金曜は授業を休んで人気ビーチのボラカイやギマラスに小トリップもしました。シュノーケリングやバーベキューをしていつもになく笑って過ごしたのを覚えています。

国籍が異なるだけでなく、学生や看護師、カメラマンなど職業も年齢も異なるので色々な価値観に触れることができて面白いし、色々な生き方があると気づきました。

フィリピンは意外に発展しているという事実

日本にいる時はフィリピンという国に対してあまり深い興味はありませんでした。それ故に原始的、治安が悪いなど先入観がありました。

確かに、友達がジプニーに乗っている時にスられたり、街で発砲事件があったと聞いたことはありました。しかし、個人で注意しながら生活していれば大丈夫な程度です。

また、学校は韓国人が経営するプール付きのリゾート風の綺麗な施設でしたが、インターネット環境は良いとは言えず、トイレやシャワー事情は悪かったです。しかし、元々の私のフィリピンに対するイメージが現実とかけ離れていただけに、現実のフィリピンの光景は衝撃でした。

実際には学校の近くにSM Cityという大きなショッピングモールがあり、必要な物は揃えることができるので何の不便もありませんでした。フィリピンにこんな大きなショッピングモールがあるというのは驚きでした。

飲み屋街もあり、金曜の夜は自習がないので、みんなで夜の街に飲みにでかけていました。大音量でノリの良い音楽を聞きながらマンゴージュースを飲むのが楽しみでした。

フィリピン人は余裕がある

日本人は毎日時間に追われるように忙しくしています。心の余裕が無いように見えます。また、島国であるためかどこか自分達と違う人に対して寛容ではないように感じます。

例えば、日本では当時トランスジェンダーやゲイの人などマイノリティと呼ばれる人に対しての視線は冷たく、7年経った今でこそ当時より寛容になりつつありますが、それでも尚偏見を持つ人もいます。

一方、フィリピンでは留学当時から学校にもトランスジェンダーのチューターがいましたし、ゲイのチューターもいて個性豊かでした。みんながお互いを認め合い、受け入れる環境は素敵だと思いました。

フィリピンの人の雰囲気はみんな柔らかく、性格はポジティブで、明るい人が多かったです。また、優しく接してくれたのはとても有り難かったです。

チューターが自宅に招いてくれ、フィリピン料理をもてなしてくれたことはとても印象深いです。家族を紹介してくれましたし、家の周りを案内してくれました。意外に日本と関連するものもあり、日本とフィリピンの繋がりを感じました。フィリピンの人の普段の生活を垣間見られたのはとても貴重でした。

また、帰国する1週間前に韓国人と台湾人の友達に誘われて見学したネグロス島バコロド市のマスカラ・フェスティバルはフィリピン人の人間性を物語っているかのようなお祭りでした。みんながマスクをして派手な衣装に身を包み、町中を練り歩くお祭りです。見ているだけで心が躍りますし、日本にいる時にはない解放感と高揚感はしばらく続きました。

フィリピン留学経験談まとめ

フィリピン留学2

日本に帰国してからは、フィリピンにいた時のような刺激がなくてしばらくはフィリピンが恋しかったです。しかし、元々は英語を使った仕事がしたいと思い立ってフィリピンに行ったため、英語の資格試験も受け、夢を叶えようと奮い立ちました。

英語学習に数年のブランクがあったにも関わらず、フィリピンで勉強した甲斐あってか帰国後に英検準1級を取得するとこもできました。

フィリピンでお世話になった人がいつも背中を押してくれている気がします。いつも彼らの笑顔が思い出されて励まされます。再び訪問したいと思いつつ、まだ叶っていませんが、いつか再びフィリピンのイロイロを訪問したいと思っています。