みなさんこんにちは、iae留学ネット、ニュージーランド担当です。

今回はニュージーランドへ卒業目的で3年間留学した学生さんからの体験談をご紹介します。

「私は中学卒業後、3年間の高校留学をしました。

ただ一つに留学と言っても、中学生の時点で留学をしに来ていたり、高校生だったり大学生がいたりしますよね。

そして、年齢によってそれぞれ違う経験が得られると思いました。目的によって自分にあった、留学の仕方があると思います。」

ニュージーランドへの留学、まずは出発まで

私は初めて行ったオーストラリア旅行で日本とは全く違う空気に魅せられたことで、14歳(中3)の春に高校留学をしたいと思い始めました。

地元の学校に行くことは全く考えず、ただただ外国に行くとだけ心に決めていました。

ニュージーランドには行ったことがありませんでしたが「オーストラリアから場所が近い」「人が優しい」「ゆったりとした国」と聞いたのでニュージーランドでの高校留学を決めました。もちろんですが、オーストラリアとはまた全然違った雰囲気を持った国でした。

現地の学校に通って学んだ大きなこと

ニュージーランド留学

ホストファミリーとの生活

3年間の経験で、一番自分自身に影響を与えたのは、ホームステイ先のホストファミリーの存在でした。

ホストファミリーがどんな人なのか、どんな存在になるのかを知らない、それどころか英語すらまともに喋れなかった私がどうやってコミュニュケーションが取れるのかと不安に思っていました。

飛行機を降りて見えた景色、初めて飛行場からホストファミりーのお家に走った道を今でも鮮明に覚えています。

当時の私は「How are you?」「I’m good, thank you.」だけの決まった会話だけしか出来ませんでした。

「Not yet」などの言葉すら知らなかった私に、香港人のホストシスターが教えてくれたほどでした。

私が留学をした目的は違う国の文化を知りたい、世界を知りたいということでした。

なので私は、ホストファミリーが普段生活しているように生活をすることにしました。

ご飯はもちろん、生活スタイル、お風呂場、生活の一つ一つが違いますが、世界各国共通なのは家族がいるということです。

まず最初に(日本にいる)家族の大切さを学びました。

「行ってきます」「お帰りなさい」などを当たり前に行ってくれ、当たり前のようにありのままの自分を受け入れてくれていた家族の温かさをとても身に沁みました。

私は一年半でホストファミリーを変え、二つのホームステイを経験しました。

日本の家族が家庭ごとに生活が全く違うように彼らの生活も様々でした。

私にとっての当たり前、彼らにとっての当たり前が異なることはもちろんですが彼らの当たり前を学ぶことが大事だと感じました。

そして、思いやりを持つことです。

後先のこと、一緒に住む人のことをお互いに考えて生活することで気持ち良く生活することに繋がります。

日本から離れると、楽しいこと、悲しいこと、人の力が必要な時などにそばにいてくれるのはホストファミリーや友達ですよね。

自分の暮らし方や、ホストファミリーに対する態度によって、どんな存在にもなれることがよくわかります。

ホームステイ先では、自分以外にホストシスターやブラザーがいる場合があります。

彼らからも、他国の文化などを学ぶことができ、とても仲良くなったホストシスターとは、時には姉妹のような喧嘩をすることもありました。

二つのホストファミリーとは、何年も経った今でも連絡を取り合ったり、家族のような存在になることができたので、ホームステイを変えるという判断はとても良かったと思います。

飲食店でのアルバイトでの経験

外国でアルバイトなど頭の隅にすらなかった私ですが三年目にふと「アルバイトできるかも?」と思いました。

日本の履歴書とは違い、CV(履歴書)には自己アピールを作らなくてはならなかったのでホストマザーに手伝ってもらいました。

とりあえずダメ元でも受けてみようと飲食店に履歴書を置き、その日に電話がかかってきて、バイト生活はすぐに始まりました。

しかし、学校生活が第一だったので支障がないように、タイムテーブルを組んでもらいました。

英語で接客することや、たくさんの現地の方と関わる機会が増えたり、働いてる人との新しい出会いなど高校生活では得られない経験を得ることができました。

それと同時に、自分に対する「達成感」を得れたことが一番大きかったと思います。

二年前のあの時では考えられなかったのに、今は何かができるようになったんだ!と思うと、学校生活での勉強も頑張ろうと思いました。

また、日本と同様で飲食店の週末はとても忙しいので、頭の中はフル回転で英語を使います。働いてる中で、英語の勉強もしっかりできます。

英語が話せるといいこと

「英語が話せる=外国人と話せる」は、英語を第一言語としていない国々の人達とも会話ができるということなんですよね。

もちろん私が留学したニュージーランドにも、アジアやアフリカや南アメリカの国の人たちがたくさんいました。

日本語を話しても、彼らの言語を話しても通じ合えないのに英語を話せば通じ合えることの喜びが大きかったです。

個人的に、とっても素晴らしいことだと思うんですよね。

人と人同士なので、英語が完璧でなくても大丈夫です。

「ここでも英語が使える」「英語のおかげで友達ができた」なんてこともたくさんあると思います。

私もニュージーランドで暮らした3年間で、世界各国のお友達ができました。

時には彼らの言語を教えてもらったり、日本語を教えてあげたり、母国のご飯を作ってきてくれたりと、これもまた日本にいたら中々出来ない経験だと思います。

留学を終えた後でも、旅行をした時でも、日本で外国人であった時でも、とりあえず英語を話してみたらお友達の輪や自分の世界を広げることができますよね。

留学先で学べるいろんなこと

留学先で学べるいろんなこと

留学に行く目的は、どんなものでもいいと思います。

親が勧めた人だって、日本が嫌な人だって、アメリカ映画に憧れているから、英語を話せるようになりたいからなど、理由は人それぞれです。

どんな理由でも間違いではないですよね。

何かしらに気づくこと、新しいことを知るチャンス、自分がしたいことを知るきっかけになると思うからです。

中には夢を見つける人だっています。

留学中の時間を有意義に過ごすために、自分の目的をはっきり自覚し、目標達成に繋がるための生活を日々続けることで学べることはどんどん多くなっていくと思います。

私も上記に挙げた以外にもたくさんのことを学びました。

そして、その全てが今の自分や、これからの自分にプラスになっていくと思います。

ニュージーランドの高校留学だからこそ得られるもの

いかがでしたでしょうか、中学校を卒業して英語力に自信がないまま渡航した学生さんからの体験談でした。

10代のうちに海外留学に行く、また保護者の方からすれば送り出すことは大変勇気が必要なことです。

ですが、乗り越えた先には自ら考え、英語で海外の人と交流しながらグローバル人材へと成長していきます。

海外留学をご検討いただいているなら是非一度、お気軽にiae留学ネットにご相談くださいませ。