海外留学に行きたいと考える理由に、語学力の向上があると思います。

ただ、それ以上の明確な目的や、目標が見つからない人もいるのではないでしょうか?日本では、語学力は本当に身につけられないのでしょうか?

筆者の周りに、長期留学の経験ゼロでTOEIC800点以上を獲得した友人が二人いますので、二人を参考に語学力を向上させる方法について考えてみたいと思います。

もともと英語が好きな 友人A

私が知る友人をそれぞれA、Bとしてお話させてください。

まず一人目の友人Aは、英語が好きな人です。みなさんの周りにも、「英語が好き」という人はいるかもしれませんが、友人Aの特徴は、英語だけでなく、新しいことを知るのが好きなタイプ。端的に言えば、勉強が好きな人です。

そうすると、必然的に英語も平均よりできてしまうのですが、友人Aは、おそらく言葉に強い人だったと思います。日本語においても、並外れた読解力や文章力を持っていましたし、古文も好きでした。

おそらく本人なりの勉強法があったと思いますが、学校の先生から好かれていたというのは、大きく成長するポイントだったはずです。

よく言えば好かれていたのですが、先生方の期待の大きさは、いち生徒に対して向けるものではなかったと数年経った今でも思います。その大きな期待、大きなプレッシャーが、友人Aの「一番でいなければ」という強い想いに変わっていったのだろうと分析します。

海外留学経験の有無や英語力は、他人と比べるためのものではありませんし、先生に好かれる必要もなければ、1番でなければいけない理由もありません。ですが、友人Aを見ていると、自分にプレッシャーのかかった環境を作ることは、時に必要だなと感じさせられます。

英語学習において、自分にプレッシャーをかけたり、そういう状況に身を置いて挑戦してみることは、英語を修得する上で良い方法なのかもしれません。

大学受験のときに必死に勉強した 友人B

もう一人の友人Bは、TOEIC900点以上という、圧倒的な英語力の持ち主です。

いつ英語力が伸びたかというと、大学受験の時だそうです。もともと英語が得意な方ではなかったようですが、大学進学に対する不安から、真剣に勉強するようになって格段に英語力が伸びたと言います。

最初は、映画やドラマ・ラジオなどを聴き、それをひたすら書き取ることをしたそうです。リスニング力や単語力、単語のつづり、文法などが一度に学べるので、効果的ですよね。

何度も繰り返し聴き、8〜9割が聞き取れて、書き取れるようになるまで同じ音源で続け、それができたら次は違う音源を探して、また同じことを繰り返します。

「そりゃ、英語力あがるよね!」と、思いませんか。筆者も、この話を聞いたときは感服しました。このしつこいまでの繰り返しが重要だそうです。

友人Bは特にリスニングに苦手意識があったことから、この方法で英語の勉強を始めたようです。自分の苦手分野を克服できる独自の勉強法を見つけ出し、それをひたすら行うのが大切なのだと感じます。

共通なのは英語と向き合う時間

二人に共通しているのは、英語と向き合う時間、言い換えれば勉強のための時間を作っている、ということです。外側から見ていると、あたかも初めから英語ができた人のように思いがちですが、分析してみるとやはり努力の結果であることは間違いなさそうです。

とはいえ、自主勉強だけでTOEICの高得点が出せる人は限られています。英語に触れる時間を増やすという意味では、海外留学に行って、違う国の人と接したり、日本語と距離を置いたりするのが良い方法なのかもしれません。

友人から見えてくる英語勉強法まとめ

大切なのは、留学をどれだけ自分のものにして、成果を上げられるかです。海外に行くだけで英語がすんなり話せるようになるわけではないことを自覚しながら、海外留学に臨むことで、より有意義なものになるのではないでしょうか。

海外留学前や、留学中に英語力が伸び悩んでいる方も、ときには、根気強く、しつこく英語に取り組むことも必要ですね。