カナダにワーキングホリデーを使って渡航を計画していらっしゃいますか?

日本は世界29か国とワーキングホリデーが出来るよう協定を結んでおりますので、イギリス・オーストラリアなど色々な国でワーホリが出来る事を皆様ご存じかと思います。

一概にワーホリと言っても、渡航する国によって取得方法が異なります。今回は人気のワーキングホリデー先であるカナダのワーホリビザについてご案内させて頂きます!

カナダのワーキングホリデービザのシステム

カナダのワーキングホリデーは最長で1年間の現地滞在が可能で、カナダで学びながら働くことができる若者向けの特別プログラムです。参加者は人数制限が設けられており、日本人は年間6,500人程度が毎年抽選で選ばれ、カナダのワーホリに参加しています。

そのため、応募者全員が必ずいける!というシステムではない事をまずご留意ください。カナダのワーホリビザを取得したいなら、まずは抽選に応募して当選後にワーホリビザ申請の招待状が届きますので、招待状が届いて初めてビザ申請を進める事が出来ます。

カナダのビザ取得までの流れは以下の通りです。Step1~Step2までにどの程度時間が掛かるかは、その時の応募者総数によって異なりますが渡航時期を決めている方は早めに抽選の応募は終わらせておきましょう!

Step1応募する
Step2招待状を受け取る
Step3招待を受諾する
Step4ビザ申請
Step5バイオメトリクス(指紋採取)の提出
Step6ワーキングホリデービザの許可が下りる(許可レターが発行)

2024年度のカナダのワーキングホリデー最新情報

2024年度のカナダのワーホリビザについて、カナダ移民局が2023年12月11日に受付開始について発表いたしました。

2024年度のカナダのワーホリの予定発給数は6,500です。初回抽選は2024年1月8日の週が予定されています。2024年の年始・春に渡航を考えている人は一回目の抽選の前までには抽選の応募を完了させましょう。

予定発給数(全体)6,500名
初回招待状発給日2024年1月8日
最終招待状発給日未発表
招待状発給総数0
ワーキングホリデービザ残数6,500
招待状発給待ちの人数0

ワーキングホリデーはどのタイミングで申請するのがベスト?

では、ワーホリでカナダに行きたいと考えた時にどのタイミングでビザ申請をすればよいのでしょうか?ここで知っておきたいのが、ワーキングホリデービザ許可レターの有効期限です。

ワーキングホリデー許可レターとは正式にはPort of Entry (POE) Letterと呼ばれ、こちらはワーキングホリデーのビザが承認されたことが記載されレターです。オンラインでビザ申請が終わり、移民局側で審査が完了してビザ申請が承認されたことを通知するレターです。

注意しなければいけないのは、この「Port of Entry (POE) Letter(ワーホリ許可レター)」はワーホリビザではない事です。

このレターを持ってカナダ入国して、空港内のイミグレーションオフィスにて手続きを行うと実際のWork permit(就労許可証)が発行されます。そこから1年間カナダで就労することが出来ます。

Port of Entry (POE) Letter(ワーホリ許可レター)は発行されてから1年以内にカナダに入国して、ワーホリビザに切り替えなければいけません。

ですので、1年以内にワーホリでカナダに渡航することが決まっている場合には、早めにワーホリ許可レターを取得しておいても問題ありませんし、上記でカナダのワーホリは抽選式とご案内したように、実際にどのタイミングで招待状が届くかが分からないため早めに取得できるように動くのをお勧めいたします。

カナダのワーキングホリデーの申請方法

flow

画像はカナダ政府が出している、カナダワーホリのオンライン申請の流れです。

  1. 申請資格のチェック
    ワーホリの申請資格を満たしているかここからチェックしましょう。
  2. アカウント作成
    カナダ移民局(IRCC)のサイトにいき、MyCICというアカウントを作ります。申請や必要書類の提出、ワーホリ申請料金のお支払いは全てこのアカウントを通して行います。
  3. 応募
    ワーホリの募集受付(IEC Pools)が開始されたら、プロフィールを作成して応募します。抽選箱に入れた自分のアカウント情報は1年間有効となります。
  4. 招待
    定期的にある抽選会にて選ばれると、ワーホリビザ申請招待レターが届きます。このレターを受領した人だけワーホリビザ申請が出来ます。
    招待レターが届いたら10日以内に招待を受諾する必要があります。
    10日以内に受諾しなかった場合、招待レターは無効となります。忘れずに受諾してビザ申請手続きを開始しましょう。
  5. ワーホリの申請
    招待レターを受諾して申請フォームの質問に回答していくと、提出書類リスト(Document Checklist)が出てきます。
    リストにある全ての書類をアップロードして、申請料を支払いましょう。
    ワーホリの申請は招待レターを受諾した日から20日以内に完了させる必要がありますので、期限に気を付けましょう。
  6. バイオメトリクス(個人識別情報)の登録
    ワーホリの申請を完了すると、バイオメトリクス(個人識別情報)登録案内のレターが届きます。
    バイオメトリクスレターを受け取ったら、30日以内に所定のセンターで指紋と写真を提出して個人識別情報登録をする必要があります。
  7. 許可・承認
    バイオメトリクスの提出まで完了すると、移民局のほうで審査がはじまります。提出書類・バイオメトリクスに問題なければ承認され許可レター(Port of Entry Letter)が届きます。
  8. 1年以内の入国・入国時のイミグレーションオフィスにて、許可レターをワーホリビザに切り替える

ワーホリビザで出来る事、出来ない事

ワーホリビザで出来る事は渡航国により異なります。カナダの場合には、以下の事が許可されています。ワーホリビザでも最長6か月間学校に通うことが出来ます。

  • 最長6カ月間の就学
  • 最長1年間のフルタイム就労
  • 都市の自由移動

ワーホリ申請の条件をはずれてしまったけれどカナダで働いてみたい

ワーホリの申請を30歳までに出来ず、すでに31歳を迎えている方にはCo-op(コープ)ビザを取得してカナダで就労経験を積むことも可能です。コープ留学の詳細は、以下のコラムをご参照ください。


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