カナダのとある語学学校に留学したら同じクラスの生徒が全員日本人だった。日本食レストランで働いたことがあるけど従業員だけではなくお客さんもほぼ全員日本人だった。これらは信じられないかもしれませんがよくある話です。

これは留学を予定している皆さんにぜひ覚えておいてほしいのですが、英語を勉強する目的で海外に行っても、うまく英語環境を作れなくて結果的に英語を話せるようにならない、ということはよくある事実なのです。

今回はそのような質の悪い留学を避けるために、皆さんに有益な情報を提供しようと考えていますのでどうぞお付き合いいただければと思います。

カナダ留学するなら冬の留学ではなく夏の留学がおすすめ

「カナダに留学するのに一番おすすめの時期は?」

この質問に対する私の回答は「値段だけを考えれば絶対に冬の方がおすすめ」です。ですが「質で言えば夏がおすすめ」とも答えるでしょう。

なぜかというと、一般的に夏の間は世界各国の生徒が英語を勉強しにカナダの語学学校を訪れるからです。カナダの夏は、世界各国の人と英語使って異文化を勉強し、理解し合えるチャンスに恵まれた絶好の時期なのです。

冬の時期ですと語学留学には少数の学生しかいないことが大半です。

特定の国(スペインやサウジアラビアなど)は政府が学生に補助金を出している場合が多々あり、その国の政府方針でカナダに来る時期が夏の時期だけに限られてしまうこともよくあることです。

また、カナダの冬は寒いことで知られていて、冬の間は異文化を勉強できるイベントなどが少ないことも欠点です。例えば、カナダの移民者たちが各々の文化を知ってもらおうと開催するCanada National Event(CNE)や最近日本でようやく理解されてきたLGBTの代表格のPride Paradeなどの開催は夏の間だけです。ですので、このような異文化体験ができるチャンスを活かせるのは夏の時期しかない、ということなのです。

大都市より中規模の都市の滞在がおすすめ

留学の典型的な失敗と言えば「日本人が多すぎで英語を話せなかった」「カナダ留学時の英語力が低すぎたために日本人のグループから抜け出せず結果的に英語使う環境を作れなかった」「英語力が低すぎたためアルバイト先として見つかったのが日本食レストランのみだった」…。このような状況は決して質が高い留学とは言えません(少なくても英語力を伸ばすと言う意味では)。

ではこのような失敗を回避するためにはどうすればいいかですが、カナダに留学する前に英語力を十分に上げておく(理想はTOEICの600点程度)、または留学地を有名な場所以外の都市にするということがおすすめです。

例えばカナダ留学と言えば一般的にバンクーバーがおすすめです。ですが、英語を勉強すると言う意味ではバンクーバーはあまりおすすめできません。なぜならカナダ国内で日本人が一番多い地域だからからです。

おすすめの都市として私が考えるのは、日本人があまり多くないカルガリーやオタワなどです。このあたりの都市に滞在すれば、嫌でも英語を使う(使わないと生活していけない)環境に自分を追い込むことができます。そうすれば英語力は伸びていくはずです。

ホームステイだけではなくレジデンスもおすすめ

驚くことに、統計的に見て約80%の留学生がホームステイを体験します。ですが、レジデンス(カナダの大学などの寮のこと)を使う留学生はおそらくその10%にも満たないのではないでしょうか。レジデンスでの体験もまた素晴らしいものになることは間違いありません。

同じ世代の大学生と一緒に生活できるのがこのレジデンスの利点です。親友ができたり、やりたいことが見つかったり、などホームスティよりも利用する利点はもしかすると大きいのかもしれません。

民間の語学学校より大学付属の語学学校がおすすめ

留学生の皆さんが一般に語学学校と言っている学校は、民間の語学学校のことです。民間の語学学校では、入学を断られるということはありませんし、中間テストや最終試験などに落ちても退学になるということはありません。

悪く言ってしまえば、民間の学校ですので皆さんに勉強して頂いてなんぼと言う考え方です。また、民間の学校は他の民間の学校とコストなどで競ってますので英語の先生が大学を卒業していないといったこともよくあることなのです。

では、大学付属の語学学校はどうでしょうか?実際の話、こちらの方が質は間違いなく高いです。まず英語を教える先生の大半が大学卒であり、言語学を専攻していることが多いです。また、英語の授業内容の質も民間に比べるととてもフォーマルなものでビジネスレベルの英語を勉強している人には尚更おすすめです。

カナダ留学おすすめ情報まとめ

質の高いカナダ留学の仕方を説明してきましたがいかがでしたでしょうか?留学生の皆さんに人気の留学地はすべてが利点だけではない、と言うことも理解していただけたかと思います。

質の高い留学をしたいのであれば、できるだけ自分をそのような環境に追い込むことです。でなければ、英語の修得は簡単ではないのもまた事実です。