教育水準の高い国として知られているカナダの高等教育GDPは2.5%。

カナダには約90の4年制の大学、約170におよぶコミュニティカレッジ(2年制)があり、うち26校が2020年、QS大学ランキングに入っているほど。

すっかり日本でも知られるようになった、アメリカのコミュニティカレッジから大学への3年次編入(トランスファー)ですが、カナダでも可能ということをご存知でしょうか?

このページではカナダの大学編入についてご案内をしていきます。

注意すべき点、おすすめの学校等、紹介していきますね。

カナダのコミュニティカレッジから大学3年次編入について

カナダの大学に直接進学したい、でも成績が不足していることに悩むあなたへ。

カナダでもアメリカと同じようにコミュニティカレッジ(コミカレ、専門学校と短期大学を足して2で割ったような高等教育機関)に進学し、そこから4年制大学3年次に編入することができます。

注意しておくべき点としてカナダは州ごとに教育システムが異なります。

今回は大学編入制度が整った、西海岸、進学だけでなく語学留学先としても人気のバンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州について紹介をしていきたいと思います。

カナダのコミュニティカレッジからの大学編入とアメリカとの違いについて

まず最初に、そもそもコミュニティカレッジから大学編入ってどういうこと?という点から簡単なおさらいを。

コミュニティカレッジでは、4年制大学の1、2年次で学ぶべき基礎教養を勉強することができます。

カナダの大学に日本の高校を卒業してダイレクトに出願・入学することは極めて難しく、高い英語力や全教科(体育や音楽など含む)でかなり良い成績を取得していなければなりません。

いわゆる普通に学校に通っていたものの、高校3年生になりいざ進路に迷って色々調べてみた結果、カナダ進学したい、と気づいたときに良い成績が取れていなければならない、ということですね。

平均的な成績ではカナダの大学への入学許可はなかなか得られません。

でも、諦めないでください、まだチャンスはあります。

カナダにあるコミュニティカレッジに入学して、プログラム修了時に良い成績を取れていれば、希望する4年制大学へ編入できるチャンスがあるんですよ。

アメリカとカナダ、編入制度を利用する際の違い

カナダだけでなく、アメリカでも同様にコミュニティカレッジから4年制大学への編入は可能。

ただ、進路を選ぶときに注意しなければならないポイントがあります。

アメリカのコミュニティカレッジは入学に求められる英語力がカナダに比べ低く、それゆえにカナダよりアメリカを選ぶ学生もいます。

アメリカのコミュニティカレッジは入学時に大学編入プログラムを希望していても、コース参加途中、たとえばコンピュータープログラミングについて学びたい、と思ったとき、自由に履修する単位を変更できます。

アメリカのコミュニティカレッジを卒業した人の中には複数の専攻でサティフィケートやアソシエート(カナダでいうディプロマ)を取得している人が少なくありません。

一方カナダの場合、もしあなたが希望する大学を決めてコミュニティカレッジで大学編入コースをスタートすると、プログラム修了までの期間、各学期でどのコースを履修しなければならないか決まっています。

途中で違う何かを学びたい、と思っても変更ができません。

最初の出願時に大学編入コースを選び、文系にするか理系にするかを迷うことはできても、入学後、コース履修期間までには目標とする大学・専攻を決める必要があります。

なので、カナダで大学編入留学をする場合、何を学びたいか決まっている必要がある、ということになります。

コミュニティカレッジから大学への移管できる単位が分かります

カナダ・ブリティッシュコロンビア州でコミュニティカレッジから4年制大学へ編入する場合、どの単位がどの大学で、どの科目として認定されるか分かるシステムがあります。

例として、カナダ・バンクーバーで人気のコミュニティカレッジ、ランガラカレッジから、カナダの名門3大学のひとつ、ブリティッシュコロンビア大学(UBC)へ移管できる単位について見てみましょう。

BCtransfer画面

このシステムを利用して、希望する大学で何が認められるか、各コミュニティカレッジのカウンセラーと相談しながら、編入学先を決めていきます。

カナダでコミュニティカレッジ進学をする場合のメリット、デメリット

カナダの4年制大学に進学することが非常に難しい、というお話をしましたが、コミュニティカレッジなら入学用件に成績を求められることがなく、入学しやすいというのは大きなメリットのひとつです。

カナダはその教育水準の高さゆえ、コミュニティカレッジでもメインコース(大学編入やビジネスなどの学位取得)に参加するには、TOEFLiBT80以上、海外大学進学に求められるだけの高い英語力が必要となっています。

カナダにせよ、アメリカにせよ進学するには英語力、それも日本の受験勉強で身に着けた英語ではなく、海外進学に必要なアカデミックな英語力が必要なのですが、なかなか語学力が伸びず、英語力が若干低くても入学できるアメリカのコミュニティカレッジを選んでしまう学生も中にはいます。

ですが、カナダとアメリカでは将来性が全く違うんですね。

アメリカはコミュニティカレッジを卒業したあとにOPT、Optional Practical Trainingという制度を利用して1年間の有給・フルタイムでの仕事ができます。

その後大学に進み、学士号を取得すると再度、OPT申請が可能、なのですが、そこまでなんです。

一方のカナダはコミュニティカレッジ→大学編入、卒業後には3年間のワークパーミット、フルタイムの仕事をすることが可能。

コミュニティカレッジで学位取得後にワークパーミット申請も可能ですが、その場合、後に大学進学をして卒業した後には申請ができない、ということを覚えておいてください。

さらに、高等教育機関での勉強・学位取得+就労経験に加え、必然的に身に着く高い英語力を合わせれば永住権申請をすることまでできます。

最初の高い壁、英語力をなんとか身に着けることができれば将来、海外で活躍できる可能性があることが、カナダ進学留学の大きなメリット、となっています。

費用面から見る利点、メリットについて

カナダでコミュニティカレッジ進学を選ぶもうひとつの利点、それは学費、留学費用に関するメリットです。

ブリティッシュコロンビア大学へ進学した場合、1年間の概算費用は約CA$55,000~CA$60,000。

それに対し、コミュニティカレッジなら約CA$35,000程度に抑えることが可能。

2年間、コミュニティカレッジで基礎教養を学ぶことで、合計CA$40,000~CA$50,000、日本円で約350万円から約430万円も費用を節約できます。

その他にも、大学だと人気の講義の場合、参加者が100~200名の学生になるのに対し、コミュニティカレッジだと少人数、30名程度で勉強できるので、積極的に学ぶこともできます。

コミュニティカレッジからの進学で考えられるデメリット

カナダのコミュニティカレッジ進学で考えられるデメリットは、認識の甘さ、です。

良い話ばかりのコミュニティカレッジ進学ですが、実は途中であきらめてしまう学生も少なくありません。

英語力が不足していつまでも語学コースから抜け出せない、やっとメインコースに参加したものの思ったように良い成績が取れない、希望していた大学への編入どころか、ディプロマが取れるかどうかわからない、ということもありえます。

カナダの大学直接出願にせよ、コミュニティカレッジからの進学にせよ、楽をして名門大学へ進学することはできません。

平日5日のうち、2日~3日は徹夜を覚悟の勉強が2年続く、くらいの決意で海外大学進学には臨まなければならない、ということを覚えておいてくださいね。

ブリティッシュコロンビア州で人気のランガラカレッジを紹介します

カナダの西の玄関口、バンクーバー国際空港のそばにあるコミュニティカレッジ、ランガラカレッジはブリティッシュコロンビア大学への編入を目指す学生や、その他の様々な分野の勉強に勤しむ学生が多く在籍しています。

大学編入学を目指す場合、高いGPA(Grade Point Average、成績平均点)を取得しなければなりませんが、ランガラカレッジで英語コースから参加した学生の多くが良いGPAで卒業していることが分かっています。

ランガラカレッジは英語コース、LEAPからスタートすべき?

日本の学生の多くが悩む英語力アップについても、ランガラカレッジにはLEAPと呼ばれる付属英語コースがあります。

単に語学力アップを図るだけでなく、実際にカレッジでの講義を受講するにはどのようにすれば良いか、なども学べる厳しく、有意義なプログラムを用意しています。

もしあなたが、カナダ大学進学留学を検討しているなら是非、ランガラカレッジはおすすめのコミュニティカレッジだと断言できますよ。

カナダ進学留学を検討中なら是非iaeへ一度、ご相談ください

カナダ進学留学は求められる英語力の高さもあり、できるかぎり早めに検討をはじめ、出発に向けて準備を進めていく必要があります。

iae留学ネットなら、カナダ進学留学のご相談はもちろん、カウンセリングや提携校へのお手続きまで無料でのご案内しています。

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