私は本当の本当に「英語力0からの留学」をしました。

あんなに英語が出来ないでよく海外留学したなあ、と今では当時の自分を心配してあげたいくらいのレベルでしたが「行ってみればなんとかなる」というのを証明できた留学生活でした。

当時私は21歳。このまま大学を卒業して、就職して、それで良いのだろうか?と悩んでいたときにたまたまハマっていたのが海外映画やドラマでした。

Gossip Girlや、ロマンスものは片っ端から見ていて、英語には日本語にないYESとNOがあり、シンプルなコミュニケーションで人と人が会話できることも魅力に感じ、もう本当にノリで留学を決意しました。

オーストラリア留学、私はシドニーを選びました

左がハーバーブリッジ/右がオペラハウス

左がハーバーブリッジ/右がオペラハウス

私はオーストラリアのシドニーへ約1年留学をしていたのですが語学学校に通っていたのは約半年です。

みっちり語学学校に行くよりは、余裕を持ちつつ、現地でアルバイトに挑戦したり国内をショートトリップしてみるのも良いかと思います。留学から帰ってきて、「使える英語」は学校のみではなく外で実際に使っていた英語だという事に気付かされます。

まず、シドニーに向かうときLCCの格安航空券で飛びました。
途中乗り換えがあり、イミグレーションの係りの人に止められる私。
いくつか質問をされましたが、なにせ一切英語が出来ない私。

ポカーンとしていると、なんという事でしょう。

その場から大使館に連絡までされてしまったのです。

荷物を片っ端からチェックされ、もちろんボディチェックも念入りに。
(ほぼ初めての海外がこんなシチュエーションから始まるなんて、手汗びっしょりでした)

それより何よりそんなに私怪しく見えたのでしょうか?笑

私のシェアハウスライフ

もちろんその後は乗り換えも出来て、現地に着いてエージェントのスタッフさんとも無事会う事ができ、人生初のシェアハウスへ向かいました。

もうワクワクドキドキ。

映画のような世界が待っているのか?と心を弾ませていた私でしたが、私のシェアハウス人生はそれとは程遠いものでした。

なんと留学していた約1年で6軒ものシェアハウス(5回の引っ越し)に住む事になるなんてその時は想像もしていませんでした。

シェアハウスというとシェアメイトたちで毎日仲良く団欒♪
といったイメージを持っていましたが、私の住んでいたシェアハウス全て暖房設備が無く、団欒どころかリビングにはほぼ人がいない状態でした。

もちろん学生としてオーストラリアに来ている人もいれば
仕事をしに来ている人もいるのでなかなかゆっくり話をするという機会はなく

1軒目のシェアハウスは夜な夜なパーティを朝方までしている人たちが住んでいたため、全然眠る事ができず次の家に引っ越す事を決めました。

2軒目はオーナーさんの事情で一週間のみのステイしかできず、また新しい家を探さなくてはならず、シドニーについて3ヶ月はシェアハウス探しにばかり時間も気持ちも取られていました。

やっとの事で5軒目は約5ヶ月住む事ができたのですが、その時の退去理由も「オーナーさんの家族がそのシェアハウスにくるから」という理由で一週間前に退去宣告されてほぼ追い出されたような形で出て行く事になるなど、私のシェアハウスライフは夢見ていたものとは全く異なるものでした。

オーストラリアといえばビーチ!

そう、私は「オーストラリアといえばビーチ!」というイメージでオーストラリアへの留学を決めました。実はカナダに留学することも考えてはいたのですが海が大好きな私はオーストラリアにして大正解でした!

メルボルンにプチ旅行した時の一枚

メルボルンにプチ旅行した時の一枚

何と言ってもオーストラリアは自然がいっぱい!
日本で東京に住んでいる人からしたら自然の多さに心洗われます。

シドニーはシティの中心から30分も電車に乗ればとっても綺麗なビーチに行く事ができますし、ビーチの種類もたくさん!

「今日は人が多いところに行こう」とか「今日はゆったりした小さめのビーチに行こう」とか、気分や天気によって行くビーチをチョイスできるのもシドニーのいいところです。

しかし!

オーストラリアの波は怖いほど高いです。だからサーファーの人には好まれるのでしょうが、私、実は一度死にかけました。

そう、まんまと、溺れたのです。

しかも友人と揃ってふたりで。
「あ〜もうこれはダメだ」とパニックになっていたところを
現地のサーファーさんが助けてくれたんです!!!

本当に命の恩人。
(しかしその後も懲りずに毎週ビーチに行って過ごしていましたが)笑

そして留学後は覚えたての英語を使ってバックパッカーをするなど
色々な幅を広げられた素敵な留学生活でした!

オーストラリア・シドニー留学は本当におすすめです!

留学は語学の習得のみではなく、人間として大きく成長させてくれた
人生の中でも自分を誇れる時間となりました。

もし留学を悩んでいる人がいたら全力で背中を押してあげたいです!