オーストラリアに留学や観光、就労目的で入国する際は、滞在期間や目的に応じたビザの取得が必須です。

ビザには複数の種類があり、取得条件や申請方法は目的によって異なります。さらに、ビザの有効期間や条件は政府の方針により変更・廃止されることがあるため、申請前には必ず最新情報を確認することが重要です。

本記事では、2025年最新のオーストラリアビザの種類・申請方法・必要書類をわかりやすくまとめてご紹介します。これから渡航を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

1. 観光ビザについて

短期間の観光、親族訪問、短期ビジネスなどの目的で、3か月以内または最長12ヶ月まで滞在する場合に利用できるビザです。

滞在目的や期間に応じて、Subclass601(ETA)かSubclass600(Visitor Visa)のいずれかを選びます。オンライン申請または、専用アプリを通して申請が必要です。

Subclass 601(Electric travel authority:ETA)

「ETA」または「ETAS(Electric travel authority system)」と略されて呼ばれることもあるビザです。入国目的が、観光や親族訪問・ビジネスであり、3ヶ月以内の滞在であれば取得できます。

対象・目的観光、親族訪問、短期ビジネス
滞在期間1回の滞在は最大3か月まで
申請条件
  • 日本国籍を含む対象国パスポートを所持
  • 他の有効なオーストラリアビザを所持していないこと
申請方法専用アプリをインストール
申請料AU$20(クレジットカード払い)
査証発給までにかかる期間(目安)即時~最大12時間

申請の流れ

Step1 : 申請に必要なものを準備する
  • パスポート
  • スマートフォン
  • メールアドレス
  • クレジットカード
Step2 : アプリをダウンロード

お持ちのスマートフォンで、「オーストラリアETAアプリ」をダウンロードします。
※Apple Store(Apple)やGoogle Play Store(Android)から無料でダウンロード可能。

Step3:必要情報を入力

パスポート情報、渡航予定日などを入力します。

Step4:申請料の支払い(クレジットカード)

クレジットカードで$20を支払います。申請が完了すると、ほとんどの場合、ETA申請の結果はすぐに登録したメールアドレスに通知されます。
※場合によっては最大12時間要する場合もあります。

Step5:申請結果通知

申請結果は、登録したメールアドレスに「ビザ番号」「ビザ認可日」とともに通知されます。控えとして大切に保管しましょう。

Subclass 600(Visitor visa)

上記のETAと同じく、観光や親族訪問・ビジネス等の入国目的の場合取得可能です。しかし、連続滞在が認められる期間は、3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月のいずれかになります。

ETAとの大きな違いは、ETAは、他の有効なオーストラリアのビザを持っている状態では取得できませんが、Subclass 600 Visitor visaは今持っているビザからの上書きができ、滞在を延長することも可能です。

なおこちらの観光ビザはオンライン申請となりますが、希望滞在期間が長くなるにつれて、健康診断や追加書類の提出を求められることもあります。

2. 学生ビザについて

3か月以上、フルタイム(週20時間以上)コースでオーストラリアの教育機関に就学する場合、学生ビザの申請が必要です。
申請は、オーストラリア移民局サイトよりオンラインで行います。

Subclass 500 Student visa

学生ビザは、オーストラリアの教育機関にて3ヶ月以上の就学を予定している方が対象です(就労機関は、語学学校、TAFE、専門学校、大学、大学院等)。

政府認定校のコースを週20時間以上を受講することが条件とされており、コースの期間中オーストラリアに滞在出来ます。期間中はコースへの出席率を80%以上保つ必要があります。

また、学生ビザは、就学と共に労働許可があり、2週で合計48時間までの労働が認められています。

政府認定校のコースを週20時間以上を受講することが条件とされており、コースの期間中オーストラリアに滞在出来ます。また、学生ビザは、就学と共に労働許可があり、2週で合計48時間までの労働が認められています。

申請条件
  • 政府認定校のフルタイムコース(週20時間以上)に在籍
  • 有効なパスポートを所持
  • 留学生健康保険(OSHC)加入
申請方法オンライン
申請料AU$2,000(クレジットカード払い)
査証発給までにかかる期間(目安)即日~最大66日間目安(日本国籍の場合)
必要書類
  • 有効期限が就学期間をカバーするパスポート
  • パスポートのカラーコピー(JPG形式、最大500KB)
  • 入学許可証(COE:Confirmation of Enrolment)
  • 留学生健康保険証券(OSHC)
  • GSエッセイ(英文)
  • クレジットカード(申請料 AU$2,000)

申請の流れ

Step1 : 申請に必要なものを準備
  • パスポート(有効期間が就学予定期間を満たしていること)
  • パスポートのカラーコピー(JPGファイル・最大500KB)
  • クレジットカード
  • 入学許可証(Confirmation of Enrolment:COE)※複数のコースを受講する場合、すべてのコースのCOEが必要
  • OSHC(留学生健康保険の英文保険証券)
  • Genuine Temporary Entrant(今回の学生ビザの申請が、真の学生としてオーストラリアに一時的な滞在であることを説明した英文エッセイ)
Step2 : オーストラリア移民局のサイトにアクセスし、「Immi Account」を作成
Step3:「New application」を選択

「application group」の「Student」を選択し、「Student Visa(500)」を選択。
「Terms and Conditions acceptance(規約)」に同意すると次のページから質問ページが始まります。

Step4:規約同意後、申請書の質問に回答

すべての質問を終えたあと入力内容をチェックして間違いがないことを確認。
必要書類を添付して、申請料金支払いのためのクレジットカード情報を入力して申請書を提出します(Submitボタンを押す)。

Step5:書類添付・申請料の支払い
Step6:申請完了

申請が完了すると登録したメールアドレスに登録完了の通知が送信されます。
なお、2通目の通知にGranted(付与)と記載されたレターが添付されていれば学生ビザ受理となります。

補足

過去海外の教育機関に通学されていた・海外に在住されていた方は、健康診断が必要になる場合があります。
その場合、オーストラリア大使館指定病院(日本国内に7か所)での受診が必要です。
こちらのホームページより病院をお調べいただけます

3. ワーキングホリデービザについて

働くだけが目的でなくても、就労をメインに就学をしたい場合や観光もしながら就労したい場合など、様々な目的に対応出来るのがワーキングホリデービザです。

Subclass 417 (First Working Holiday visa / Second Working Holiday visa)

ファーストワーキングホリデービザは、18歳以上30歳以下(申請時)の日本国籍保持者が対象のビザで、最長1年間オーストラリアで観光・就労・就学が可能なビザです。

「働きながら旅する」スタイルで、観光、語学学校、アルバイトなどを組み合わせた自由度の高い滞在ができます。

そして、セカンドワーキングホリデービザとは、ファーストワーキングホリデービザでオーストラリアに滞在経験があり、その期間内にオーストラリア地方都市での特定活動(ファームジョブなど)に3ヶ月(88日間)以上従事したことがあると申請できます。

申請条件
(ファースト・
ワーキングホリデー)
  • 日本国籍の有効なパスポートを所持
  • 申請時に18歳以上30歳以下(取得・渡航時に31歳でも可)
  • 過去にワーキングホリデービザ(Subclass 417)を取得していない
  • 生活費としてAU$5,000以上+帰国費用を所持
  • 主な目的が休暇であること
申請方法オンライン
申請料AU$670(クレジットカード払い)
査証発給までにかかる期間(目安)即日~14日間

申請の流れ

Step 1 : 申請に必要なものを準備
  • 有効なパスポート
  • クレジットカード(申請料 AU$670)
  • 英文残高証明書(銀行口座にAU$5,000以上の金額があること)
Step 2 : オーストラリア移民局のサイトにアクセスし、「Immi Account」を作成
Step 3:「New application」を選択

「Work & Holiday」を選択し、First Working Holiday visa(417)を選択。
「Terms and Conditions acceptance(規約)」に同意すると次のページから質問ページが始まります。

Step 4:規約に同意し、申請書の質問に回答

すべての質問を終えたあと入力内容をチェックして間違いがないことを確認します。

Step 5:書類添付・申請料の支払い

必要書類を添付して、申請料金支払いのためのクレジットカード情報を入力して申請書を提出します(Submitボタンを押す)。

Step 6:申請完了

申請が完了すると登録したメールアドレスに登録完了の通知が送信されます。なお、2通目の通知にGranted(付与)と記載されたレターが添付されていればワーキングホリデービザ受理となります。

セカンド・サードビザについて

ファーストビザ滞在中に地方都市での特定活動(例:ファームジョブ)を88日間以上行うと、セカンドビザの申請資格が得られます。

セカンド滞在中に6か月以上の特定活動を行えば、サードビザの申請資格が得られます。

よくある質問(FAQ)

Q1. オーストラリアのビザはいつから申請できますか?
A2. 出発予定日の4〜6か月前から申請可能です。申請時期が早すぎても受理されませんが、直前になると審査が間に合わない場合があるため、早めの準備がおすすめです。

Q2. ビザ申請は自分でできますか?
A2. はい、自分でオンライン申請可能です。ただし、入力ミスや書類不備があると審査が遅れたり、却下される場合があります。特に学生ビザはエッセイ次第でビザがリジェクト(却下)される場合もあるため、不安な場合には、事前にiae留学ネットなどのエージェントや専門家のサポートを受けるのがおすすめです。

Q3. ビザの審査期間はどれくらいかかりますか?
A3. ETAは即日〜12時間程度、学生ビザは即日〜66日程度、ワーキングホリデービザは即日〜14日程度が目安です。ただし時期や申請内容によって変動します。早めの準備を心がけましょう。

Q4. iae留学ネットではビザ申請のサポートをしてくれますか?
A4. はい。iae留学ネットでは、ビザ申請の流れや必要書類の案内、申請手順のサポートを行っています。また、ビザの条件が複雑なケースや特別な事情がある場合は、信頼できるオーストラリア移民弁護士をご紹介することも可能です。安心してご相談ください。

まとめ

2025年版の最新の情報をご紹介しましたが、オーストラリアのビザ事情は、日々変化していきます。ビザを取得する!と決心した際には、ぜひオーストラリア大使館やAustralian Imigrationのホームページにて最新情報を確認してください。

また、オーストラリアの各種ビザはおもにオンライン申請となりますが、入力間違いや書類のアップロード漏れがあると審査時間が長くかかる場合もあります。そのため、申請書提出(Submitボタンを押す)前に、必ず入力ミスや添付漏れがないかどうか慎重に確認するようにしてください。

iae留学ネットでは、最新のビザ情報提供から申請手順のサポート、必要に応じたオーストラリア移民弁護士の紹介まで、安心して準備を進められる体制を整えています。

「どのビザが自分に合っているのか知りたい」「申請方法が不安」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。