「アメリカの大学を卒業しました!」と言うと、多くの人が留学先として、ニューヨーク、ボストン、ロサンゼルスのような大都市を想像されるのではないでしょうか?

そのため私の行った大学がウェストヴァージニア州にあるというと、まずウェストヴァージニア州がどこにあるかを説明しなければいけません。

Bethany College(WV)

Bethany College

私が進学・卒業した「Bethany College」はウェストバージニア州のベサニーという小さな町にある私立の大学です。

生徒数が約700人と小さな大学ですが、町の住民もほとんど大学関係者で成り立っていて、よくよく注意していないと「ベサニー」という町にいることを気付かないうちに通り過ぎてしまうような小さな小さな町にありました。

留学先を選ぶ際に注意した点

bethany college

私が留学先を選ぶ際に気を付けた点が5点あります。

大学の立地

留学の第一の目的は「勉強」です。自分がくじけそうな時にも誘惑に負けないよう、都市心は避けました。

また1年の半分以上雪が降り、強制的に勉強しなければいけないような寒い地域の田舎を希望していました。留学経験のある知人にリサーチし「比較的訛りが少ない」ということも北部を選んだ理由です。

大学の規模

充実した設備など、大きな大学にも魅力は沢山あります。ですが私は田舎で育ったということもあり、アットホームな雰囲気の小さな大学の方が友人も作りやすいだろうと思い、生徒数1,500人以下の小規模の大学に絞って留学先を選びました。

クラスの規模

正規留学に必要だと言われていたTOEFLのスコアは獲得していたものの、大学の授業について行けるかという点に関しては不安がありました。

そのため教授がしっかりと生徒とコミュニケーションを取ることができる少人数制を採用していることにも重点を置きました。

留学生の数

高校生の時、夏休みに短期間の語学留学をしました。最初は「英語だけしゃべろう」と思っていても、同じ国の生徒同士が固まってしまうことはよくあります。

多くの国からの学生を受け入れていて留学生に対する制度がしっかりしている学校、且つ日本人留学生が少ないところがベストです。

学校の評価

同じ留学するなら、しっかりとした教育制度があり、優秀な教授がそろった環境で学びたいということはだれもが希望することではないでしょうか。全米優秀校などに選ばれているかという点にも注目しました。

実際に入学してどうだったか?

bethany college

生徒数が約700人と少ないことに加え、ほぼ全生徒が寮生活を送っていました。特に1年生は特別な理由がない限り2人部屋となっていたため、すぐに友人ができました。

小さなキャンパスで、すれ違う人とは知り合いであろうとなかろうと挨拶を交わすことが当たり前だったので、挨拶を交わす内に話すようになるということも多かったです。

最初の1年間は特に授業についていくことが大変でしたが、クラスの人数が少なかったため、教授とのコミュニケーションも良好で質問もよく受け付けてくれました。

週末には教授の家でクラスの親睦を兼ねたパーティーが開かれることもよくあり、クラスメイトだけでなく、教授とも親密な関係を築くことができました。

学校の周辺にはバーが一軒あるだけで、特にこれと行って遊ぶ場所はありませんでした。それに加えて10月から気温が一気に低くなり、時には4月になっても雪が降る日があるなど寒い地域だったため、勉強に集中するには最高の環境だったと言えます。現地の学生も週末こそは羽目を外しますが、平日は本当によく勉強をしていました。

留学生が多く、色々な国に友人ができたこともまた良い思い出です。私はアメリカの大学にしかない体験をしたいとソロリティ(女子の社交クラブのようなもの)に入っていました。

アメリカ人の学生と過ごす時間が多かったのですが、数人いた日本人留学生ともたまに日本語を話したり帰国情報を交換することができたため、日本人留学生がゼロでなくてよかったなと感じました。

アメリカ留学まとめ

実はBethany College在学中、私はイギリスの首都ロンドンの中心部にある姉妹校で1学期間を過ごしました。それまでとは全く違う大都会での生活は全く違う刺激的なものでしたし、とても充実した日々を過ごしました。

ただ大きな学校では教授を捕まえることがすごく大変でした。もちろん教授も生徒の名前を一人ひとり覚えていてはくれません。授業以外の時間に教授の部屋を訪ねても留守なことが多く、改めて小規模校の良さを実感しました。

私は卒業式の際、成績優秀者として表彰されましたが、そのような成績を収めることができたのも、丁寧な指導をしてくださった教授達や勉強に集中することができる環境のおかげだったと思っています。