なぜSMCはUCLA編入に強いのか?データで見る圧巻の実績
UCLAへの編入者数を、ロサンゼルス近郊の主要コミュニティカレッジと比較してみましょう。その差は一目瞭然です。
カリフォルニア州コミュニティカレッジ UCLAへの出願・編入実績(2024-2025/University de Californiaより)
|  | 出願者数 | 合格者数 | 入学者数 | 
|---|
| Santa Monica College | 1714人 | 545人 | 437人 | 
| Pasadena City College | 1232人 | 404人 | 285人 | 
| Glendale Community College | 541人 | 171人 | 139人 | 
| El Camino College | 635 | 221 | 161 | 
SMCは、合格者数・入学者数ともに2位以下を大きく引き離しており、「UCLAを目指すならSMC」と言われる理由がこの数字に表れています。
ただし、SMCに入学すれば誰もがUCLAに行けるわけではありません。合格を勝ち取る学生には共通点があります。次にその秘訣を見ていきましょう。
UCLA編入の合否を分ける、SMCで実践すべき2つの重要ポイント
SMCからUCLAへの編入を成功させるためには、以下の2点が極めて重要です。
1. 編入を勝ち取る「成績(GPA)」と「課外活動」
単位移行とGPA
UCLAに編入するためには、SMCで取得した単位をUCLAに認めてもらう必要があります。計画的に履修科目を選ぶことが最初のステップです。
そして最も重要なのが成績評価(GPA)です。UCLAのようなトップ大学を目指すなら、最低でもGPA 3.5以上(4.0満点中)を目標にしましょう。
アメリカの大学の成績は、単なる試験の点数だけでなく、授業への貢献度(発言、プレゼン、グループワーク)も大きく評価されます。
課外活動の重要性
UCLAは「勉強ができるだけ」の学生は求めていません。あなたがどんな人間で、何に情熱を注いでいるかを知りたがっています。
クラブ活動、学生会、ボランティアなど、学業以外での活動実績は、出願時にあなたを際立たせる強力な武器になります。SMCは大規模なカレッジなので、活動の機会は豊富にあります。
2. スタートダッシュを決める「入学時の英語力」
以下はサンタモニカカレッジ出願に必要な「最低限」の英語スコアです。
| TOEFL | IELTS | その他 | 
|---|
| iBT= 45 ITP=450
 | 5.0 | Duolingo=75、 英検=2級(75%)
 | 
このスコアはあくまで出願の最低条件です。このレベルで入学すると、編入単位にならない英語コース(ESL)からスタートすることになり、時間も費用も余計にかかってしまいます。
また、現地の学生と対等に授業に参加し、高いGPAを維持するのは極めて困難です。
UCLA編入を本気で目指すなら、なるべく高い英語力(TOEFL iBT 80 / IELTS 6.5以上が理想)を持って本科コースを開始することが、成功への鍵となります。
英語力が足りない場合の2つの準備方法

目標の英語力に達していない場合、以下の2つの方法で効率的に準備ができます。
1. サンタモニカカレッジの付属英語コースで語学力を磨く
1つ目はサンタモニカカレッジでの英語コースへの参加。
同じサンタモニカカレッジのキャンパスで学べぶことができ、サンタモニカカレッジの設備も使えます。
一方で入学時期や学期が決まっておりスケジュールは固定されているので、コース開始日を確認した上で準備をしておく必要があります。
2. サンタモニカカレッジの提携語学学校で学ぶ
2つ目の選択肢はサンタモニカカレッジの提携語学学校で語学研修を行うプランです。
ELS Language Centers、Kaplan International Languages、EC Englishといった、キャンペーン割引を行っている優良な語学学校の規定レベルクリアで、公式英語試験の受験無しでサンタモニカカレッジへの入学を認めてもらえます。
なお語学学校であれば、毎週入学可で期間設定も週単位で決めることもできるため、より柔軟なスケジュール設定が可能です。サンタモニカカレッジよりも少人数制の英語コースを提供していることも利点になるでしょう。