海外留学は地下鉄をマスターしよう

留学先での交通手段は結構大事です。日本より広いのに、日本より整備されてない場所が結構あるものです。

毎日の生活にかかわることですし、現地で車を購入するとなると自動車保険にも加入しなくてなりません。国際免許証も有効期限は1年間ですので、その後は現地の運転免許証が必要です。

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郊外にある寮制高校に行った時には、水ペットボトル1本買うのに車が必要、ホテルに帰る時もタクシーを呼んでもらわないと帰れないという経験をしました。私の留学先はボストンでしたから、東京と変わらない生活が出来たのでこの経験は衝撃的でした。

そうなると、留学先にも日本のような鉄道や地下鉄、バスなど公共の交通機関が発達していると便利ですね。英語圏で地下鉄のある都市はどのくらいあるのでしょうか。

アメリカでは、シアトル、ボストン、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨーク、フィラデルフィア、サンフランシスコ、ワシントンDCなど。
カナダはバンクーバー、トロント、モントリオール、オタワ。
イギリスはグラスゴー、ロンドン、ニューキャッスル。
などなど…

ボストンの地下鉄

アメリカ地下鉄

私が留学した先はアメリカ東海岸のボストン!多くの大学が集まる文教都市で、ハーバート大学やMITなど世界的な名門大学があることでも有名です。

ボストンの学生は自転車を利用したり、歩いたりで、車を持たない人も多いです。駐車場も少なく高いので地下鉄は便利です。ボストンの冬は雪が多く、降雪量によって学校が閉鎖になったり、バスも止まったりしますので、その点、地下鉄があって助かります。

ボストンの地下鉄はマサチューセッツ湾交通局(MBTA)が運営しており、全米の中でももっとも古い地下鉄として知られています。ダウンタウンのPark Street駅を中心に放射線状にブルー、レッド、オレンジ、グリーンの4路線が運行されています。

この駅に向かう電車はInbound(上り)、逆方向(郊外)に向かう電車をOutbound(下り)と呼ばれています。地下鉄の入り口には「T(ティー)」のマークがついていますので、とても見つけやすいです。

その昔、私が留学していた頃は「Token=トークン」と呼ばれるコインを駅構内で購入して使っていたのですが、10年前くらいからチャーリーカードとチャーリーチケットに変更されているようです。チャーリーチケットは1回の乗車賃が$2.50、チャーリーカードは$2.00で日本のSUICAやPASMO、ICOCAのようプリペイド式カードです。チケットは地下鉄とバスの共通の乗車券を購入するシステムとなっていて便利です。

海外留学は地下鉄をマスターした方がいい。圧倒的に楽だから。

但し、日本の交通機関とは異なり時間通りに来なかったり、私はグリーンラインを使っていたのですが、Kenmore Streetから3方向に分かれるのですが、自分が利用する線がなかなか来ないなど不便なこともあるのですが、ボストンの人、ボストニアンは我慢強く待っています。

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ロンドンの地下鉄

出張で何回か出かけたロンドンの地下鉄も乗りこなせると便利です。

ロンドンの地下鉄はUnderground(アンダーグラウンド)またはTube(チューブ)と呼ばれています。
これは地下鉄のトンネルが丸くチューブの様な形をしているからです。アメリカでは、地下鉄はSubway(サブウェイ)と呼ばれていますが、イギリス人はサブウェイと聞くとはサンドイッチ屋さんだと思っているそうです。

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地下鉄は初乗り料金が切符で£4.30とかなり高いのが有名ですが、Oyster Card(オイスターカード、日本でいうSUICAやPASMO、ICOCA)を購入すれば半額以下(初乗り£2.00)になります。さらにフルタイム学生の場合は30%割引になる学割料金でトラベルカード(定期券)を買えばかなり料金を抑える事が可能です。

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路線は11の路線に分かれていて各ライン別に色分けがされており、初めて地下鉄に乗る場合も分かり易く簡単で、便利な交通機関です。各地下鉄の駅に「Tube Map」という地下鉄路線図が置かれていますので、それを入手し、確認しながら利用します。
地下鉄はゾーン1~6で分けられています。料金は移動したゾーンで決まるので、例えばゾーン1にある駅から乗ってゾーン2内にある駅で降りてもゾーン1~2の料金を支払います。
また、ピーク時(平日の朝6時半~9時半と夕方4時~9時)とオフピーク時によって料金が変わります。
ロンドンの駅で切符を買う時に、券売機の前で朝9時半になるのを待って切符を買った経験があります。ゾーンと時間帯で
300円程度の差ができるので「塵も積もれば山となる」です。

日本の交通機関と異なり、ロンドンの地下鉄はストライキで運休となることがよくあり、週末になると工事で一部の区間の運行停止になっていたりという事は毎週のようにあります。その場合には、臨時バスなどで対応しているケースもあるので、近くの駅員さんに聞いてみるか、TfL(Transport for London,乗り換え案内などもチェックできます)のオンラインでチェックしたり、駅の構内掲示で確認することが必要になります。

ロンドンの地下鉄に乗っていてびっくりする光景があります。朝や夕方に見るのですが、地下鉄の席が新聞で埋まっているのです。無料の新聞ということもあるのでしょうが、金融街で働いているようなビジネスマンも地下鉄を降りる時には座席に捨てて行きます。

イギリス地下鉄

まとめ

結局のところ日本の電車はやっぱり綺麗で、マナーも良いですね。東京や大阪の複雑な路線で慣れている方なら、海外の都市でもすぐにマスターできるはずです。

留学先の生活を、安く便利にするなら移動は地下鉄をオススメしますよ!

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