日本と違い、海外留学先によっては交通機関が整備されていない場所もまだまだいっぱいです。通学だけならバスなどを使えば問題無いでしょうが、遊びに行く時など、結構な確率で車が必要になると考えられます。

ここでは、海外留学中に車を運転する可能性がある方に、免許証の取り方についてお話します。

パート1は、日本で発行できる国際免許証を取得するパターンです。

日本の運転免許で国際免許証を取得

国際免許証の有効期限

国際免許証は1年間有効です。この有効期限内であれば、何度帰国してもOKですし、運転を認めている国であればどこででも運転可能です。

1年以上の海外留学や滞在の場合は、日本の運転免許証をそれぞれの国の運転免許証に切り替えるか、それぞれの国で新たに取得する必要があります。個人的には新たに取得しちゃえば良いのかなと思ったりします(海外は安い事が多いので)。

ちなみに、上記の理由により、日本の運転免許証の有効期限が1年未満で申請しても発行出来ませんので注意して下さい。このような場合は、有効期限を待たずして日本の運転免許証の更新ができる特例処置も設けられていますので安心してください。

国際免許証は1年の有効期限が過ぎれば失効し、更新もできなくなります。継続して使いたい場合は、再度申請・発行をしなくてはいけません。有効期限が切れる前に再申請もできますが、その際は古い方の国際免許証は返納しなくてはいけません。常に最新の1枚のみが使用可能です。

ですので、1年以上の留学プランをお考えの方は、現地で取得するのが一番手っ取り早くて良いかなと思います。

国際免許証で運転できる国

以下の国では、日本で発行できる「国際免許証」でドライブできるようになります。

アジア インド、大韓民国、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、バングラデシュ、フィリピン、マレーシア、ラオス
中近東 アラブ首長国連邦、イスラエル、キプロス、シリア、トルコ、ヨルダン、レバノン
大洋州 オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、パプアニューギニア
アフリカ アルジェリア、ウガンダ、エジプト、ガーナ、コンゴ共和国、コートジボアール、コンゴ民主共和国(旧ザイール)、シエラレオネ、ジンバブエ、セネガル、中央アフリカ、チュニジア、トーゴ、ナミビア、ニジェール、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ、南アフリカ、モロッコ、ルワンダ、レソト
ヨーロッパ アイルランド、アイスランド、アルバニア、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、キルギス、グルジア、イギリス、サンマリノ、スウェーデン、スペイン、スロバキア、セルビア、チェコ、デンマーク、ノルウェー、バチカン、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、モナコ、モンテネグロ、ルクセンブルク、ルーマニア、ロシア
北、中、南アメリカ アメリカ、カナダ、キューバ、グアテマラ、ジャマイカ、ドミニカ、トリニダード・トバゴ、ハイチ、アルゼンチン、エクアドル、チリ、パラグアイ、バルバドス、ベネズエラ、ペルー
その他 香港特別行政区、マカオ特別行政区

国際免許証は、各都道府県の公安委員会が発行します。お近くの警察署や運転免許センターで申請を受け付けています。運転免許センターであれば即日発行できます。警察署で発行して貰う場合は、申請から発行までに2週間前後かかる事が多いので注意が必要です。

国際免許証の注意点

ちなみに、日本の運転免許証が失効した場合(違反や更新忘れなど)は、国際免許証の方も同時に失効してしまいます。上の表の中でも国や州によっては国際免許証に制限がかかっていたり、運転が認められてない場合もありますので、必ず留学先の日本大使館や領事館で確認しておきましょう。

運転できる車の種類

国際免許証で運転できる車の種類は以下のとおりです。

大型免許又は大型第二種免許を持ち、かつ牽引免許又は牽引第二種免許を保有

  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえない座席を有する自動車又は貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500キログラム(7,700ポンド)をこえない自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500(7,700ポンド)キログラムをこえる自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえる座席を有する自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 運転者が免許を受けた上記の自動車に軽量の被牽引車以外の被牽引車を連結した車両。

大型免許又は大型第二種免許を保有

  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえない座席を有する自動車又は貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500キログラム(7,700ポンド)をこえない自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500(7,700ポンド)キログラムをこえる自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえる座席を有する自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。

普通免許又は普通第二種免許を持ち、かつ牽引免許又は牽引第二種免許を保有

  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえない座席を有する自動車又は貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500キログラム(7,700ポンド)をこえない自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。
  • 運転者が免許を受けた上記の自動車に軽量の被牽引車以外の被牽引車を連結した車両。

普通免許又は普通第二種免許を保有

  • 乗用に供され、運転者席のほかに8人分をこえない座席を有する自動車又は貨物運送の用に供され、許容最大重量が3,500キログラム(7,700ポンド)をこえない自動車。この種類の自動車には、軽量の被牽引車を連結することができる。

大型自動二輪免許又は普通自動二輪免許を保有

  • 二輪の自動車(側車付きのものを含む。)、身体障害者用車両及び空車状態における重量が400キログラム(900ポンド)をこえない三輪の自動車。

国際免許証の取得条件

海外に渡航する予定があり、日本の運転免許証を所持している方全員です。それ以外の条件はありません。申請の際には、パスポートなどを提示し、海外に渡航することを証明する必要があります。

国際免許証の申請料金

東京都の場合は2,650円です。各自治体によって異なりますので、詳しい料金はお近くの警察署や運転免許センターにお問い合わせ下さい。

国際免許証の申請に必要なもの

  • 日本の運転免許証
  • 証明写真(4×5cm)
  • 渡航を証明するもの(パスポートなど)
  • 再申請の方は、古い方の国際免許証

今回のまとめ

長くなってしまいましたが、読んでいただいたらわかるように海外留学先として人気の高い国は、だいたい国際免許証が使用できます。1年という有効期限にだけ気をつければ、比較的簡単に取得でき、料金も高くありません。

長期滞在以外の海外留学をお考えの方は是非参考になさって下さい。

次回はアメリカの運転免許証についてお話します。