つい先日、カナダのバンクーバーでワーキングホリデー留学の学生が殺されるという事件が起こってしまいました。内容が明るみになればなるほど、個人的に考えれば被害者の学生はとてもリスクがある行動を取っていたんだなと感じています。

カナダは先進国の中でもトップクラスに安全という治安ですが、日本と比べて違うところがかなりあります。今回はカナダ留学のスペシャリストが、初めての海外でも通用する「治安の調べ方」を伝授します。

カナダの治安①シェルターが多い地域は犯罪率が高い傾向

このシェルターという物は何なのかを説明する前に、日本とカナダで大きく違う所をあげるとすれば、人権を大事にするかどうかだと思います。

例えば、日本ではホームレスが公園や駅などに滞在することが普通だと思われています。では、カナダのホームレスはどうでしょうか?

カナダではどのような人にも政府が最低限の生活を保障しています。これはもちろんホームレスにも該当します。カナダ政府はホームレスに対しても、政府が建設したシェルターという建物をホームレス用のアパートのようにして、無料かほぼ無料で住むことを許可しています。

ただし、このシェルターの周辺は犯罪率が高いことで知られています。ホームレスがいるから犯罪率が高くなる、というのは少し厳しい見方ですが、実際の話、犯罪率はかなり高くなってしまいます。

カナダの治安②ダウンタウンの治安は統計的に見て悪い

日本国内の繁華街は、他の地域に比べると多少は犯罪率が高い傾向にあります。カナダでも同様に繁華街の方が治安が悪いのですが、日本以上に国内の地域で犯罪率が異なります。

カナダでは大都市のダウンタウンと言われる場所の方が犯罪率が高いです。これにはいろいろな理由はあるのですが、まず第一にシェルターが多いこと、第二に娯楽施設が多いこと、そして第三に人が多いということです。

日本人留学生に大人気のバンクーバーのダウンタウンにはバンクーバーで一番治安が悪いと言われるヘィスティングストリートがあり、カナダ東部に位置するカナダの経済の中心のトロントのダウンタウンにもやはり治安が極端に悪い地域のダァンダスアンドシャーボーン道りがあります。そして、フレンチカナダの大都市モントリオールでもダウンタウンのセントキャサリン地区は大人の娯楽施設で有名でやはり治安が悪いのです。

カナダの治安③大人の娯楽施設が多い

カナダの大都市には必ずと言っていいほど大人の娯楽施設があります。ストリップクラブなどはその代表格です。このような大人施設では、お酒が飲まれるのはもちろんのことですが、麻薬も頻繁に使われていると言われています。

特にカナダでは麻薬に対する犯罪意識が他の先進国と比べて極端に低いため(麻薬に対する刑事訴追もかなり緩いです)、結果的に麻薬絡みの犯罪は先進国で多いことで有名です。ですので、このような大人施設付近はできるだけ避けるのが無難です。

カナダの治安④賃貸が安い

皆さんがホームステイを出た後には、個人で賃貸の家やアパートメントを探することになります。さて、大都市には必ず値段がかなり安い地域があります。何故そこの地域だけ賃貸が安くなるのでしょうか?この理由は、ほとんどのケースで治安が悪いからです。

このような治安の悪い地域は車の保険料が高く、結果的に家賃を下げないと住んでくれる人がいないということが通常です。ですので、皆さんが賃貸を探すときには値段に注意してみてください。値段が安すぎるということは、単純に考えて何かあるということです。

カナダの治安⑤避難民や移民者が多い地域

避難民や移民者が多い地域は治安が悪い、というと差別的な発言だと非難されるかもしれません。しかし、避難民などが多い地域は殺人や窃盗などの犯罪がやはり高い傾向にあるということはここで書かなければいけない事実です。ですので、そのような地域に遭遇したときはできるだけ警戒するように心がけてください。

カナダの治安についてのまとめ

カナダの治安は日本と同じくら良いよ!というのはよく聞きますし、それ自体は間違っていません。先進国の中では、日本、カナダ、オーストラリアは治安もかなり良い部類に入るのだそうです。しかし、そのカナダに長く住んでいる立場から言わせてもらうと、日本と同じくらい安全でも特徴が異なるので別の意味で注意が必要だということなのです。