今回は、エンジニアリング分野で高評価のシドニー工科大学(UTS)のEngineeringコースについて詳しくご紹介いたします。
シドニー工科大学(UTS)は「工科大学」というその名のとおり、ITやエンジニア系に強みを持つ大学です。
2019 Academic Ranking of World Universities(ARWU)のComputer Science & Engineering部門でオーストラリア国内第1位、世界29位にランクインしています。
シドニー工科大学とは?

シドニー工科大学(University of Technology, Sydney - UTS)はオーストラリア・シドニー中心部に位置する州立大学で、シドニー唯一の都市型キャンパスを有しています。
2026年度QS世界大学ランキングでは96位と急成長中であり、創立50年以内の新しい大学としては世界ランキング10位内にランクインしています。
学生数は4万人以上で、ビジネス、デザイン、建築、工学、コミュニケーション、IT、サイエンスなど多彩な学部が揃い、世界120か国以上から留学生が集まっています。
また、雇用者の評価、卒業生の活躍、主要企業との共同研究実績、企業などの学内採用活動、卒業生の就職率からなる5つの評価項目をもとにした、2022年QS Graduate Employability(雇用可能性)では世界62位、オーストラリア国内5位にランクインしており、オーストラリアのトップ大学(Group8)以外の大学で雇用面で非常に高い評価を得ています。
シドニー工科大学のエンジニアリング(工学部)の特徴
シドニー工科大学(UTS)のエンジニアリング学部は専門性が高く、コースが多岐にわたるのが大きな特徴です。
学士号コース一覧
- Biomedical engineering(生体医学工学/バイオメディカル工学)
- Chemical Process engineering(化学プロセス工学)
- Civil and environmental engineering(土木環境工学)
- Civil (Construction) engineering(土木工学/建設工学)
- Civil (Structures) engineering(土木工学/構造工学)
- Civil engineering(土木工学)
- Data Science engineering(データサイエンス工学)
- Electrical engineering(電気工学)
- Electronic engineering(電子工学)
- Electrical and electronic engineering(電気電子工学)
- Flexible engineering(フレキシブル工学/柔軟工学)
- Mechanical engineering(機械工学)
- Mechanical and mechatronic engineering(機械・メカトロニクス工学)
- Mechatronic engineering(メカトロニクス工学)
- Renewable Energy engineering(再生可能エネルギー工学)
修士号コース一覧
- Master of Engineering(エンジニアリング)
- Master of Engineering Management(エンジニアリングマネジメント)
Technical majors(技術専攻)
- Biomedical engineering(生体医工学)
- Civil engineering(土木工学)
- Computer Control Engineering(コンピューター制御工学)
- Cyber Security Engineering(サイバーセキュリティ工学)
- Electrical Energy Systems(電気エネルギーシステム工学)
- Environmental Engineering(環境工学)
- Geotechnical Engineering(地盤工学)
- Mechanical Engineering(機械工学)
- Robotics(ロボット工学)
- Software Systems Engineering(ソフトウェアシステム工学)
- Structural Engineering(構造工学)
- Telecommunications and Electronics(通信・電子工学)
- Tunnelling and Underground Engineering(トンネル・地下工学)
- Water Engineering(水工学)
Master of Engineeringコースについて
シドニー工科大学(UTS)のMaster of Engineeringコースでは、学部で習得した専門知識をさらに深めるとともに、マネジメントや実務に直結するスキルを身につけることができます。
専攻分野ごとにプロジェクトを実施することで、理論だけでなく実践的な経験も積むことが可能です。
授業内容について
Master of Engineeringでは、合計72単位学習します。
プロジェクトコンポーネントは準備科目とプロジェクト(専攻分野)で構成されており、通常はコースの最後の2つのセッションで実施する必要があります。
- Professional Engineering stream(プロフェッショナル・エンジニアリング)18単位
- Major choice (Engineering PG)(専攻選択:工学系)42単位
- Electives (Engineering)(選択科目:工学系)12単位
指定された専攻のいずれかで、合計42単位(プロジェクトの構成要素を含む)の科目を修了すると、専攻が付与されます。
主専攻
- Biomedical engineering(生体医工学)
- Civil engineering(土木工学)
- Computer Control Engineering(コンピューター制御工学)
- Cyber Security Engineering(サイバーセキュリティ工学)
- Electrical Energy Systems(電気エネルギーシステム工学)
- Environmental Engineering(環境工学)
- Geotechnical Engineering(地盤工学)
- Mechanical Engineering(機械工学)
- Robotics(ロボット工学)
- Software Systems Engineering(ソフトウェアシステム工学)
- Structural Engineering(構造工学)
- Telecommunications and Electronics(通信・電子工学)
- Tunnelling and Underground Engineering(トンネル・地下工学)
- Water Engineering(水工学)
コース詳細・入学条件
Master of Engineeringの基本情報や費用、入学条件については、こちらをご覧ください。
コース名 | Master of Engineering(エンジニアリング学部修士号) |
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期間 | 1.5年間 |
入学時期 | 2月、7月 |
学費 | AU$73,522/年(※2025年9月現在) |
入学条件 |
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キャンパス風景、学校の雰囲気が分かる動画
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シドニー工科大学(UTS)のエンジニアリング学部は、専攻内容が多岐にわたることからおわかりいただけるように専門性が大変高く、専門分野のより深い知識や実践的スキルを習得することができます。
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