以前、UCバークレー・エクステンションのおすすめプログラムをご紹介しましたが、「Berkeley Global Access Program 」「International Diploma Program」「Evening Certificate Program」の3プログラムに申し込むためにはやっぱり高い英語力が求められます。

ではそれぞれのプログラムで、どれくらいの英語スコアが必要なのか見てみましょう。

UCバークレー・エクステンションの出願に必要な英語試験スコア

カリフォルニア大学バークレー校

 TOEFL ibtIELTS
Berkeley Global Access Program907.0
International Diploma Program796.5
Evening Certificate Program796.5

Berkeley Global Access Programは実はTOEIC(800点)も使えるのですが、基本的にはTOEFLかIELTS。これ以上のスコアを出願の際に提出しなければいけません。

やはりUCバークレー・エクステンション、なかなかのスコアではあります…。

必要英語スコア取得にはリスクも

「すでに結構、近い英語スコアを持っている」「まだ留学時期まで十分すぎる時間的な余裕がある」みたいな方は無問題。上記のスコア取得を目指してあとちょっと頑張りましょう!

ですが、まだまだ英語力に自信が無く出発予定の1年前をすでに過ぎていてちょっと焦り気味、みたいな人もいるのではないでしょうか。

そのようなあまり英語力が足りていない人の場合、単に必要英語スコアだけを取って入学することにはいくつか問題があったりします。

試験は水物

いくら英語学習を続けても、自分の実力が100%出るとは限らない、それがテストです。自分のコンディションや環境でも変わってきます。

ちなみに私はむかし、埼玉県の某大学の教室でTOEICを受けたのですが、なぜか私の椅子だけ壊れてて…。けどそこは大きな満員の講義ホール。席の交換などとても申し出ることができずに、ずっと軽く腰を浮かせながら受験したことあります。結果、足腰は鍛えられたものの肝心のスコアはボロボロでした(泣

試験は高い

まぁ何回か受ければ点数行くでしょ~、と気軽に受験できないのがTOEFL ibtとIELTS。どちらも1回の受験料は約25,000~28,000円ほど掛かります。また試験日もある程度決まっているので、いつでも受験できるわけではありません。

仮にスコアは取れても、いざコースに入ると苦労するかも

特にコミュニケーションが弱いとされる日本人だからこそ、なのかもしれませんが、英語で行われる授業に慣れてないことから、中には授業に付いて行けない人も。

公式英語スコアなしでも入学する方法はこれだ!

きっと大体の皆さんは分かっていると思いますが、それは付属の英語コースを一定期間受講して条件付き入学することです。条件付き入学というのは、その英語コースの規定のレベルを修了すれば公式の英語コースが無くても希望のプログラムに入学できるというもの。

日本でチマチマ独学やら塾に通ったりして英語を学ぶよりも、もう早いところアメリカに行っちゃったほうが英語力の伸びは早いし、英語の授業に慣れることができるのが大きいのですよね。

けどそれには問題がひとつ。それは「UCバークレー・エクステンションには英語コースがない」こと。

ただ実は提携の語学教育機関に1校だけUCバークレー・エクステンションへの条件付き入学が可能なところがあります。それが…

世界最大の語学教育機関 ELS Language Centers

ELS(ELS Language Centers)

ELS Language Centersはアメリカ、どころか世界最大規模の語学教育機関で、現在は世界で約80のセンターを展開しています。うち50以上のセンターはアメリカ、そして大半は大学のオンキャンパスとなっており、そのようなタイプの学校なので当然アメリカの大学や大学院を目指している学生が多いです。

またメインのプログラムは進学英語コースで内容も結構ハード。課題もしっかり出るので、単に「アメリカのオンキャンパスで勉強してみた~い」みたいなユルめの学生さんには向かないかもしれません。

ELSのバークレー校は…

そんなたくさんのセンターを持つELSですがバークレーにもあって、しかもその場所はUCバークレーの学生寮Hillside Hall内に位置しているという変わった立地。ちなみにHillside Hallで生活しているのは主にUCバークレーの学生ですが、ELSの学生でも滞在可能です。

またELSとUCバークレーの学生は交流の機会が多く、大学生が主催するイベントに参加が出来たりも。もうこうなると、ほとんどUCバークレーの付属英語コースと言ってしまっても言い過ぎですが言い過ぎでないかもしれません。

UCバークレー・エクステンションに必要な英語レベルは?

12段階(101~112)あるELSの英語レベにおいて、UCバークレー・エクステンションへの出願が認められる英語の条件は「レベル112を修了」「3セッション(3か月間)以上受講する」

ここまで来るために必要とされる勉強はハードですが、TOEFLなどの試験スコアは要らないので、頑張った分だけ報われる感はあるはずです。

最後に

いかがでしたか?ELSバークレー校は大学オンキャンパスではありませんが、オンキャンパスに近いメリットが得られて、且つUCバークレーエクステンションを目指す学生には最適の語学教育機関です。留学プランやお見積もりについてはぜひお問合せ下さい。