将来、ホテルや観光業界で活躍するために海外進学も視野に入れている皆さん、どんな大学を選んだらよいのか迷っていませんか?

プログラムに含まれるインターンシップは夢のキャリアへの第一歩となる、とても重要な経験です。

今回は、ホスピタリティ業界のインターンシップについて、その魅力や得られること、そして海外の大学での学びを含め、どんな学校で学ぶべきかをご紹介します。

インターンシップはなぜ重要?

インターンシップでは、ホスピタリティ業界で良い役割に就くために不可欠な実践的な経験を得ることができます。なぜそれが重要なのか、その理由を見ていきましょう。

貴重な実務経験が積める

実際の職場で働くことで、座学だけでは得られない生きた経験を積むことができます。これは、就職活動で非常に有利に働きます。ホスピタリティの現場で求められるソフトスキルを身につけることで、雇用主にとって魅力的な存在となります。

プロフェッショナルなスキルが身につく

コミュニケーション能力、問題解決能力、時間管理、適応性など、様々な業務を通して社会人としての必須スキルを養うことができます。

就職に直結する可能性も

インターンシップで優れたパフォーマンスを発揮すると、そのまま最初の仕事のオファーにつながることもあります。多くの企業は、実務経験があり、即戦力となる人材を求めています。

人脈を広げられる

ホスピタリティ業界のプロフェッショナル、メンター、仲間と出会う機会を通じて、将来のキャリアに繋がる強固なネットワークを築くことができます。

自己成長と多様な経験

異文化や異なる環境に身を置くことで、文化的な感受性や適応性、グローバルな視点を養うことができます。また、様々な文化に触れる機会を通じて世界への理解を深め、一生の思い出を作ることもできます。

キャリアの方向性を明確にできる

実際に様々な部門で働くことで、自分が本当に興味を持つ分野や、自分の性格と将来のキャリアに最も合ったホスピタリティの分野を見つけることができます。

インターンシップではどのようなことをする?

ホスピタリティ業界のインターンシップは、様々な形があります。

単なるアルバイト以上の責任ある経験であり、通常、プログラムの初期には最前線のエントリーレベルのポジションで働くことになります。そして、卒業前にはより高いレベルの役職でインターンシップを行うことが一般的です。

具体的には、以下のような役割が挙げられます:

  • ホテルのレセプション業務
  • レストランのフロアや飲食部門での接客
  • コンシェルジュ業務など、顧客サービスが中心となる業務
  • 希望する専門分野によっては、マーケティング部門、財務チーム、人事部門での業務

ホテルでのインターンシップの場合、ハウスキーピング、レセプション、飲食部門、あるいはセールス&マーケティング部門で働くこともあります。

お客様との関わり方、ホテルの運営方法、各サービスが全体的な顧客体験にどのように貢献しているかを学ぶことができます。

インターンシップは有給で行われますので、実践的なスキルを習得しながら報酬も得ることができます。

どのような企業でインターンシップができる?

例えば世界的なホスピタリティ学の名門、グリオン大学レ・ロッシュ大学では、次のような企業での実務経験を積むことができます。

ホテル業界に限らないことから、「ホスピタリティ学」を学ぶことが様々なキャリアへの扉を開くことがわかりますね。

インターンシップでどんなスキルが身につく?

ホスピタリティ業界のインターンシップでは、業界だけでなくそれ以降の成功にも不可欠な、価値のあるスキルを数多く習得できます。

コミュニケーション&対人スキル

日々、同僚、ゲスト、関係者と交流する中で、考えを明確に伝え、積極的に耳を傾け、効果的に協力する能力を磨きます。ゲストを温かく迎えたり、衝突を円満に解決したりする中で、人間関係を築く上で重要な対人スキルを養います。

組織力&チームワーク

予約管理からイベント調整まで、複数の責任をこなす中で、優先順位付け、時間管理、資源配分の技術を習得し、円滑な運営と高いサービス水準を維持します。

批判的思考力

予期せぬトラブルに直面したとき、客観的に状況を評価し、利用可能な選択肢を検討し、適切な意思決定を行います。

適応力&問題解決能力

スケジュールの直前変更や予期せぬ緊急事態など、ホスピタリティ業界のダイナミックな性質に対応するため、迅速かつ機知に富んだ対応力が求められます。実践的な問題解決を通じて、積極的な思考と困難に立ち向かう自信を養います。

異文化理解

多様な文化的背景を持つ人々との交流を通じて、共感、尊敬、理解を育み、すべてのゲストが価値を感じ、尊重されるインクルーシブな環境を創造します。インバウンドのゲストが増加する今、日本国内でも必須のスキルですね。特に海外でのインターンシップは、この異文化理解を深める絶好の機会となるでしょう。

これらのスキルは、卒業後の就職だけでなく、選んだキャリアパスで成功するために役立つでしょう。

このような質の高いインターンシップを行うには、どのような大学を選ぶとよい?

真剣にホスピタリティ業界でのキャリアを考えているなら、一流ブランドとの強いつながりを持ち、質の高いインターンシップを提供する学校を選ぶことが重要です。

特に海外進学を検討している皆さんには、以下の点が重要になります。

業界との連携

良い学校は、その業界・卒業生のコネクションから、一般には公開されていないインターンシップの機会を提供できます。

複数のインターンシップを含むプログラム

1度だけではなく複数回のインターンシップの機会があることで、異なる分野で関連経験を積むことができます。また、経験を通じて多面的な教育を受けると共に、自分が専門としたい分野を決定するのに役立ちます。

多様性

旅行・観光からホテル、イベント、IT、コンサルティング、不動産、金融、幅広い業界でのインターンシップ機会が準備されていることは、ご自分のキャリアを様々な角度から検討することに役立ちます。

おすすめホスピタリティ大学

例えば例年、QS世界大学ランキングのホスピタリティ&レジャー部門でトップ5にランクインするスイスの名門、グリオン大学とレ・ロッシュ大学。

この2校は伝統に裏打ちされた確かな実践教育により、圧倒的な業界での評価を誇ります。

グリオン大学でのキャリアイベントの様子

ホスピタリティ留学のご相談はiae留学ネットへ

ホスピタリティ業界でのインターンシップ、特に海外での経験は、あなたのキャリアを大きく飛躍させるための重要なステップです。

このコラムが、皆さんの海外進学や将来のキャリアを考える上で少しでもお役に立てたなら嬉しいです。

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