今回は、スイスの大学でホスピタリティ(イベント)専攻を参考されている学生が、イベントの授業のについて紹介してくれました。

イベントマネジメント専攻で学べる事

イベントって何?

イベントは、ホスピタリティ、ツーリズム、レジャー、スポーツの分野とかかかわりが強く、様々なタイプのイベントが開催されます。

オリンピックやワールドカップのようなスポーツイベント。ディズニーのようなテーマパーク内のイベント。地域のお祭りなどのイベント。首脳会談などのイベント。また、ウエディングなどの個人のイベントなど種類は様々あります。

イベントマネジメント授業とは

イベントマネジメント専攻では、「コーポレートイベント&ホスピタリティ」、「イベント運営&プロジェクトマネジメント」、「イベントマーケティング&パブリックリレーションズ(PR)」などを中心に学ぶ事が出来ます。

私の学校では、イベントの企画・運営を行うのも1つの授業であり、それは新しく企画するものもあれば、毎年行われるイベントも含まれています。

今回は、毎年冬に行われる、スポーツイベントの運営についてご紹介いたします。

The Alpine Challenge×Funky Fur

The Alpine Challenge×Funky Furは毎年スキーリゾート地のスイス・クランモンタナで開催される、スキー&スノーボードの学生イベントです。

種目はアルペンスキーとアルペンスノボードです!

競技者以外は動物の格好をしてイベントを盛り上げる為、滑れない人も楽しい時間を過ごす事が出来ます。様々な学校から参加者がいるので、他の学校の人と交流が出来る場でもあります。

このイベント運営&準備は、レ・ロッシュ大学の学生及びクラン・モンタナ・スキースクールです。

イベント運営の経験について

イベント開始まで

このビッグイベントを運営するに辺り、様々なチームが編成され入念に準備が行われます。

マーケティングチーム:様々な大学の学生、スタッフ、教授陣など全ての方に周知させる為に、プロモーションビデオやポスターの作成を行い、学校訪問、メール、SNS等で告知を行います。

スポンサーシップチーム:運営をするに辺り、運営費用を集めなければなりません。様々な企業さんとスポンサー契約を結び、運営資金及び入賞者への景品等を集めます。

ファイナンスチーム:予算内に収まるように、在庫調整や経費など全てを調整を担当します。

購買チーム&オペレーションチーム:物品購入や、競技がある時間と無い時間などの複雑な運営の実行と運営組織の調整を行います。

フード&ビバレッジチーム:競技者と見学者の為に、様々な飲み物を用意すると共に様々な食事メニューを作成し、お手ごろな価格で販売出来るように準備。また、競技終了後にパーティーを開催するので、その準備を行います。

イベント当日の役割

運営のチームの半分は、全ての機材や景品等を準備した荷物を運ぶ担当、そして残りのチームの半分はイベント会場での設営を行います。

イベントが開始すると、各チームは円滑にイベントが進むようにオペレーションを行います。事前に問題が起きた際の想定はし、問題にならないように対策はしますが、思いがけない問題が発生したときの対処を行う人も責任者もイベントを見守ります。

イベント終了後

入賞者の表彰を行います。トロフィーとスポンサー企業に提供いただいた賞品を授与します。その後は、競技者の健闘をたたえると共に、参加者や見学者皆さんでパーティーを行います。

運営スタッフは終了後の片付けまでがお仕事かと思いますが、そうではありません。翌日もスポンサー企業に報告や、SNS等でイベントの写真を公開し、来年の参加者を増やすのもお仕事です。

簡単に、イベントマネジメント専攻の学生のイベント運営の内容の1つをご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

イベントを運営するには、様々な知識が必要で経験してみて、流れがわかる事もあると思います。授業の一環として大きなイベントを運営できる事は、とても良い事ですね。

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