スイス留学情報

スイス留学情報

スイスの教育制度

スイスには公立大学が12校あり、国内外の学生に一流の教育を受ける機会を幅広い分野で提供しています。特に、スイス連邦工科大学の化学、工学、教育、研究の各分野は世界トップレベルにランキングされています。また、世界中から留学生を受け入れると共に、教授の約5割が外国籍とグローバルな環境であることが、スイスの大学特徴です。

スイスでは9年間の義務教育終了後、大学進学に向けた普通高校と、職業訓練校への進学の2つの選択肢があります。教育方法は「デュアルシステム」 と呼ばれ、高等教育と職業訓練が社会的に同等の価値を持つことを意味します。そのため職業訓練校への進学が多く、スイス人の大学進学は全体の3分の1程度といわれています。

公立大学の学士課程の講義は通常、公用語であるドイツ語、フランス語もしくはイタリア語で行われます。しかし、修士課程や博士課程では英語で行われることが多くなってきています。

人口比でノーベル賞受賞者数は世界最多のスイスの教育レベルは非常に高く、世界トップクラスの教育システムの質であると評価されています。また、スイス連邦政府も「教育=優秀な人材を育てる」ことが国にとって重要だと位置づけています。スイスは教育の質を向上させるために、連邦統計局も2年ごとに卒業生に対してアンケートを取っており、大学での勉強が現在の仕事に実際役立っているか等のアンケートを実施し、結果はすべて一般公表されます。

スイスへの留学準備

スイス留学にはいくつかのパターンがあります。代表的なものは以下の3 パターンです。

  • 語学学校(大学付属/民間)
  • 大学
  • 大学院(修士課程/博士課程)
スイスへの留学準備

留学準備として必要なことは、目標とする学校のタイプ(語学学校、、大学、大学院)によって異なります。語学学校への留学には、特に申し込み時の英語力や学力は問われません。総合大学と連邦工科大学への留学条件・資格は、各大学が出願者の出身国別に設定しています。「日本人留学生の入学資格」は、総合大学および連邦工科大学、応用科学大学、教員養成大学の各学長協議会が統合されたウェブサイト「スイス大学学長協議会」で確認できます。ホテルスクールの場合、各学校のウェブサイトで確認できます。

スイス留学のメリット

人口比でノーベル賞受賞者数は世界最多、そして国民一人当たりの特許申請率も世界トップに位置するスイスは、教育レベルの高さで国際的高水準を保っています。その理由は、学校への入学基準が高く設定されているため、レベルの高い学生が集まります。留学生や外国人講師の受け入れも活発で学校が国際的な環境であることも挙げられます。また、何と言っても「学校が学生を十分に鍛える」という教育方針が、この国の教育を成功へ導いています。

スイスは永世中立国であり、国内には多くの国際機関の本部が置かれて、安全な国といえるでしょう。ドイツ語、フランス語を学ぶことはもちろん、アルプスの大自然の中で、夏はハイキングやアウトドアスポーツを、冬はスキーやスノーボードを堪能できる環境でもあります。また、スイスはホスピタリティ教育の発祥地であり、100以上ものホテルスクールがあるのが特徴です。業界の採用担当者が認めるホスピタリティ大学のTOP3は全てスイスの大学です。ホスピタリティ大学、ホテルスクールの場合、ほとんどの学校は、英語での授業となります。

国旗

スイス国旗の原型は、シュヴィーツ州で1240年頃に使われていた赤字に白十字の旗と示す記録が残っています。赤の地色は神聖ローマ帝国の権威、もしくは戦場で流された犠牲者の血の色、白十字はキリスト教の精神を表しています。国旗として制定されたのは1889年です。

地理

スイスは、イタリア、フランス、ドイツ、オーストリア、リヒテンシュタインという、5 つもの国と接しています。スイスには約1,500 の湖があり、自然が多いのが特徴です。スイスの国土は日本の九州とほぼ同じくらいの面積ですが、標高の高低差が4,441m もあるという驚くべき特徴もあります。 そのため、季節ごとに美しい風景をつくりだし、 小規模な国でありながら、圧倒的なスケールと豪快な大自然に恵まれています。アルプスには美しい河川や湖があり、それは人々に生活の富を与えています。

スイス
  • 首都:ベルン
  • 人口:824 万人
  • 気候:温帯気候、年間平均気温 23℃~-10℃
  • 面積:41,285 ㎢ (九州と同じくらい)
  • 都市:ジュネーブ、チューリッヒ、モントルー 、クラウンモンタナ
  • 民族:ゲルマン系、その他
  • 言語:ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語
  • 宗教:キリスト教(カトリック38%、プロテスタント26%、その他6%)、イスラム教5%

気候

日本と同じように四季があるスイスは起伏に富んだ地形のため、地域や標高により気候はかなり異なります。4月~6月半ばが春、6月後半~9月初めまでが夏、9月半~11月までが秋、そして12月~3月までが冬。夏は気温が30℃を超えることも珍しくありません。しかし、湿度がそれほどないので過ごしやすく感じるでしょう。山はもちろん、平野部でも昼夜、天候による気温差は日本よりも大きいので、夏でも重ね着が必要です。標高が高い地域では、真夏でも夜になると急激に冷え込み、10℃を下回ることもあります。10月初旬ごろから雪を観測する地域が出はじめ、12月になると本格的なウインタースポーツのシーズンが到来します。

時差

時差は日本より8時間遅れています。ただし3月最終日曜日から10月最終日曜日までの期間はサマータイムとなり、日本との時差は7時間となります。

交通

スイスは観光向けの山岳鉄道以外にも、交通機関がしっかり整備されている国のひとつです。スイス鉄道、バス、湖船、トラム(路面電車)があり、ダイヤも乗り継ぎしやすく組まれているので、車が無くても生活が可能です。時間は割と正確ですが、他の電車やバスとの接続待ちのため、5分程度遅れることもあります。

学生ビザ

日本国籍の方は、スイス入国の査証は必要ありません。但し、この場合滞在できる期間は、90日となります。(他のシェンゲン加盟国滞在日数も含む)

90日を越える滞在の場合も日本国籍の方はスイス入国のビザは必要ありません。但し、スイス入国前にスイスで移住するカントン当局に滞在許可発行の確認書を直接申請しなければなりません。カントンと自治体のリストから連絡先とウェブサイトを調べることができます。留学先の学校によっては、日本では何も行わずスイス到着後、直接カントンの警察署へ申請にいく場合もあります。

料理

スイス料理と言えば「チーズフォンデュくらいしか思い浮かばない」という人が多いと思います。しかし、スイスの人口と比べると、ミシュランの星の数が世界一多いと言われてるグルメ大国です。スイス伝統の郷土料理&スイーツなどをご紹介。

チーズフォンデュ(Fondue Fromage)

スイスの郷土料理の代表の1つがチーズフォンデュ。チーズをとろとろに溶かしに、サイコロ型に切ったパンなどを絡めて食べます。チーズフォンデュはご存知の方は多いのではないのでしょうか。

ラクレット(Raclette)

アルプスの少女ハイジを知っている方は、実は知っているスイスの名物ラクレット。半円盤型の大きなチーズの表面を加熱し、ジャガイモやピクルスの上にとろとろのチーズを削ぎ取って食べる料理です。

フォンデュ・ブルギニョン(Fondue Bourguignonne)

チーズフォンデュのオイル版。オイルフォンデュにはお肉を入れて食べます。薄切りのお肉を使う場合はフォンデュ・シノワーズ(Fondue Chinoise)といいます。

ブラートヴルスト(Bratwurst)

手軽なランチとしても大人気。ドイツ語圏を代表する料理で、バーベキューで出てくる焼きソーセージです。ソーセージにはブラウンソースやマスタードをかけていただきます。

レシュティ(Rosti)

ジャガイモの細切りをフライパンで炒め、表面をカリカリにしたスイスの家庭料理の1つです。小腹がすいた時にもお勧めです。

ビュンドナーフライッシュ(Bundnerfleisch)

スパイスと調味液に漬け込んだ牛肉の塊を乾燥させた、ドライビーフをスライスした料理。生ハムのようなイメージで前菜として食されます。赤ワインにもぴったりです。

フィレ・ド・ペルシュ(Filet de Perche)

フランス語圏、特にレマン湖での白身魚の名物料理。湖で採れるペルシュ(スズキ科)をフライやムニエルで食べる料理です。レモンやマヨネーズをかけ食べます。

パペ・ヴォードワ(Papet Vaudois)

こちらもレマン湖特産のソーセージを使った伝統料理。西洋ねぎとたまねぎを炒め、白ワインやブイヨンを加え、マッシュポテトとクリームと一緒に煮込み、粗挽きソーセージをのせた料理です。

エンガディナー・ヌストルテ(Graubunden)

イタリアから伝わった、胡桃とキャラメルのタルト。クルミの生産地である、エンガティン地方を代表するスイーツ。サンモリッツのカフェ・ハンゼルマンは特に絶品といわれ、オードリー・ヘップバーンもスイスに来た際は、立ち寄ったそうです。

バーズラー・レッカリー(Basler Lackerli)

グリム童話のお菓子の家にも使われた、蜂蜜、シナモン、ナツメグ、ナッツ等を入れ焼いたジンジャーブレッドクッキーの一種です。

メレンゲ(Fribourg Region)

卵白を泡立て焼いた日本でもおなじみのスイーツ。メレンゲは、スイスのマイリンゲンで初めて作られたといわれています。アイスクリームやホイップクリームと一緒に食べます。

通貨

通貨単位はスイスフラン(CHF)硬貨にはラッペン(Rp)サンチーム(Ct)という単位もあります(1CHF=100Ct/Rp)。

  • 紙幣:CHF10、20、50、100、200、1000
  • 硬貨:Ct5、10、20、CHF1/2、 CHF1、CHF2、CHF5

なお、スイスはEU非加盟国ですが、スイス国鉄、主要デパート、高級ホテルなどでは多くの場合ユーロでの支払いが可能(おつりはスイスフラン)です。

チップ

基本的にはサービス料は含まれているためチップは不要です。ただし、特によいサービスを受けたときや、ホテルやタクシーで荷物を運んでもらった場合にはCHF2~3のチップを渡すとよいかもしれません。

電圧とプラグ

スイスの電圧は230V(ボルト)です。日本の電化製品を使用する場合は、変圧器を用意する必要です。スイスではCタイプ(丸2ピン)のコンセントが一般的です。

飲料水・衛生

スイスはどこの地域も基本的には清潔なので衛生面の問題はないでしょう。スイスの水道水は、アルプスの源泉等の天然水が80%を占めています。厳しい水質基準があり、水道水も飲用できます。ただし、心配が残る人はミネラルウォーターを購入下さい。スーパー等で売られているミネラルウォーターの値段は日本に比べ安いです。ガス入りとガス無しが販売されています。なお「この水は飲めません」などの注意書きがある場所での飲料は避けて下さい。

緊急時の電話番号

  • 117 警察
  • 118 消防
  • 144 救急車
  • 1414 特別救助隊(レスキュー隊)

その他の電話番号はオンライン電話帳にて検索が可能です。

観光

スイスは観光立国の1つです。夏には鉄道旅行、冬はスキーなど様々なことを体験できます。ところでスイスの世界遺産についてはご存知でしょうか。マッターホルンなどは、観光名所ではありますが、世界遺産ではありません。スイスの世界遺産についてご紹介いたします。

聖ヨハネ・ベネディクト会修道院(Benedictine Convent of St John at Müstair)

グラウビュンデン州の都市ミュスタイアにある聖ヨハネ・ベネディクト会修道院は、カロリング様式の建造物として世界遺産に選ばれています。780年ごろにカール大帝(シャルルマーニュ)の命を受けたクール司教によって建てられ、12世紀からは女子修道院となりました。

ベルン旧市街(Altstadt Bern / Old City of Berne)

スイスの首都であるベルンは、1191年にツェーリンゲン家がアーレ川に囲まれた森を切り開いて築いた町です。旧市街の石造りの町並み全体が、世界遺産に登録されています。ヨーロッパ最長といわれるアーケードで回路のように繋がるベルンの旧市街には、スイス一高い尖塔がそびえる大聖堂や、時計塔、アインシュタイン・ハウス、多くの噴水、マルクと通りなどがあります。赤茶色に統一された瓦屋根の家、そして窓辺の花々の美しさから「ヨーロッパで最も美しい緑と花の町」とも称されいます。

ザンクト・ガレン修道院(Stiftsbezirk St. Gallen / Abbey of St Gall)

スイス北東部の町の旧市街の中心にある、この修道院は、613年に修道士ガルスが設立した小さな庵が母体となり、8世紀にその跡地にバロック建築のザンクト・ガレン修道院は創設されました。学問の総本山として、中世からヨーロッパにその名を馳せて、約15万冊の蔵書がロココ様式の大広間にあり、修道院付属図書館として世界最大級の中世の図書館として有名です。

ベリンツォーナ 3つの古城と街を囲む城壁(Three Castles, Defensive Wall and Ramparts of the Market-town of Bellinzone)

ティチーノ州の州都ベッリンツォーナにある「カステル・グランデ」は3つの城の中でも最古の歴史と最大な規模のお城です。東の丘には「カステロ・ディ・モンテベッロ」はその2つの城と待ちを取り囲む、南東の山には「カステロ・ディ・サッソ・コルバーロ」の3つの城塞と防衛施設が、アルプスの戦略拠点を守る城塞モデルとして高い評価を受けて世界遺産に登録されています。

アルプス山脈周辺の先史時代の湖畔住居群(Prehistoric Pile dwellings around the Alps)

アルプス山脈は、ヨーロッパを代表する山脈です。紀元前5000年から500年ごろまでにアルプス山脈周辺で建設された杭上住居(高床式の住居の一種)が現在まで残されています。その建物はスイスに56件、イタリア、ドイツ、フランス、オーストリア、スロベニアにまたがり点在し、世界遺産に111件の遺跡が共同登録されています。

サン・ジョルジオ山(Monte San Giorgio)

サン・ジョルジオ山は、ティチーノ州の南部にある山です。2億4,500万年前〜2億3,000万年前の地層(中世代三畳紀)から、恐竜の祖先といわれるティキノスクスや、地球史上最も長い首を持つというタニストロフェウスの恐竜を含む多くの化石が1万点以上発掘された山です。観光的なスポットというよりは、むしろ研究者や学生などが多く訪れています。

スイスアルプス・ユングフラウ・アレッチ(Swiss Alps Jungfrau-Aletsch)

ユーラシア大陸で最大の氷河地帯で、ヨーロッパ・アジア最長の氷河あり、世界で最も美しい地域がユングフラウです。アイガー、メンヒ、ユングフラウの3名峰があるため、登山家憧れの地にもなっている。また、眺めるだけでは満足できないと、氷河トレッキングやスキー、犬ぞりなどを体験することもできます。

ラヴォー地区の葡萄畑(Lavaux, Vineyard Terraces)

ローザンヌからモントルー郊外まで、レマン湖の上にのびる丘にある美しい葡萄畑で、スイス有数のワイン産地です。この地域は中世より続く伝統ある葡萄畑で、1000年以上もの間、テラス上に広がる葡萄畑が周辺の美しい自然環境と共存しています。また、ワイン作りの伝統と歴史も評価され、世界遺産に登録されました。

ラ・ショー・ド・フォン/ル・ロックル時計産業都市計画(La Chaux-de-Fonds / Le Locle,Watchmaking Town Planning)

ヌーシャテル州にある都市で17世紀頃からスイス時計製造業のメッカとして知られています。街並は、工房と住居が互いに混ざりながら並び、通りと建物が整然と平行な列を成しています。街には『タグ・ホイヤー』や『ジラール・ペルゴ』などの本社があったり、世界最大の国際時計博物館などもあります。また、近代建築の父と言われるル・コルビュジェの生まれ故郷としても有名です。

スイス・テクトニックアリーナ・サルドナ(The Swiss Tectonic Arena Sardona)

サルドナ地殻変動地帯は、東アルプス山中にある巨大な衝上断層、グラールス衝上断層を対象とした世界遺産です。観察のしやすい環境という点で、長年の造山運動の研究史における大きな役割も評価されいます。テクトニックアリーナ・サルドナは地学研究上とても重要な”プレートテクトニス理論(プレート理論)”を説明するうえでも大きな意味を持つ地形となっています。

レーティッシュ鉄道アルブラ線/ベルニナ線と周辺の景観(Rhaetian Railway in the Albula / Bernina Landscapes)

100年以上の歴史を持つレーティッシュ鉄道はスイス最大の私鉄です。沿線には、世界的に有名な山岳リゾートである、サン・モリッツやダヴォスがあります。アルプスの大自然を損なうことなく建設されたアルブラ線とベルニナ鉄道は、鉄道と共存する美しい沿線が評価され、スイスとイタリアが共有する「国境を越える世界遺産」のひとつとして登録されました。世界遺産に登録されている鉄道路線はごくわずかです。もしかしたら、その絶景を日本のツアーのパンフレットなどで、一度見たことがあるのではないでしょうか。

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