最近は生活時間のほとんどでiPad+AppleWatch+ガラケーを使い回しているiae留学ネットでもガジェット大好きスタッフです。

スマートフォン(スマホ)、タブレットといった通信ガジェットはなかなか安くなりませんね、Tu-Kaとかの時代、月額1700円で使えたのが懐かしいです。

留学エージェントとして働く今、私のガジェットオタク知識がこれから海外での留学生活を送ろうとするあなたのほんの少しでもお役に立てればと思い、このページを書くことにしました。

留学する場合、国によっては日本よりも遥かにフリーの公共Wi-Fiが広く開放されているところもありますが、いざというときにそれだけでは厳しいもの。

実際、私自身も公共WIFIだけで友人や家族との連絡を取ることは難しいものでした。

留学先の国・都市や学校・コースも決まり、必要な手続きに学生ビザ申請も終わったら、全部終わり、ではありません。

現在の人類のライフライン、海外での携帯電話・スマートフォン(スマホ)問題をクリアしなければなりません。

これから海外留学をするあなたの海外携帯電話・スマートフォン(スマホ)ライフがより充実したものになるようご案内をさせていただきます。

海外留学中にスマートフォン(スマホ)を利用するには

スマートフォン(スマホ)を海外留学中に利用する場合に注意すべき点、それは周波数帯です。

スマートフォン(スマホ)は機種により対応周波数がバラバラ。

自分が今使っているスマートフォン(スマホ)、新たに手に入れようとしているスマートフォン(スマホ)が、どこの国で使えるか、どの周波数で使えるか確認しておきましょう。

考えられるパターンは以下の2つです。

    1. SIMフリー端末またはSIMロック解除済みのスマートフォン(スマホ)を持っていき、留学後に現地で格安SIM契約をする、またはプリペイドSIMを購入する
      日本はかつてSIMロック制限が厳しかったのですが、2015年以降の解除義務でSIMフリーのスマートフォン(スマホ)が解禁となりました。

      家電販売店でもリーズナブルなSIMフリー端末が購入できるようになっているので、使い勝手の良い、あなたの好みにあったものを用意してくださいね。

    2. 留学前に日本のキャリアを解約、渡航後現地で格安スマートフォン(スマホ)を購入、日本で利用していた端末はWi-Fi専用機にする
      いわゆる買い替えですね、日本のスマートフォン(スマホ)は解約、現地渡航後で使えるスマートフォン(スマホ)端末購入、SIMカードを契約またはプリペイドタイプを購入します

この2つの場合、日本で使っていた電話番号はなくなってしまいます。

もしどうしても利用してきた番号を残したい場合には、格安プランに切り替えて保持、SIMカードは日本においておき、現地で使えるSIMカード(契約またはプリペイド)を用意します。

海外留学中の携帯電話、ガラケー利用について

今お使いの携帯電話、いわゆるガラケーをそのまま海外でも使うことはハッキリ言ってオススメしません、できれば日本に置いていきましょう。

なぜなら、日本の携帯電話は海外でも普通につながってしまうからです。

その時の通話やメール、インターネットも、データローミング(国際ローミングとも呼ばれ、ざっくり言うと日本の基地局の電波が届かない場所で通信した場合にキャリア各社が提携する現地キャリアの電波を利用して通信可能にする機能)で通信できてしまうため、海外プランに加入していないかぎり携帯料金がとんでもない高額になります。

SIM(またはICカード)の差し替えが簡単なガラケーならSIMを抜いておけばいいし、スマートフォンなら飛行機モードにしておけばいいだけ、なんですが一般的なガラケーだと電源を切る以外に通信から完全に逃げる方法はありません。

うまくやりくりして使う方法はもちろんありますが、オススメなのはこの3つです。

    1. 留学前に日本のは解約して、留学後に現地でプリペイドスマホ、または激安ガラケーを使う
      各キャリアで携帯を解約、留学後に現地で調達する方法です。この時、今まで使用していた電話番号やメールアドレスはなくなるのでご注意を、正直手っ取り早くて一番おすすめ。
    2. 留学前に日本のガラケーを休止、最低限の保管料を支払いつつ留学後に現地でプリペイドスマホ、または激安ガラケー
      長期間日本のキャリアケータイを利用しない場合に電話番号とメールアドレスを少ない料金で保守してもらえますが、ちょっと保管料の支払いはもったいないですね。
    3. 留学前、日本国内で海外キャリアの携帯を契約しておく
      コレは基本レンタルなので長期滞在には向いてませんが便利です。
      日本では主にTelecomSquare, Global Cellular, JAL ABC, QuickMobile, mobellなどの会社で取り扱い可能。
      宅配で受け取れたり空港で受け取ることができる、さらにWi-Fiレンタルサービスもあるため、短期留学には良いですが、料金はやや割高。

このように、電話番号も何もかも維持しながらうまくやる方法もあるにはありますし、海外定額プランもありますが、料金があまり優しくありません。

対応エリアを外れると結局データローミングで高額請求まっしぐら、というかそうまでして今のガラケーにしがみつかなくても良いのではないかと思います。

ちなみに英語圏はキャリアメール(@docomo〜、@ezweb〜など)のカルチャーはなく、だいたいSMS(ショートメッセージサービス)が主流です。

もう1回言います、ガラケーの利用停止で番号・アドレス維持はめんどくさいしお金がかかります、英断しましょう。

その他の通信方法、WIFI端末でスカイプ・LINE通話

いわゆる電話番号を持つことができるSIMカードを使うのではなく、WIFI端末を日本でレンタル、スカイプやLINEの通話機能を利用するのもひとつの手です。

日本を出発する前にレンタルできるWIFI端末は割高なので短期留学なら問題はありませんが、長期留学をする場合には現地でWIFI端末を購入・契約しなければなりません。

留学先となる国・都市で使われている端末にどのようなものがあるかを調べておいて、渡航後に契約することになりますが、機能や費用、契約内容について英語で正しく理解する必要があることをご留意ください。

海外留学中の通信、スマートフォン(スマホ)や携帯電話、WIFIまとめ

公共のWi-Fiは無料、どんな機種でもどんなキャリアでも無料で利用できます。

通話、相手と話すことを求める場合には、ご自分の使っているスマートフォン(スマホ)や携帯電話が留学先でも使えるかは徹底的に調べておくことをおすすめします。

長期の海外留学の場合、部屋を借りるにも仕事につくにも電話番号は必要です。

日本出発前に通信方法についてしっかり調べておけば、現地で知らないままに高額な契約をしてしまい、無駄な出費をせずに済みますよ。

無駄なコストをしっかり抑えた留学のためにも、現地での生活に使うスマートフォン(スマホ)、携帯電話をどうするかは重要です、しっかり下調べをしておきましょう!