オーストラリアで医療英語を学ぶ

現在日本では国内での労働力不足に伴い、外国人労働者増加について活発に議論が交わされています。また2020年の東京オリンピック開催前後は観戦客や海外からの旅行者増加が見込まれることから、多くの現場で英語力向上に向けた取り組みが行われています。

空港や観光案内所はもちろん、医療現場など生命に関わる機関での英語力もより需要が高まることが予想されます。

今回は、現在すでに医療や看護に携わっている方や、これから就職を控えている方におすすめの「医療英語が学べる語学学校」2校をまとめました。

お仕事の長期休暇や大学の夏休み・春休みを利用して、キャリアアップにつながる英語を身につけてみませんか?

Sydney College of English医療英語コース

Sydney College of English

Sydney College of English(SCE)では、現地の高校入学準備プログラムをはじめ、一般英語コースや進学準備コース、IELTSなどの試験対策講座も開講しています。中でも医療英語コースは定評があり、医療英語コースを開講している数少ない語学学校の中でも質が高い事で学生からの評判もいい学校です。SCEでは、受講者の現在の英語力により2つの医療英語コースを開講しています。

1.医療英語コース(English for Health Professionals)

SCEの医療英語コース2つのレベルで開講されており、日常会話などを学ぶ一般英語と医療分野に特化した英語を同時に学ぶプログラムです。医師、看護師、薬剤師、歯科医師や医療分野を学んでいる大学生などにお勧めのプログラムです。

レベル入学条件概要
EHP1TOEIC450点程度病院の組織や入院、高齢者介護、栄養に関してや緊急時の対応など、医療現場はもちろん私生活にも役立つトピックが多く含まれています。
EHP2TOEIC550点程度眼科、皮膚科、産婦人科、薬理学、救命救急などより専門性の高い現場を想定して幅広い知識を身につけます。
  • 入学時期:毎週月曜日
  • 受講期間:1週間から入学可能。12~15週間の受講で教科書を1冊終了します。
  • コース構成:一般英語(午前)+医療英語(午後)
    ※3月と9月には病院見学も予定されています。詳細はお問い合わせください。

2.OET試験準備コース

OET(Occuptional English Test)とは、医療従事者向けの医療英語テストの事です。オーストラリアだけではなく、海外の医療現場(介護・福祉を含む)に従事されたい方にはお勧めな専門的なテストです。

Lexis English医療英語コース

lexis

オーストラリアの海沿いに5キャンパス(ヌーサ、サンシャインコースト、バイロンベイ、シドニー、パース)、市街地に1つのキャンパス(ブリスベン)を持つ中規模な語学学校です。ケンブリッジ英検やIELTS試験対策プログラムに定評があり、ヨーロッパからの学生が多く勉強しています。中高生向けの短期サマープログラムもあり、幅広い層の学生に人気があります。英語力があまりない学生向けのレッスンでは、教室に机を置かずさまざまアクティビティーを通して英語を使いながら覚える授業スタイルが特徴です。Lexis Englishでは、OET試験準備コースが開講されています。

1.OET試験準備コース

OET(Occuptional English Test)とは、医療従事者向けの医療英語テストの事です。オーストラリアだけではなく、海外の医療現場(介護・福祉を含む)に従事されたい方にはお勧めな専門的なテストです。このコースでは、実生活や実社会で役立つ医療英語を身につけます。

  • 入学条件 : すでに医療現場に従事している方や学生向けです。
  • 対象者  : 主に、薬学・栄養学・獣医学看護・理学療法・介護・歯科に従事している方や学生を対象としています。
  • 入学時期 : 月に1度(月によって異なるためお問い合わせください)
  • 受講期間 : 4週間から受講可能。最大12週間。
  • キャンパス: ブリスベン・パース・サンシャインコースト
  • コース構成: 一般英語(午前)+医療英語(午後)