カリフォルニア州マリン郡
サンフランシスコ・ゴールデンゲートブリッジの先にあるのがマリン郡（マリンカウンティ）です。このカウンティの大部分はナショナルパークや州立公園が占めており、美しい大自然や気候、そしてそれらを楽しむアウトドアの機会にも恵まれています（マウンテンバイクの発祥の地がマリン郡です）。
カレッジ・オブ・マリンはケントフィールドとナバトにキャンパスを構えていますが、ケントフィールドは高級住宅地エリアで、落ち着いた治安の良い環境で留学生はキャンパスライフを過ごせます。
カレッジ・オブ・マリン（College of Marin）
そんな治安が良好で裕福なエリアであるマリン郡ケントフィールドに位置するコミュニティカレッジが「カレッジ・オブ・マリン」です。
学生の多くは地元マリンカウンティー出身者で、学習面また留学生活にまつわる悩みの相談にものってくれるカウンセラーのケアも充実しています。
学生数は約10,000人ほどで、北カリフォルニアでの有名カレッジであるデアンザカレッジ（De Anza College）やディアブロバレーカレッジ（Diablo Valley College）と比較すると、およそ半数の小～中規模のカレッジですが、実はUCバークレーへの合格率の高いカレッジなのです。
今回は、そんなカレッジ・オブ・マリンについて掘り下げてご案内致します。
カレッジ・オブ・マリンの基本情報について
まずはカレッジ・オブ・マリンの特徴など基本情報をご紹介いたします。
| 学校設立年 | 1926年 |
|---|---|
| 特徴 | 前身の教育機関からオレゴン州支援による農業大学となって以降、オレゴン農業大学、オレゴン州立農業大学を経て1961年に現在の名称となりました。今やオレゴン州で最大級の州立大学で、2万人が学ぶ全米はもちろん国際的にも認められている総合大学として認められています。 コーバリスの街に拠点を持つヒューレットパッカード（HP）との結びつきが強く、工学のほか環境学、森林学、海洋学、薬学、ビジネス、森林学をはじめとした多種多様なコースを提供しています。 |
| キャンパスの場所紹介 | UCバークレーまで30分、サンフランシスコのダウンタウンまで20分でアクセスできるマリン郡のケントフィールドは、この一帯の高級住宅地エリアとして知られています。 |
| セールス ポイント | 小～中規模のカレッジのため、4年制大学への編入実績（編入人数）自体は多くは無いのですが、実は周辺の有名コミュニティカレッジと比較しても「編入率」が高く、質の高い教育や環境が特徴。 またシアターや舞台、演劇の学科が強く（ロビン・ウィリアムスがOB）、音楽や舞台芸術では世界で最も優秀なジュリアード音楽院への編入実績が高いカレッジとしても知られています。 |
UCバークレーへの編入「合格率」はNo1
カリフォルニア大学バークレー校（UCバークレー）は全米の州立大学の中でもトップ校の一つとして知られていますが、高校卒業からストレートで進学するにはあまりにも難関です。そこで多くの留学生は周辺のコミュニティカレッジからの編入を計画します。
ここではUCバークレーへの編入合格率と学生数を比較してみましょう（University of California, Full Year Transfers by College2020-21より）。
| ディアブロ バレーカレッジ (Diablo Valley College) | デアンザカレッジ (De Anza College) | カレッジ・オブ・ マリン (College of Marin) | |
|---|---|---|---|
| 出願者数 | 1,050 | 1,051 | 139 |
| 合格者数 | 265 | 211 | 44 |
| 入学者数 | 205 | 157 | 34 |
いかがでしょうか？
そもそもカレッジ・オブ・マリンの総学生数はディアブロバレーやデアンザの約半数なので編入合格数自体は少ないのですが、合格率として比較しますとディアブロバレー（25%）、デアンザ（20%）に対して31%と高いレートを示しているのです。
その他カレッジ・オブ・マリンからは、UCデービス、UCサンタクルーズ、UCLA、UCサンタバーバラにサンフランシスコ州立大学、ドミニカン大学への編入実績を誇ります。
カレッジ・オブ・マリンで高い評価を受けている学部専攻分野について
- Animation, Video Graphics and Special Effects（アニメーション、ビデオグラフィックス、特殊効果）
- Cinematography and Video Production（シネマティクスとビデオプロダクション）
- Dance（ダンス）
- Drama and Theatre Production（ドラマと演劇制作）
- Film and Video Studies（映画およびビデオ研究）
- Business（ビジネス）
- Office Management（オフィスマネジメント）
- Anthropology（人類学）
- Communications（コミュニケーション）
- Economics（経済学）
- Liberal Arts and Humanities（リベラルアーツ＆ヒューマニティーズ）
- Physical Sciences（物理科学）
- Psychology（心理学）
- Sociology（社会学）
- Biology（生物学）
- Computer Science（コンピュータサイエンス）
- Accounting Technician and Bookkeeping（会計技術者と簿記）
カレッジ・オブ・マリンのキャンパスやプログラム受講について動画で見てみる
カレッジ・オブ・マリンのUCバークレー編入合格率の高さの理由とは？
University Bridgeは、アメリカTop40を含むトップクラス大学への編入保証プログラムを留学生に提供する教育機関。
カリフォルニア州では現在4校のコミュニティカレッジとアカデミックサポートプログラムを共同で提供しており、そのうちの1校がカレッジ・オブ・マリンとなります。
プログラム内での規定のGPA（Grade Point Average、成績平均点）で修了することで、希望する大学への3年次編入が保証されます。
| 編入保証のあるカリフォルニア大学（トップ40） | |
|---|---|
| |
その他多くのカリフォルニア州の大学の編入保証があるのですが（全米では150校以上！）、編入保証ではないものの優先的出願が可能な名門大学として「UCバークレー」と「UCLA」があります。
また、カレッジ・オブ・マリンではUniversity Bridge4校の中で唯一「UC Berkeley Pathway @Ubridge」が開講されています。
こちらのプログラムでは約30名のUCバークレーOBの講師のサポートのほか、履修2年目にUCバークレーの科目履修を行ったり、UCバークレーの出願オフィサーとのコミュニケーションの機会があるなど、UCバークレー編入を目指す学生には理想的なプログラムにデザインされています。
カレッジ・オブ・マリン（またはUniversity Bridge）への出願に必要な要件
| 年齢 | 17歳以上 |
|---|---|
| 高校の成績 | 75%以上の好成績 |
| 英語スコア | TOEFL 61 / IELTS 6.0/ Duolingo 90 |
※現地でのプレースメントテストの結果により英語クラスからのスタートとなる場合があるので、より高いスコアを目指してください。
※英語スコアをお持ちでない場合は「条件付き出願」も可能です。
スケジュール、概算費用と宿泊について
| 開講時期 |
|
|---|---|
| 年間概算費用（2023年時点） |
|
| 宿泊タイプ | 一般的に宿泊手配を行っていないコミュニティカレッジですが、カレッジ・オブ・マリンではアパートメントなどの宿泊先紹介を行っています。 |
カレッジ・オブ・マリンへの進学をご検討中ならiae留学ネットにご相談ください
まだ出願受付がスタートしたばかりのUniversity Bridge。まだ間に合いますので、アメリカ大学への進学を希望される方はぜひお早めにお問い合わせ下さい。一般的なコミュニティカレッジには無いサポートが得られるUBridgeで、夢のカリフォルニア大学編入を実現させましょう！
海外進学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。
世界700の教育機関、1,500校との提携を持つiae留学ネットなら、University Bridgeのご相談からお手続きまで無料サポートにてご案内しています（College of Marinのみの場合は88,000円/税込み）。是非一度、お気軽にご相談ください。
