近年、1年間で修士号が取得でき、卒業後には2年間の就労が可能なビザが申請できることから、イギリス大学院進学に関するお問い合わせが急増しています。他の英語圏の国々と比較して、時間とコストを抑えた留学プランが実現できるのが大きな魅力です。
しかし、その分カリキュラムはハイペースで、求められる英語力や大学の成績（GPA）の基準も高く、留学生が直接入学するのは決して簡単ではありません。
そこで多くのイギリス大学院が提供しているのが、留学生向けの大学院進学準備プログラム「プレマスター（Pre-Masters）」です。このコースで所定の成績を修めることで、提携大学院への進学が保証されます。
通常、プレマスターはイギリス現地で受講する必要がありますが、このコラムでは日本にいながらオンラインで履修できる画期的なプレマスターと、進学可能な大学院について詳しくご紹介します。
そもそも「プレマスター」とは？
↓「プレマスター」の解説コラムです↓
イギリス大学院準備プログラム「プレマスター」のメリット&進学できる大学院一覧【2025年最新版】
プレマスターは、大学院での学習に必要なアカデミックスキルや専門知識、英語力を補うための「大学院進学準備コース」です。
修了後は、提携している大学院・コースへの入学が保証されます。
こんな方にプレマスター経由での進学がおすすめです
- 大学の成績（GPA）が進学基準に少し届かない
- 大学時代の専攻とは異なる分野に挑戦したい
- 出願に必要な推薦状の準備が難しい
- IELTS 6.5など、大学院の直接入学に必要な英語力にまだ達していない
- 大学卒業から時間が経っており、大学院の授業についていけるか不安
基本的なプレマスターの概要
- 入学時期：イギリスの大学院は主に9月入学です（一部1月入学もあり）
- 期間：大学院が始まる前の約6か月から9か月間です。
- 学習内容：アカデミック英語、レポート作成や研究などの学習スキル、そして各専門分野の基礎科目で構成されます。
学校の様子を動画で見てみる
日本でも履修できる「オンライン版プレマスター」の魅力
今回ご紹介するのは、イギリスの人気大学と提携する世界的教育機関「Kaplan International Pathways」が提供するオンライン・プレマスターです。
オンライン・プレマスター5つのメリット
- 場所を選ばない：日本の自宅から、自分のペースで学習を進められます。
- 費用を大幅に節約：イギリスへの渡航費や現地での高額な家賃・生活費がかかりません。
- ビザ手続きが不要：プレマスター期間中の学生ビザ申請・取得の手間がありません。
- 質の高いカリキュラム：現地で開講される対面式のプレマスターと全く同じ内容を学べます。
- 大学院からは対面授業：準備はオンラインで効率的に行い、修士課程はイギリスのキャンパスで学ぶことができます。
オンライン・プレマスター基本情報 (2026年)
| 専攻分野は 3コース |
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|---|---|
| スケジュール | 2026年2月～8月（2ターム） 2026年1月～8月（2.5ターム） |
| 大学院 入学時期 | 2026年9月 |
| プレマスター 授業料 | 15,990ポンド（2ターム）,18,600ポンド（2.5ターム） |
| 出願 英語要件 |
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進学可能な専攻分野と大学院一覧
このオンライン・プレマスターを修了後、以下の分野でイギリスの名門大学院（現地での対面履修）への進学を目指せます。
大学院での主な専攻分野
- Building and Architecture（建築）
- Business and Finance（ビジネスとファイナンス）
- Computing（コンピュータ）
- Education（教育）
- Engineering（エンジニアリング）
- Environment and Agriculture（環境・農業）
- Hospitality and Tourism（ホスピタリティとツーリズム）
- Law（法学）
- Marketing and Media（マーケティングとメディア）
- Mathematics（数学）
- Music and Performing Arts（音楽・舞台芸術）
- Science and Health（科学と健康）
- Social Science and Humanities（社会科学と人文科学）
進学先の大学院一覧
- ロンドン大学シティ校（City, University of London）
- クランフィールド大学（Cranfield University）
- ノッティンガムトレント大学（Nottingham Trent University）
- ロンドン大学クイーンメアリー校（Queen Mary University of London）
- バーミンガム大学（University of Birmingham）
- エセックス大学（University of Essex）
- リバプール大学（University of Liverpool）
- ノッティンガム大学（University of Nottingham）
- ウェストミンスター大学（University of Westminster）
- ヨーク大学（University of York）
- 西イングランド大学ブリストル（UWE Bristol）
※（注）進学できる大学院と専攻コースは限られています。ご自身の経歴や希望に合うパスウェイがあるか、まずはiae留学ネットの無料カウンセリングでお気軽にお問い合わせください。
オンライン・プレマスターの学習内容とスタイル
ここでは、オンライン・プレマスタープログラムについてご案内いたします。
オンライン・プレマスターのコース内容は？
Pre-Master’s for Business, Economics and Finance
ビジネス、経済、ファイナンス
| 共通科目 |
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|---|---|
| 選択科目 (次から2科目選択) |
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Pre-Master’s for Science and Engineering
理工学
| 共通科目 |
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|---|---|
| 選択科目 (次から2科目選択) |
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オンラインプレマスター履修に必要なもの
- カメラ・マイク付きのパソコン
- 安定したインターネット環境
- ヘッドセット
- 静かで学習に集中できる環境
受講スタイルと時間
講師やクラスメイトとリアルタイムで学ぶ「ライブ授業」と、録画された講義を視聴する「オンデマンド授業」を組み合わせて学習します。
ライブ授業はイギリス時間の9:00～18:00（日本時間の夕方～深夜）に行われるため、日中の時間を有効活用できます。
充実のオンラインサポート
オンラインでも孤独を感じることはありません。Kaplan International Pathwaysは以下のような手厚いサポートを提供しています。
- 学習アドバイザーによる個別のアドバイス
- メンタルヘルスとウェルビーイングのサポート
- クラスメイトと繋がるための定期的なオンライン交流イベント
- 大学院進学に関する質疑応答セッション
※Kaplan Pathwaysオンラインパスウェイコースのデジタルカタログはこちら
成績評価査定は？
- Audio and video submissions（音声・ビデオでの課題提出）
- Essays（エッセイ）
- Exams（各種試験）
- Live question and answer sessions（授業時の質疑応答の参加度）
- Presentations（各種プレゼン）
- Projects and coursework（個人またはグループでのプロジェクト）
オンライン・プレマスターの出願書類
出願には以下の書類が必要です。
- 英語力の証明：IELTS Academicの公式スコア（UKVI以外が利用できる場合もあります）
- 学歴の証明：大学の英文成績証明書・卒業証明書
- パスポート
- 英文レジュメ（職務経歴書）：大学卒業から時間が空いている方は、その間の経歴や志望動機を説明する書類が求められる場合があります。
イギリス大学院留学ならiae留学ネットにご相談ください
「2026年9月にイギリス大学院へ進学したい。でも、今から渡英して準備するのは時間的にも費用的にも難しい…」
そんな方にこそ、このオンライン・プレマスターは最適な選択肢です。海外進学はハードルが高いと感じるかもしれませんが、語学力や成績が少し足りない留学生のために、このような質の高い「パスウェイ」が用意されています。
世界700以上の教育機関と提携し、ロンドンにもオフィスを持つiae留学ネットでは、あなたの状況に合わせた最適なイギリス大学院進学プランを無料でご提案します。ご相談から出願手続きまで無料でお手伝いしていますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
