今回はモナシュ大学の人気学部紹介第五弾として、教育学部についてご紹介致します。

モナシュ大学の教育学部は、世界学部別ランキング15位と大変高い評価を得ております。

現在大学4年生の方・すでに教育機関でお勤めの教員の方など、ご自身の知識や教授方法をさらにスキルアップしたい方にお薦めです。

モナシュ大学とは?

モナッシュ大学

1958年に設立されたモナシュ大学は、オーストラリアのビクトリア州メルボルンに位置する国立大学であり、生徒総数としてはオーストラリアで最も大きい学校の1つです。

2024年度QS世界大学ランキングでは42位にランクイン。オーストラリアを代表する名門大学(G8)の1校でもあります。

イタリア語で「Ancora imparo(常に学ぶ)」というスローガンを持つ学校であるだけに、研究分野では特に優れた成果を上げてきており、オーストラリアの大学が行っている研究成果のうち72%を占めるほど活発な研究活動が行われる大学です。

特に、情報技術(IT)、工学(Engineering)分野での研究成果はとても評価されています。

モナシュ大学の教育学部について

モナシュ大学の教育学部は2023年QS世界大学学部別ランキング19位、そしてオーストラリア国内ランキングにおいて4部門で1位を取るなど、大変高評価を得ています。

モナッシュ大学の修士号プログラム(教育部門)
  • Master of Education オーストラリア国内ランキングNo.1
  • Master of Educational Leadership オーストラリア国内ランキングNo.1
  • Master of Teaching オーストラリア国内ランキングNo.1
  • Master of TESOL オーストラリア国内ランキングNo.1
  • Master of Counselling
  • Master of Educational and Developmental Psycology
  • Master of Professional Psycology

モナシュ大学の教育学部は最低80日間以上の教育実習があり、実社会での経験を積むことで、卒業時に自信をもって就職できるようになります。

また、ダブルディグリー制度も整っており、あなたのキャリアの機会を広げるために、2つの異なる種類の教育を同時に勉強することもできます。

なお、卒業後はオーストラリアの学校教師(registered school teacher)またはオーストラリアの幼稚園での先生になる資格が取得できます。

日本人留学生に一番人気!Master of TESOLについて

それでは今回は教育学部の中から、2つの代表的なコースをご紹介します。まず最初のコースは、日本人留学生に一番人気のMaster of TESOLです。

Master of TESOLは、国際的または地域的な環境で英語教育に従事する幅広い教師、または将来の英語教師の卵に適しており、TESOL(=英語を母国語としない生徒に英語を教える資格)の大学院資格を取得します。

実践の場もあり、英語教授法や学習法をスキルアップさせることの重要性について学びます。

モナッシュ大学Master of TESOLでの学習内容
  • 言語学習における社会的および文化的コンテキストの役割
  • さまざまなTESOL教材での教育、学習、評価、および教育計画に対するさまざまなアプローチ方法の学習
  • 評価タスクの評価、分析、および設計
  • 学習環境におけるバイリンガリズムとバイリテラシーの開発と維持
  • ローカルおよびグローバルな環境での英語教育について
  • オンライン学習環境を含む、異文化および異文化学習、コミュニケーション、モビリティ学習をサポートするためのデジタルテクノロジーの使用について

TESOL修士号の卒業生は、「国際化された」世界で自信を持って活動できるTESOLの教師として育成されます。

そのため、日本やその他海外で英語教師として将来活躍したい方には大変お薦めの修士号コースとなります。

Master of Educationについて

こちらのMaster of Education(教育修士号)は、教師、教師管理職、幅広いコミュニティでの学習と教育に関心がある方など、様々な人々の専門的な学習ニーズに対応します。

次のいずれかの専門分野で、主要な学習構造に関する知識を広げ、また専門家としての能力を高め、専門的な理解を深めます。

  • Digital Learning(デジタルラーニング)
  • Early Childhood Education(幼児教育)
  • General Education Studies(一般的な教育研究)
  • Inclusive and Special Education(特別教育)

複数選択することによって幅広く学習することもできますし、あるいは専門分野の1つを選択し、特定の専門知識を武器にし卒業することもできます。すべての専門分野にはオプションがあり、将来希望する専門職に向けて集中して学習することもできます。

Digital Learning(デジタルラーニング)

この専門分野は教育におけるデジタルテクノロジーと、学習のための効果的な教育テクノロジーの実践に取りみます。この分野は、教育と学習におけるデジタルテクノロジーの使用を計画、促進、評価などに取り組み、学校、高等教育での教師や専門家に適しています。

Early Childhood Education(幼児教育)

幼児教育分野にてキャリアを構築したい方は、この専門分野が適しています。この科目は、幼児教育者、指導者、政策立案者など、幼児の学習についての理解を深め、専門家を育成します。子供たちや彼らの家族とコミュニティの複雑な問題に対応し、幼児教育と学習実践経験を積んでいきます。

General Education Studies(一般的な教育研究)

実際の現場教育の議論に参加し、対話しながら、教育全体のスキルと知識を向上させることができます。

Inclusive and Special Education(特別教育)

この専門分野は学習環境の構築に焦点を当てています。文化や社会的に異なるバックグラウンドを持つ学習者について研究します。そうすることで、年齢、性別、性別、階級、民族性、障害に関係なく、すべての学習者を含む教育方法を発見できます。

コース詳細ならびに入学条件について

プログラムの基本情報はこちらをご覧ください。(※費用は2023年4月現在)

Master of TESOL
期間1年間 / 1年半 / 2年間
入学時期2月 / 7月
学費AU$38,100/年間
入学条件
  • IELTS Overall 6.5(各セクション6.0)以上
  • 大卒以上(GPA2.4以上)
 Master of Education
期間1年間 / 1年半 / 2年間
入学時期2月 / 7月
学費AU$35,600/年間
入学条件
  • IELTS Overall 6.5(各セクション6.0)以上
  • 大卒以上(GPA2.4以上)

本コースの詳細、内容がより分かる動画



モナシュ大学進学に関するご相談はiae留学ネットまで

モナシュ大学の教育学部は、オーストラリア国内外問わず大変評価が高い学部です。

すでに教壇に立っていらっしゃる現役教師の方々の更なるスキルアップはもちろんのこと、これから教職を目指している大学生の方々にもモナシュ大学教育学部の修士号コースは大変お薦めです。

なお、iae留学ネットはモナシュ大学の日本正規代理店のため、進学に関するご相談から出願のお手続きまで、無料でご案内させていただいております。

ぜひお気軽にご相談くださいませ。