全米第3の都市であるシカゴを擁するイリノイ州は中西部に位置しており、その人口動向から最も平均的な州とも言われています。
一方でU.S.NEWSによる教育ランキング~最も充実した教育が受けられる州~では全米50州のなかでトップ10にランクイン。教育水準の高い州としても知られています。
教育水準の高い州には名門大学あり、ということでイリノイ州にもシカゴ大学やノースウェスタン大学、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校といったトップランク大学がありますが、出願要件のハードルも高く入学しやすいとは言えません。
そこで今回のコラムでは、トップランクの次に高い評価を得ている大学3校をご紹介します。
イリノイ州のお勧め大学の特徴
ではまず、今回ご紹介するイリノイ州の大学の特徴を見てみましょう。
入学時期は秋学期(9月)か春学期(1月)
一般的に四年制大学の出願締切は半年頃前までですが今回ご紹介する3大学については半年前以降でも出願を受け付けてもらえる確度が高いです(※空席状況にもよります)。
パスウェイプログラムからの入学が可能
直接入学のオプションもありますが、今回ご紹介する大学には、その直接入学の条件を満たさない留学生のために進学準備プログラム=パスウェイプログラムが用意されています。直接入学よりも出願要件のハードルは低めの設定で申込が可能です。
パスウェイプログラムからの進学のメリット
- 期間は約1学年間。所定の成績修了で大学2年次に進めます
- 直接入学の場合と同じ期間での卒業を目指すことが出来る
- 直接入学よりも低い要件で出願が可能
- 留学生向けの進学準備プログラムとしてアカデミックスキルや英語のクラスを履修
- その結果、2年次以降は直接入学者よりも高いGPAで卒業を目指せる傾向あり
- 直接入学の学生と同じ条件で学内設備や寮の利用が可能
イリノイ州のお勧め大学1.「イリノイ大学シカゴ校」
まず初めにご紹介したいのが、イリノイ大学シカゴ校です。
イリノイ大学シカゴ校/ University of Illinois at Chicago
ロケーション | シカゴ |
---|---|
進学可能な 主な専攻分野 |
|
概算年間学費 | US$50,606(※学費+滞在費) |
2024春学期入学日 | 2024年1月2日 |
パスウェイプログラムへの主な出願要件 |
|
MEMO | イリノイ大学システムの1大学であるイリノイ大学シカゴ校は、学生数33,400名を擁する大規模大学の一つ。アメリカ大学ランキングは103位、シカゴのダウンタウンから10分ほどでアクセスできる好立地にあるハイランク大学です。ArchitectureやComputer Science、Engineering、BusinessはいずれもTop100圏内で、ビジネス&工学において高い評価を得ています。 |
イリノイ大学シカゴ校の様子を動画で見てみる
イリノイ州のお勧め大学2.「イリノイ州立大学」
2校目にご紹介するのは、イリノイ州立大学です。
イリノイ州立大学/ Illinois State University
ロケーション | ノーマル |
---|---|
進学可能な 主な専攻分野 |
|
概算年間学費 | US$39,000(※学費+滞在費) |
2024春学期入学日 | 2024年1月8日 |
パスウェイプログラムへの主な出願要件 |
|
MEMO | 1857年に設立されたイリノイ州立大学は、イリノイ州最古の州立大学として長きにわたって多様で質の高い教育機会を提供してきました。イリノイ州ノーマルにある郊外型の大規模なキャンパスでありながらも小規模大学の雰囲気を感じさせる校風で、現在でも多くの留学生も受け入れてきています。手ごろな授業料と質の高い研究がポイント。ビジネス、芸術、保険数理学、会計学、情報学、コンピュータ科学、IT, ファッションデザイン、ファッションビジネス、経済学といった専攻分野が人気です。 |
イリノイ州立大学の様子を動画で見てみる
イリノイ州のお勧め大学3.「イリノイ工科大学」
では最後に、イリノイ工科大学のご紹介です。
イリノイ工科大学/ Illinois Institute of Technology (Illinois Tech)
ロケーション | シカゴ |
---|---|
進学可能な 主な専攻分野 |
|
概算年間学費 | US$67,714(学費+滞在費) |
2024春学期入学日 | 2024年1月4日 |
パスウェイプログラムへの主な出願要件 |
|
MEMO | 通称「Illinois Tech(イリノイ・テック)」とも呼ばれるイリノイ工科大学(Illinois Institute of Technology)は、シカゴにキャンパスを構える私立理工系大学です(全米ランキング117位)。今回紹介の3大学の中では最も小規模ですが研究型総合大学でもあり、工学・科学系以外でも建築、心理学、ビジネス、ジャーナリズム、デザイン、法律などの分野も有しています。もっとも実際には半数以上の学生は工学系を専攻しており、建築学やコンピュータサイエンス、ビジネスが人気です。 |
イリノイ工科大学の様子を動画で見てみる
イリノイ州の大学進学をご検討中ならiae留学ネットにご相談ください
上記の3大学は、それぞれ外部の教育機関と共同でパスウェイプログラムを提供しています。
ハイランクなイリノイ大学シカゴ校、比較的リーズナブルで留学生受け入れに柔軟なイリノイ州立大学、工学系で高評価の私立大学イリノイ工科大学と特徴もそれぞれ異なるので選択しやすいのではないでしょうか。
なお、大学院進学でしたらイリノイ州立大学が豊富なパスウェイプログラムを提供しています。
海外進学は高いハードルがあるように思えますが、語学力、成績が少し足りない留学生のための道、パスウェイがあります。
世界700の教育機関、1,500校との提携を持つiae留学ネットなら、イリノイ州の大学進学のご相談からお手続きまで無料でご案内しています。是非一度、お気軽にご相談くださいませ。