ホスピタリティ業界で働くあなたへ、おすすめの海外留学プログラム

ホスピタリティ業界とは?

2020年東京オリンピックや日本への旅行者数増加を目指す日本政府の元、盛り上がりを見せるホスピタリティ業界。ホスピタリティと聞くと、一般的的には「人が人に対して行うおもてなし、接客や接遇」をイメージされる方が多いと思いますが、今日では非日常を体験する」ことも意味するようになりました。

OTAやE Commerceの発達に伴い、今まで旅行代理店で購入していた航空券や旅行商品をより安く購入できます。航空券に関しては、LCCの普及に伴い格安航空券を自身で手配し海外旅行される方も非常に多くなってきています。

そんな中、ホスピタリティ業界では「サービス提供」から「非日常体験の提供」を行う企業が増えてきています。

非日常体験の提供とは?

旅行でホテルを予約する際に、「安く、早く、簡単に」予約できるオンラインサービスを利用する方が多いですが、皆さんはその際に何を基準にホテルをえらびますか。部屋の大きさ、ベッドの大きさ、オーシャンビュー、屋上にプールがあるかどうか、プールやバーがあるかどうか、インスタ映えするかどうかなど、利用者によって条件は異なりますが、日常生活では味わえない体験を考えていませんか。

2020年開催予定の東京オリンピックも良い例です。開会式のチケットが30万円以上、人気のある競技の決勝戦のチケットが数万円と有名アーティストのコンサートチケットよりも効果にも関わらず多くの方が申込みをしています。

航空券も同様です。LCCやオンラインサービスの発達に伴い、安く簡単に航空券を購入できる時代なのに、ビジネスクラスやファーストクラスを購入される方はただ単に経済的に余裕があるからでしょうか。「飛行機=移動手段」ではなく、「飛行機=旅行の一部なので楽しみたい。少し高くても良いサービスを受けたい」と思う方います。

ホスピタリティ従事者の再認識

接客業だけでなく、近年ではビジネス全体でホスピタリティが再認識されています。顧客満足度の向上、社員満足度の向上といった観点から見ても、顧客満足度を高めるにも、社員満足度を高めるにも、ホスピタリティ・マインドを持つ人材の見直しがされています。あるホスピタリティ/ホテルマネジメント単科大学の発表によると、ホスピタリティ学を学んだ学生の進路で以下の様な結果が出ています。

ホスピタリティはどんな職業に活かせるの?

ホテル業、ウエディングプランナー、旅行会社、レストラン経営、客室乗務員、空港グランドスタッフ、イベント業、テーマパーク、スポーツ業界など多岐にわたります。

ホテル業フロント、コンシェルジュ、ウエディングプランナー、レベニューマネジメント等
旅行業ツアープランニング、ツアーコンダクター、クルーズスタッフ、観光局、スパ等
外食産業レストラン経営、ウエイター、ケータリング、貿易等
航空業界客室乗務員、グランドスタッフ、人事、PR、セールス&マーケティング等
イベント業界イベントコーディネーター、クルーズ、音楽イベント、テーマパーク等
スポーツ業界

イベントプランナー、運営管理、報道支援、広報等

 

おすすめ留学プログラム

3か月から通えるプログラムから大学院ホスピタリティに特化したMBAまでいろいろなプログラムがありますが、今回は1年未満で就学できるホスピタリティプログラムを開講している学校をご紹介します。

University of California Irvine

カリフォルニア大学アーバイン校でACP国際旅行学&ホテルマネジメント(ACP International Tourism and Hotel Management)というエクステンションプログラムあります。国際化するホスピタリティマネジメント業界に影響する問題点を検討し、最新国際ホスピタリティ、ツーリズムのビジネスを遂行する上で必要な知識とノウハウを短期間で習得できるカリキュラム。資格証明書の取得には、そのすべての必須授業でC 以上の成績を収めること、また「プロフェッショナル・コミュニケーションセミナー」に参加することが必要です。また、プロラム修了者には、アメリカの現地企業での実務研修<インターンシップ>の機会が提供されます。

Torrens University (BMIHMS)

オーストラリアにありながら、世界水準であるスイス式ホスピタリティ(実技)とアメリカ式のビジネスマネージメント(学科)を学ぶことのできる名門ホテル専門大学です。世界ランク7位、オーストラリア&アジアンパシフィック地域の中で1位に選ばれている世界でも有数なホスピタリティを学べる大学です。ビジネスを学びながら実技と有給インターンシップを通して実務経験を積むことができるため、卒業後には即戦力となる能力の高い卒業生を業界に送り出しています。学部卒業生は95%が卒業3か月以内に内定を獲得。また卒業生の70%が5年以内に管理職として活躍するなど高い実績を誇ります。

 

TAFE

 TAFE(Technical and Further Education)とは、オーストラリアで100以上のキャンパスを持つ公立職業訓練専門カレッジです。各キャンパスで幅広い分野の専門指導を行っており、オーストラリアの各州政府によって運営されているため、比較的安価で質の高い教育を受けられます。シドニーのあるNSW州では、4か月間のCertificateプログラムや8か月間のDiplomaプログラムが開講されており、ホスピタリティ、旅行、観光、イベントなど幅広い分野でホスピタリティが学べます。

ILAC College

カナダでは有給インターンシップ「Co-op Program(コーププログラム)」があります。ビジネスやツーリズム等の専門分野を学んだのち、実際に企業でインターンシップをしながら実践的な経験や学びが出来るプログラムです。座学の期間によっては、無給インターンシップであったり、インターンシップが無いプログラムもありますが、目的に合わせてプログラムを選択する事が可能です。学生ビザでの受講およびインターンシップが可能で、プログラムの期間によっては週20時間の学外でのアルバイトも認められています。Co-opプログラムが受講出来る学校特集にて詳細をご紹介しております。

 

グリオン大学

ホスピタリティ業界について、総合的に学びたい方におすすめのグリオン大学 スイスのホスピタリティ学校の中でも、最高レベルの専科大学として、世界100ヶ国以上から集まるグリオン大学は、カリキュラムの選択肢も多く、個々のニーズにあったプログラムを選ぶことができます。2015年に世界ホスピタリティ学校ランキングで1位を受賞した名門大学です。(ワールドワイド・ホスピタリティ・アワード2015調べ)また、イベント・スポーツ・エンターテイメントマネジメント学部もあり、サマーソニック、Ultra Music Festival、オリンピック、ワールドカップ、ディズニー、パリコレ、国際会議や博覧会などに興味がある人にもおすすめ!

レ・ロッシュ大学

ホテル業界に就職希望の方に特におすすめ!スイス、スペイン、中国に3つのキャンパスを持ち、世界中からホスピタリティ産業への就職を目指す学生が集まっています。マネジメント理論と実践授業の双方に重点を置き、実際にホスピタリティ業界で活躍した経験のある教授陣が教鞭をとっているため、専門性の高い授業を提供しています。ホテル業界で必要とされる、実技実習の授業を全て行います。毎学期、大手ホテルチェーン等が学校に採用活動で訪れます。世界ホスピタリティ学校第3位受賞(TNS調べ)

 

ホスピタリティ留学についてよくある質問

Q1:スイス式ホスピタリティとはなんですか?
A1:スイス式ホスピタリティとは、ホスピタリティ発祥の地スイスが生み出した実践型教育プログラムです。経営学を学びながら、必修科目としてプログラムに組み込まれている実習とインターンシップを通して実務経験を積むことができます。

Q2:入学に必要な英語力はどのくらいですか?
A2:出願要件の英語レベルはIELTS 5.5 / TOEFL iBT 53から可能です。大学院プログラムでは、必要な条件が少し高くなります。

Q3:入学に必要な英語力スコアに満たない場合は入学できませんか?
A3:英語力が入学基準に満たない場合は、付属語学学校にて6~15週間の進学英語コースを受講し合格するとエスカレーター式で進学できる場合がほとんどです。

Q4:入学日は年何回ありますか?
A4:プログラムにより異なりますので、ご希望の国やプログラムをご検討いただきお問い合わせください。

Q5:どれくらい前から準備をすれば良いのいでしょうか?
A5:ご出発の6か月前程度からご準備するのをおすすめいたします。通われていた高校や大学から取り寄せる資料などもございます。

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