オーストラリア大学院進学のメリットとは?世界トップ大学で修士号を目指す理由と進学方法

オーストラリアは教育水準が非常に高く、世界大学ランキングで常に上位にランクインする名門大学が数多く存在しています。

また、オーストラリア政府は海外からの留学生の受け入れやサポート体制にも力を入れているため、世界中から多くの学生が留学先としてオーストラリアを選んでいます。

本コラムでは、オーストラリア大学院への進学に興味のある方や、将来のキャリアアップを目指す大学3年生・4年生、社会人の皆様に向けて、オーストラリア大学院進学のメリットや魅力を詳しく解説します。オーストラリア留学を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

オーストラリア大学院の特徴と修士課程

オーストラリアの大学院修士課程は、日本の大学院と比較して専攻科目やコースの選択肢が豊富で、自分の目的やキャリアに合った学び方を選ぶことができます。

また、オーストラリアの大学院修士課程は通常1年から2年と、比較的短期間で修了できるのも大きな魅力です。

修士号には主に2つのカリキュラムがあります。

1. コースワーク(Coursework)

講義形式を中心に、エッセイや論文、プレゼンテーションなどの課題提出、さらに中間・期末試験で成績評価が行われます。

実践的な知識を幅広く身につけたい方に向いており、特に留学生の約90%がこのコースワーク型の修士課程を選択しています。

2. リサーチ(Research)

リサーチ型修士課程は、独自に研究を進め、研究論文の作成を中心に学びます。将来的に博士課程進学や研究職を目指す方におすすめです。

さらに、オーストラリアには「Graduate Diploma(約1年間)」「Graduate Certificate(約半年)」といった準修士号も用意されています。

これらは短期間で専門的な知識や実践的スキルを身につけたい方、またキャリアアップを目指したい社会人にも最適なコースです。

オーストラリア大学院は、効率的に学位取得ができ、国際的に通用するスキルを身につけるのに最適な環境です。

オーストラリア大学院進学がおすすめな4つの理由

オーストラリアで大学院進学を選ぶべき理由について、4つのポイントに分けてご紹介します。

1. 世界トップレベルの名門大学に挑戦可能

オーストラリアには約40校の大学がありながら、QS世界大学ランキングTOP100に9校がランクインしています。

特に「Group of 8(グループオブエイト)」と呼ばれるオーストラリアの名門8大学は、世界的な知名度と評価を誇ります。

これらの大学は、アメリカやイギリスなど他の英語圏ハイランク校と比べて留学生の受け入れに積極的なため、比較的入学しやすいのも大きな魅力です。

大学院進学を目指す方は、まずこのグループオブエイトを目指すことをおすすめします。

2025年度QS世界大学ランキング(オーストラリア・日本トップ校)

  • 13位:メルボルン大学
  • 18位:シドニー大学
  • 19位:ニューサウスウェールズ大学
  • 30位:オーストラリア国立大学
  • 32位:東京大学
  • 37位:モナシュ大学
  • 40位:クイーンズランド大学
  • 50位:京都大学
  • 77位:西オーストラリア大学
  • 82位:アデレード大学
  • 84位:東京工業大学
  • 86位:大阪大学

2. 出願手続きがシンプルで分かりやすい

オーストラリアの大学院の多くは、入学条件が「最終学歴の成績」「英語力」の2点のみとなっています。

ビジネス専攻で職歴が必要な場合や、アート・音楽系でポートフォリオの提出が必要なケースもありますが、アメリカやイギリスのようにエッセイや推薦状の提出が必須ではありません。

年間を通して出願が可能で、合否結果も1〜2ヶ月程度で通知されるので、手続きの負担が少ないのも魅力です。

3. 最短1年で修士号取得も可能

オーストラリアの修士課程(Masterコース)は基本2年間ですが、これまでの職歴や学歴の単位が認められることで、1年~1年半で修了できるコースも多数存在します。

留学期間が短縮できれば、学費や生活費を抑えることができ、社会人の方であれば休職制度を利用して効率良くキャリアアップを目指すことも可能です。

4. 2年以上の履修で就労可能な卒業生ビザ

コース期間が2年以上ある大学院の専攻を修了した場合、卒業後にオーストラリアで就労可能な卒業生ビザ(3年間)を申請できます。

卒業後、そのままオーストラリアに滞在しながら企業で就労経験を積むことが可能になり、場合によっては現地企業等で実績を認められ現地就職につながる場合もあります。

最終学歴の成績が足りない場合は?

オーストラリア大学院進学を目指しているものの、最終学歴の成績が基準に満たない場合でもご安心ください。

そのような場合は、「Graduate Diploma(1年間)」や「Graduate Certificate(半年)」などのパスウェイコースを経由することで、修士号(Masterコース)への進学が可能です。

また、学士課程で専攻した分野とは異なる分野の大学院に進学を希望する場合も、同様にパスウェイコースを活用することで異分野での修士号取得が目指せます。

キャリアチェンジや専門分野の幅を広げたい方にもおすすめの進学ルートです。

英語スコアが足りない場合は?

多くのオーストラリア大学院では、英語力の目安としてIELTS 6.5以上が求められています。

しかし、もし現時点で英語スコアが入学基準に達していない場合でも、「条件付き入学許可」を受けることができます。

この場合、大学付属の語学学校や、大学と提携している語学学校の進学準備コースで必要な英語力を身につけ、所定の成績を修めて卒業すれば、正式な大学院入学が認められます。

自分のペースで英語力を高めながら、着実に大学院進学を目指せるのが魅力です。

オーストラリア大学院進学をお考えの方はiae留学ネットへ

オーストラリアの大学院は、アメリカやイギリスと比較して名門大学を目指しやすく、出願書類もシンプルなので、忙しい社会人や学生の方にもおすすめです。

さらに、最短1年で修士号を取得できれば、現地でかかる生活費や滞在費も大幅に節約でき、経済的メリットも抜群です。

iae留学ネットでは、オーストラリア大学院進学に関するご相談やカウンセリング、そして出願手続きまで、無料でサポートしています。

将来のキャリアアップやグローバルなスキルアップを目指して、オーストラリア大学院進学をお考えの方は、ぜひお気軽にiae留学ネットまでご相談ください。