オーストラリア留学体験談、世界で暮らしやすい都市ランキング上位、メルボルンへワーキングホリデー

あなたがもし、ワーキングホリデーに行ける国はどこ?ときかれたら、オーストラリアを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。

気候良し、治安良し、給料良し、ファームジョブを経験するなど条件をクリアすることによって最大2年間ワーキングホリデービザで滞在できるなど、良い前情報が多く各国の若者から人気を集める国です。

私はそんなオーストラリアに合計で2年間滞在しましたが、そのほとんどをメルボルンで過ごしました。

オーストラリア留学で人気のメルボルンでの生活で何を感じたか、特徴や魅力を書きたいと思います。

メルボルン、オーストラリアでも人気都市の特徴やおすすめポイント

最初に、私はオーストラリアへワーキングホリデーに行って「とても良かった」です。

学校に通って英語の勉強、現地での仕事、新たにできた友人、日本とは違う文化や考え方、そのすべてが新鮮で心地の良いものでした。

メルボルンは世界で最も住みやすい街に選ばれました

メルボルンという都市について触れると、イギリス・エコノミスト誌の調査で「世界で最も住みやすい街」に7年連続で世界1位に選ばれている場所です。

つい最近、JALが成田~メルボルンの直行便を就航したことで日本との距離がぐっと縮まったのは記憶に新しいですね。

パース、アデレードという2都市もトップ10に入っているくらい、オーストラリアは人気です。

ちなみに、あまり知られていませんが、他のイギリス誌の調査では「東京都」が3年連続世界で最も住みやすい都市に選ばれています。

東京都出身の私としては、なにがどう違うのか?もしかしたら、自分が住みたいと感じる場所は東京だけではないのかもしれないと思い、現地生活を体感してみたくてワーキングホリデーに行きました。

私の思う東京の住みやすさは、一言で言うと「便利」です。

交通面や買い物、飲食、ちょっと探せばなんでもある、ところです。

オーストラリア・メルボルンは全然違います。

シティと呼ばれる中心地内(東京で言うところの渋谷~新宿あたりのイメージ)もしくは、そこまで歩いて行けるシティ近郊で暮らしていましたが、買い物は困りました。

私は細身の男性なのですが、ローカルのおしゃれな服屋ではサイズの合う服が無く、ユニクロとかに行かなければ服が買えませんでした。

セブンイレブンがたくさんありますが、お酒は売っていませんし、おにぎり・弁当・惣菜なんてありません。

現地メルボルンにいるときはコンビニをほとんど利用しませんでした。

メルボルンの物価は高く、日本の安い居酒屋感覚でレストランで食事をすれば日本の3倍はかかります。

タバコは1箱$20~(ざっくり、2,000円)、本屋で買おうとした本は1冊$55(5,000円程。日本で和訳された同様の本がありましたが、それは1,700円でした)となかなかシビれる物価です。

基本シャワーのみで、湯船に浸かることもありません。

メルボルンの良さは「人」

それでも、メルボルンはとても良い街ですし、人にも是非おすすめしたいです。

その1番のポイントは「人」だと思います。

帰国してからいろんな人に海外どうだった?と聞かれることもあって、よく考えましたが、私にとっては「人」です。

親切さや紳士さ、人を見下さない姿勢は本当に見習うべきだと勉強になりました。

オーストラリアは移民が多い国で、私も現地ではイギリス人・フランス人・ドイツ人・イタリア人・ブラジル人・コロンビア人・中国人・韓国人と本当にさまざまな国籍の人に出会いました。

街を歩いていてもオーストラリア人はたぶん半分くらい。

しかもオーストラリアで生まれて生活しているだけで、実際はハーフの人だらけ。

純粋なオーストラリア人には4人程度しか出会いませんでした。

昔ハワイへ旅行に行った時も同じ感覚がありましたが、いろんな人種や文化、言葉が身近にあると、「なにかと違うから分かり合えないことは当然ある、だから周りを気にしない」となるんだと思います。日本人が気にし過ぎなだけかもしれませんが。

私が飲み屋で働いていた時のことを例にしますと、ゲイのカップルが手をつないで入店しバーカウンターに座り、キスしてるなんて日常です。レズのカップルも同様。

日本で日本人同士が飲み屋で同じことをしたら、きっと大半の人がチラチラ見て、それについてヒソヒソ話をすると思いませんか。

従業員含め。私は典型的な日本人ですが、なぜかメルボルンにいた時は最初からそれが全く気になりません。

水を注ぎ足すくらいの些細なことでも「Thank you」とみんな目を見て笑顔で言います。小さい子どもだってちゃんと言えます。

立場関係なく、みんなが平等なんです。

日本人の感覚では、仕事中でお金もらってるんだから、これくらい当たり前でしょと思うことが、気付いてしっかり接客してくれてありがとうという発想です。

日本人だってそういう人はいますし、文化の違いなので日本人を否定しているわけではありません。

ただ、少なくとも私の周りにいた日本人(20人は出会いました)は全員、「人」にかかる部分が居心地の良さというのが共通意見でした。

東京と正反対の住みやすさを感じたように思います。

メルボルンの進んだ文化

話は変わりますが、私はワインとコーヒーが好きです。

日本の方がスゴイ、便利だなぁと思うことが多々あった中でも、この2つの文化は日本よりもっと進んでいます。

ワインバーやカフェは街のいたるところにあり、個人でやっているお店がほとんどなので、好きな人からすると滞在中に退屈することはないでしょう。

ワインはかなりの種類国内で生産されていて、ワイン好きが多いこともあってか、ワインの持ち込みOKというレストランもあるくらいです。

2年間滞在しても周り切れないくらいありますので、興味がある人にはお勧めです。

オーストラリア・メルボルン留学体験談まとめ

一個人の体験談ですが、この記事がオーストラリアに興味がある人やワーキングホリデーを考えている人に少しでも参考になれば幸いです。