留学中に分かる、日本と海外の歯並びに対する意識の違い

海外留学にこれから行く人達の中で意外と注意をしないのが歯。

海外保険や薬など、海外でのトラブルを想定し準備をするのですが、歯に関しては海外保険で「適用外」となっていることが多いです。

さらにその中でも、日本人が世界で最も悪い「歯並び」に関しては以外に知られていません。

留学経験者の一部にしかわからない話、またそんな歯のトラブルに関して「歯」の悩みを一つの留学の試練としてご紹介していきたいと思います。

海外留学をすると気づく、日本人の歯並びは世界最悪レベル!?

皆さんは自分の歯をどう思いますか?

自分は親知らずがある、噛み合わせが悪いなど、日本にいると歯並びが100%綺麗な人は珍しいかもしれません。

歯並びが多少悪かったり、八重歯があったりなど、歯並びに関してはあまり気にしていない人が多いと思います。もっと言えば八重歯アイドルなどもいるくらいですよね。

しかし、そんな日本人が留学で海外に長期滞在する事になり、毎日世界各国から来た人達と触れ合っていると、

「みんな歯並びがすごく良い!」
「あれ?私って歯がガッチャガチャだ。」

と、滞在時間が長ければ長いほど痛感させられます。

そうなんです。実は日本人の中にいると全くわからないのですが、世界を基準にしてみると日本人の歯並びは驚くほど悪いのです。

留学中の方は周りの友達を見てください。英語圏の人も、ヨーロッパ出身の人も、南米などのスペイン語を話す人達も、東南アジア出身の人達も、みんな「歯が真っ白で、歯並びが本当に綺麗」なのです。

海外からの留学生の歯がきれいな理由

その理由は単純で、世界では歯の並びや綺麗さがとても大事だと考えられているからです。

歯並びが綺麗な国の人達は、子供が小さい時に子供の歯がはえ変わるタイミングで、歯並びが悪いと高い費用をかけて歯の矯正を必ず行います。逆にその国で歯並びが悪い人は、歯の矯正にお金をかける財力がない為、多少惨めに見られたり、就職などにも影響するほど、大きな問題になるらしいです。

こういった理由で、海外に行くと20前後で若い女の子が歯の矯正をしてる姿を良く見かけます。海外ドラマでも結構出てきますよね。

海外では歯並びが悪いと圧倒的にモテない

日本人留学生の中には最後まで気づかない人もいるのですが、歯並びの悪い日本人は単純にモテません。

海外の男性・女性では、その日本人の歯並びの悪さを良く思わない人が多く、それが原因のため恋愛に発展しないというケースもよくあります。一概にはダメだとは言えませんが、多くの外国の方は、日本人よりも歯が綺麗な事を重要視している事がわかります。

海外旅行(留学)保険で歯科治療は基本的に適用外

知っている人は知っているのですが、留学中の海外保険には歯科疾病に関する治療に関しては告知対象外のケースがほとんどになります。

結論を先にはっきりと言いますと「海外留学中に歯の治療は出来ない!」と考えていただいて結構です。でも、日本でもあまり歯医者には行かないし、特別虫歯や歯の悩みも無いし大丈夫だろうと軽く考えがちになる人が多いです。

しかし、そこは海外。食べる物も飲む物も、歯を磨く歯ブラシも歯磨き粉も、日本とは違う。

さらに英語で生活していることによる知らず知らずの内に受けているストレスなど、様々な物が実は留学中のあなたの歯に着々と近づいて来ています。

留学の期間が少し経ったころ、あれ?と気づいてみたら歯に虫歯があったり、何かしらの歯科疾病にかかっているという事は、留学の期間が長い人では必ず周りにそういう人が現れますし、自分にその災いが降りかかってくるかもしれません。

もしも歯に何かしらの問題が起きてしまったら、保険の効かない何十万円もする治療を現地で受けるか、日本に一時帰国をするしか方法は無いのです。

海外留学と歯並びについてのまとめ

いかがでしたか。海外では日本では絶対に気づかない、歯に対する考え方があり、何か問題があった時に保険が使えず思いもよらぬタイミングで日本に帰国しなければいけない事もあります。

歯は一生大事にしなければいけないもの、でも海外では案外注意を怠ってしまうものでもあります。留学中、歯が原因で嫌な思いをしないために、留学の前に一度自分の歯を見つめ直して見てはいかがでしょうか。