ニュージーランド留学体験談、日本とは逆の気候とその対策方法

みなさんこんにちは、iae留学ネット・ミュージーランド留学担当です。

今回は私のニュージーランドでの一年間のワーキングホリデー体験から、日本とは逆、南半球・オセアニア、ニュージーランドの気候についてお話ししたいと思います。

ニュージーランド特有の気候にあわせて、持っていくと便利なものも紹介しますね。

ニュージーランド留学、温暖な国なの?

ニュージーランドの気候と聞いて、どんな事を思い浮かべられますか。

私は「暖かい国」だと思い込んで出発していきました。

今となってはなぜ疑いも無くそう思ったのかわかりませんが、おそらく、幼い頃に祖母が私に言った「ニュージーランドってね、年中5月みたいな気候なんですって!」という言葉がずっと残っていたせいだと思います。

日本と比べて決して「寒い国」というわけではありません。

ただ、1年住みましたが一日中半袖で過ごせる日は数える程しかありませんでした。

到着した10月のニュージーランドは寒かった

私がニュージーランドに降り立ったのは10月の終わり頃でした。

日本ではまだ残暑だと感じる日もありながら、朝晩ぐっと涼しくなり秋冬へ向かう季節を感じる、そんな気候です。

ニュージーランドは南半球の国なので、季節的には日本と真逆。

春もしくは初夏と言える季節のはず、と思い当初4か月間のみの滞在予定だった私はスーツケースに夏の服とエアコンよけのカーディガン等の軽い羽織物を詰め込んでいざニュージーランドへ。

しかし到着時、現地の気温は11〜12度。

おまけに小雨が降っており、非常に寒かったです。

念のために持っていった父のお古のフリース(部屋着用&捨てて帰る用)が唯一の暖かい服で、それを着て部屋で震える羽目に。

「ニュージーランド、全っ然あったかく無い!」これが私のニュージーランドでの第一印象でした。

翌日、ホストマザーに買い物に連れて行ってもらい、裏起毛の厚手のパーカーを買ってからは、何を着ていても上からそれを羽織って過ごしていました。

それでも朝は寒かったです。毎晩寝る前に「明日は少しはマシな寒さかな、どうかな。」と天気予報チェックをしていました。

ニュージーランドの夏は12月から

結局、夏と呼べるような気温になって、持参した夏の洋服を心置きなく着られるようになったのは12月に入ってからでした。

体感的に、12月が日本の5月〜6月。1月と2月が7月というような感じです。

日本の8月のような、うだるような暑さにはなりません。

そしてニュージーランドの気候は「1日に四季がある」という言葉もあるくらい、朝昼晩や天気で気候が変わりやすいので真夏も裏起毛でこそ無いものの、パーカーはずっと羽織っているか持ち歩いていました。

それから語学学校へ通われる予定の方へ、語学学校には様々な国籍の人が集まります。

諸外国人は日本人に比べて暑がりな場合が多いです。やっと少し夏らしくなって来た、と半袖で通学すると、ガンガンにエアコンを入れられますので注意です。

やはり羽織もの必須です。

残暑は無く、長い冬がやってくる

真夏の2月を過ぎ、3月後半になると一気に秋めきます。

日本のように厳しい残暑が続く事はありません。

再び裏起毛パーカーの出番です。

3月4月が秋。5月からは外出時はダウンジャケットを着ることもありました。

8月の真冬でもダウンを着ていれば寒さが苦になる事は無かったですし、北島であれば氷点下になる事も無いので、日本よりは寒く無い気候ですが、住居の暖房設備によっては家の中は日本よりも寒いので注意が必要です。

私が滞在していたフラットは部屋にオイルヒーター(それほど効かない)があるだけでキッチンとリビングには暖房設備が何も無く、外出時よりも家での防寒がネックでした。

また、冬の間は雨がこまめに降ります。

天気予報はあまり当てにならず、一日のうちに降ったり晴れたりします。

ニュージーランド留学体験談、気候とその対策方法まとめ

ニュージーランドの夏は短く、日本ほど暑くはなりません。
(30度を超える事はまず無いです)

ただ、直射日光の当たるところでの日差しは強く、紫外線は日本の7倍と言われています。

実際海に遊びに行った日には驚く程日焼けをしました。

日焼け止めや帽子などの紫外線対策用品は現地でも売っていますが、もしお気に入りの物があれば持っていくといいと思います。

羽織ものは必ず持っていきましょう。

扇子も持っていって便利な場面がありました、話題作りにもなりますしね。

冬は長く感じますが、真冬の寒さは日本より穏やかで、北島であればヒートテックインナーやダウンジャケットがあれば大丈夫です。

特に寒がりな人や南島へ行く場合は、使い捨ての貼るカイロを持っていく事をお勧めします。

ニュージーランドでも入手出来ますが、お高いですので。

それから、急に降ったり止んだりする雨のせいで、冬は洗濯物を外に干す事が難しいです。

部屋干しが出来るようにロープとフックを持っていくと便利です。
(ただし、フラットによっては部屋干し禁止の所もあるようなので、オーナーさんに確認しましょう)

折りたたみの傘もあると安心だと思います。
(私はNZ人のように、多少の雨なら気にしない事にしていましたが)

現地でも調達可能ですが、日本で売っている物ほど軽量でコンパクトな物は見かけませんでしたし、デザインも限られます。

  • 夏でもそこまで暑く無く、半袖一枚で過ごせる日はあまりない
  • 冬は雨がこまめに降る

この2つを考慮して、ベストな荷造りで楽しいニュージーランド留学ライフにしてくださいね!