トロントIT留学、ノースシリコンバレーでエンジニアを目指す

アメリカ西海岸、シリコンバレーには世界を代表する、多くのインターネットやソフトウェアに関わるIT企業の本拠地が置かれています。

世界各地にこのシリコンバレーの愛称で呼ばれる地域が増えていますが、カナダの場合、トロントがノース・シリコンバレーと呼ばれるようになりました。

IT留学といえばアメリカ、ではなく、カナダで最も大きな都市、トロントにあるコミュニティカレッジや大学で情報工学を学ぶ。

カナダへのIT大学進学留学からエンジニアを目指すと、どんなメリットがあるのでしょうか。

なぜトロントがノースシリコンバレーと呼ばれるようになったのか、紹介している海外の記事を紹介しながら、トロントIT進学留学がおすすめである理由を紹介していきます。

将来、海外で活躍するエンジニアを目指すあなたに、トロントで人気のコミュニティカレッジや大学を紹介させてください。

トロントIT進学留学で世界で活躍するエンジニアを目指そう

アメリカの日刊紙であり、世界的な影響力のあるウォールストリートジャーナルで2019年8月、こんな記事が掲載されました。

"Silicon Valley is invading Toronto."(リンクします)

トロントへ侵入するシリコンバレー、と銘打たれたこの記事では、アメリカを代表する大手IT企業、インテルやマイクロソフト、日本でもお馴染みとなったUberといった会社がトロントにオフィスを置くとのこと。

北米で第4都市となるトロントがIT企業に選ばれる理由には、アメリカのシリコンバレーやニューヨークだとエンジニアの給料が割高であるのに対し、トロントなら約半額に抑えられること、さらにはトロントにエンジニアが必要なだけ存在していることが背景にあります。

また、アメリカ・トランプ政権下では、優秀な外国人の雇用にも制限があるのに対し、カナダ・トルドー政権は移民の受け入れを歓迎。

IT業界で世界を舞台にエンジニアとして活躍したいと思っているあなたにとって、このノースシリコンバレー、トロントへのコミュニティカレッジや大学への進学留学は非常に魅力的なのではないでしょうか。

カナダはコミュニティカレッジや大学卒業後、就労許可が出ます

社会的な背景も後押ししていますが、カナダ・トロントへのIT進学留学はその他にもおすすめの理由があります。

カナダのコミュニティカレッジや大学で学位を取得して卒業できた場合、現地での就労許可、ワークパーミットがもらえます。

アメリカにもOPT(Optional Practical Training)という制度があるので、コミュニティカレッジ・大学を卒業したあとに働くことはできるのですが、その期間は最長1年のみ、その後は基本的に日本へ帰国しなくてはなりません。

一方、カナダのワークパーミットは最長3年間の就労許可がもらえます。

トロントIT進学留学のおすすめポイント、ワークパーミット

3年間、英語圏の国であるカナダでの就労経験は間違いなくあなたのキャリアにつながります。

しっかりと現場でエンジニアとして経験を積み、貯金をしながらさらに大学や大学院を目指すこともできます。

IT業界でのキャリアアップ、英語での専門用語に慣れることもできるため、日本に帰国して就職すうるという選択肢もありますが、国際舞台での活躍もできるようになるわけですね。

それだけではありません、カナダのコミュニティカレッジや大学でITを学び、ワークパーミットで就労経験を積むことは、あなたにもうひとつの可能性を与えてくれます。

それがカナダ進学留学の大きなメリット、永住権の取得です。

進路でのメリット、海外での就職・生活を考えるならカナダ

ノースシリコンバレーと呼ばれるトロントでIT進学留学をすれば、将来、世界的な企業に就職できるチャンスがあります。

エンジニアとしてそれらの企業含む、IT業界での就労経験やコミュニティカレッジ、大学、さらに大学院まで進んでいることで、カナダの永住権申請が可能になります。

カナダの永住権はポイント制となっており、カナダでの学歴、それからカナダでの就労期間が長ければ長いほど、有利。

確約があるわけではなく、カナダ・トロント進学留学後のあなたの努力次第にはなりますが、世界で活躍するエンジニアにも、カナダで暮らせる永住権取得の可能性も考えられるのは大きな魅力、メリットです。

カナダ、トロントへIT進学留学をお考えなら相談・カウンセリングから、提携校なら手続き費用も無料のiae留学ネットへ是非一度、お問い合わせください。

日本人留学生が最初にぶち当たるのは語学力、英語の壁

良いところばかり、メリット満載のおすすめカナダ・トロントIT進学留学ですが、最初に日本人留学生がぶつかる、大きな壁があります。

コミュニティカレッジでも、大学でも、カナダは求められる英語力が非常に高く、TOEFL iBT 80以上が当たり前。このスコアはアメリカだと4年制大学への入学に求められる語学力。

英検なら1級(TOEICはビジネス英語であり、単語の種類が異なるので比較は難しいです)に限りなく近い英語力が必要。

アメリカのコミュニティカレッジならやや低めの英語力、または英語力なしでも入学可能だったりしますが、カナダのコミュニティカレッジはそんなに甘くはないんです。

移民受け入れも積極的であり、教育水準が高い国

アメリカの週刊誌、大学ランキング掲載でも有名なUSニュースでは、世界各国、教育水準の高いのはどこかをランキング形式で発表。2022年度、カナダはアメリカ・イギリス・ドイツに次いで4位にランクインしています。
(※参照:U.S.News&World Report

教育の質を下げないカナダ、それだけにコミュニティカレッジへの入学もアメリカとは違い(アメリカの学校は求められる語学力がやや低め)、非常に厳しくなっています。

ですが、その壁を乗り越え、コミュニティカレッジ、大学でIT、コンピューターサイエンスについて学ぶことで、カナダでの生活、世界で活躍することも夢ではありません。

トロントIT進学留学の前に英語力がなくても大丈夫!

とはいえ、日本の学校で受験英語を勉強してきた人にとってTOEFLやIELTSといったアカデミック英語でハイスコアを取得することは決して簡単なことではありません。

語学はレベルが上がるほど、成長に時間がかかるもの。TOEFL60から70へ、IELTS5.0から5.5まで伸ばすのに半年はかかります(もちろん、努力で短縮できることもあります)。

英語がいつまでの伸びないから諦めるしかないか、といえばそんなことはありません!

カナダのコミュニティカレッジや大学には附属英語プログラムが用意されており、1つずつ着実にレベルアップをすることで、ITプログラムに参加できるようになります。

ただし!一つだけ注意として、留学前にどれだけ英語を学んでおいたかによって語学留学期間が変わります。英語力がついていれば、語学コース期間は短縮。すなわち、留学費用を大幅に抑えられます。

カナダでIT進学留学を目指すなら、着実にアカデミック英語を身に着けるようにしましょう。

コンピューターサイエンスを学ぶのにおすすめの学校を紹介

それでは、カナダ最大の都市、トロントでIT進学留学におすすめのコミュニティカレッジや大学を紹介させてください。

コミュニティカレッジとは、日本の短期大学と専門学校を足して2で割ったような高等教育機関です。大学で学ぶ基礎教養から、ビジネスやホスピタリティなどの職業基礎コースも提供しています。

セネカカレッジ

トロントのあるオンタリオ州で最大規模のコミュニティカレッジ、セネカカレッジはトロントエリアに7つのキャンパスを構えます。

大学編入プログラムをはじめ、ビジネスや金融、CA育成コースが人気のセネカカレッジでは、以下のようなITプログラムが実施されています。

セネカカレッジ ITプログラム一覧

  • Computer Engineering Technology
  • Computer Networking and Technical Support
  • Computer Programmer
  • Computer Programming and Analysis
  • Computer Systems Technology
  • Cybersecurity and Threat Management
  • Database Application Developer
  • Cloud Architecture & Administration
  • Business Information Technology

さらに、上記プログラムのオプションとして、Co-opプログラムも可能です。

Co-opって何?という話ですが、カナダの大学やコミュニティカレッジでは、勉強している内容を実際に社会で使うことを単位として認めています。

有給・フルタイムで仕事をすることが単位として認められるため、給料を留学中の生活費や学費にあてられるのは嬉しいですね。

セネカカレッジでもこのCo-opは可能となっており、条件(成績や語学力)がそろえば働きながら学ぶことができます、是非チャレンジしてみましょう。

トロントでおすすめのセネカカレッジ

ナイアガラカレッジ

もう1校は、オンタリオ州でも人気の観光スポット、ナイアガラの滝近くにある、ナイアガラカレッジです。

トロントからは約1時間半、観光地だけあってホスピタリティプログラムのCo-opプログラムが人気ですが、ITコースも充実しています。

ナイアガラカレッジ ITプログラム一覧

  • Computer Programming
  • Computer Programming and Analysis(Co-op)
  • Computer Systems Technician-Network and Cloud Technologies
  • Game Development
  • Graphic Design

ナイアガラカレッジ、カナダ・オンタリオ州で人気のコミカレです

ジョージブラウンカレッジ

もう1校は、1967年に創立され25000人もの生徒が通うオンタリオ州ではセネカカレッジに並ぶ大規模カレッジであるGeorge Brown College(ジョージブラウンカレッジ)です。

George Brown Collegeは学生たちの就職支援にとても熱心に取り組んでおり、各学科のカリキュラムも就学中に専門性を身につけることを念頭においてつくられています。多くのプログラムに現場実習が組み込まれており、卒業したときから即戦力になるような人材の育成につとめています。

ジョージブラウンカレッジ ITプログラム一覧

  • Computer Programming and Analysis
  • Computer Systems Technician
  • Applied A.I. Solutions Development (Postgraduate)
  • Blockchain Development
  • Cloud Computing Technologies (Postgraduate)
  • Cyber Security (Postgraduate)
  • Game – Programming
  • Mobile Application Development and Strategy (Postgraduate)

学校選びで迷っているなら是非、iae留学ネットへご相談ください、経験あるカウンセラーがあなたのトロントIT進学留学にぴったりの学校、プログラムをご案内いたします。

トロントIT進学留学で目指したい大学について

トロントで4年制大学への進学を希望する場合、最初に候補にあがるのはやはり、UoT、トロント大学でしょう。

カナダ大学ランキング上位3校に入る学校であり、入学するのが非常に難しい名門大学としてもよく知られています。

そんなトロント大学はIT分野でも非常に強い大学として知られており、AI研究をはじめとするコンピューターサイエンスで世界大学ランキング21位(The World University Ranking 2019)となっています。

一般出願をする場合には、高い英語力だけでなく、優秀な最終学歴の成績、推薦状やなぜトロント大学を選んだのか、英文エッセイを用意しなければなりません。

でも、実はトロント大学にその他の方法で入学できることをご存知ですか?先に紹介したコミュニティカレッジからの編入学だけでなく、iae留学ネットが非常に得意とする、パスウェイプログラムからの入学も可能となっています。

もし、あなたがトロント大学進学をお考えなのであれば是非一度、iae留学ネットまでお問合せください。

トロントIT進学をしてみたいならお問合せから手続きまで無料のiae留学ネットへ

カナダ、トロントへのIT進学留学について紹介をさせていただきましたが、お役に立ちましたでしょうか?ノースシリコンバレー、トロントのコミュニティカレッジや大学へIT進学留学は間違いなくおすすめです。

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