IELC(ネバダ大学リノ校附属語学学校)での留学体験談〜その2〜

前回は、IELC(ネバダ大学リノ校附属語学学校)の簡単な紹介をさせてもらいました。まだ読んでない方は、そちらも合わせて読んでみてくださいね!

IELC(ネバダ大学リノ校附属語学学校)での留学体験談〜その1〜

では今回は、私の留学体験談として、アメリカ留学を通して感じたことや実体験をお話していきます。

留学を通して得たもの

2016年の8月末から12月中旬までの約4か月を通して得たものは大きく分けて3つあります。

① 親友

その場しのぎの友達ではなく、クラブ活動などを通して本当に仲の良い友人に出会えました。

日本人の友達とは違った切り口で悩みに答えてくれたりと、居心地の良さと新しい視点の両方をもらっています。

アメリカは遠くてなかなか行けませんが、日本に帰ってきてからもビデオチャットを続けています。

② 語学力

英語圏で生活したことを通して全技能の英語力が上がりました。

特にスピーキングとリスニング力に関してはミッドタームでクラスアップすることができ、現地の友達にも「話しやすい」と言ってもらえるまでに上達しました。

授業や宿題はもちろん大切にしましたが現地の学生との交流の時間を特に大事にしました。ほぼ毎日、一日に二食以上は現地の友達と共に食べて、空き時間は一緒にコーヒーを飲んだり出かけたり、一緒に課題をやったりして極力英語を使う状況に身を置きました。

現地の友達と過ごすときは、なるべく日本人が自分だけになるように他の日本人留学生から、あえて距離をとることもありました。

現地の学生が多く集まるボランティアクラブの活動にも積極的に参加しました。

最初の頃は簡単な英語で返答するにも時間がかかってしまい、現地の学生と一対一で話し続けることが難しかったので、あえて一対一もしくは少人数でなるべく過ごしました。自分が発言しない限りは会話が進まないという絶対的にスピーキングが強いられる状況だと思ったからです。

二か月ほど経つと一対一の会話で気まずい沈黙をつくってしまうようなことはなくなりました。少人数では会話を止めることができるため、会話についていけない場合は質問するなどして「参加」できるようになりました。

留学生活の後半からは、なるべく現地の学生と大人数で過ごすようにし、「ナチュラル」な会話についていく練習もしました。

ここでいう「ナチュラル」とは語学留学生に対する配慮や気遣いなどが全くない、何の補正もかかっていない「そのまま」の英語という意味で使っています。

大人数になると友人の話すスピードが上がり、文法の崩れた英語やスラング、ジョークなどが飛び交い、複数の人が一度に話すため聞き取るのが非常に難解でした。遠くにいる人の声は語学学習者の耳には入らず、何と言ったのか聞きたいところですが、猛烈な速さで会話が進んでいくため止めることができません。

このような英語の練習は日本ではできないため、やりがいもあり良い経験になりました。結果として留学当初より明らかに英語力を伸ばすことができました。

③ 異文化への適応力

文化の違いを節々に感じ衝撃を受けることもありましたが、新しい文化を理解し溶け込めました。現地の人の言動に注意することで、彼らの価値観への理解が深まりました。

具体的には、日本の友人に褒められる際には「真面目だ」「しっかりしている」「優しい」などの言葉を言われることが多いのに対し、アメリカの友人には「積極的だ」「行動力がある」「面白い」という言葉をもらうことが多かったです。

同じ「私」ですが、このように焦点が異なるのは価値観が異なるからだと感じました。このようにして日本とは異なる、現地の人が思う「良い」「悪い」が見えたため、接し方に活かすことができました。

笑顔、大きな声、ボディーランゲージ、長めのアイコンタクト、そして質問することは、大切な愛情表現でありマナーでもあるため、とくに心がけて過ごしていました。

初めはなかなか質問を素早く考えることができなかったため、事前に質問をノートに書きだして備えるなど、できる限り対策をとっていました。

また質問に返答する際は、理由を付け加えるなど、その答え以上の話をするように努めました。そうしないとアメリカでは相手に自分が興味ないと思われてしまします。

文化が変われば、価値観は大きく異なるため、日本で良いと見なされていることがそうとは限りません。異文化に自分を適応させることは、現地で人脈を拡げ、会話を楽しむためには欠かせないことだと思います(英語という言語だけに注目せず、文化も考慮したことで語学力の伸びが速かったのかなと感じます)。

その適応力を現地の人に、人脈を広げるのが上手と褒められるまでに高めることができ、自信に繋がりました。

エピソード

留学で印象的だった出来事は山ほどありますが、なかでも皆さんが気になられていると思ったことを3つ選んでお伝えします!

① 現地の授業

履修登録はしていませんが、現地の大学生の授業をいくつか受けてみました!

まず日本語の授業では自分にとってはあまりにも身近な日本語が、学生たちにとって大変難しいことを実感しました。

英語にはない微妙な日本語のニュアンスを説明する教授に感銘を受けたのも覚えています。具体的には電話があったというのは物理的に電話があるのではなく言い回しであることなどです。

私も英語の習得において同じような点で躓いているのだろうと自分を客観視させられました。

他にも経営管理論の授業を受けました。現地の学生は特別熱心そうというわけではないですがケータイをいじったり寝たりしている生徒はほぼいませんでした。

感心した点としては、質問が出ないことが多い日本の質疑応答とは全く違って、アメリカの大学の授業での質疑応答の時間は、誰かしらが発言するため沈黙になることがなかったということです。

現地の学生は一週間に300ページは宿題も兼ねて本を読むと聞き、改めて、アメリカの大学生は一般的な日本人よりもずっと勉強していると感じました。

② Thanks giving holiday〜(11月第4週の木曜日)

サンクスギビングはクリスマスの次に大切なイベントで、家族で盛大にお祝いします。

日本でいうところのゴールデンウイークのような大型連休をラスベガスの友人の実家で過ごしました。サンクスギビングの伝統料理であるターキーやパイなど文字通り「ご馳走」をいただきました。ターキーはひとつでも相当大きいのに、それが三種類も用意されていました!!!

彼女のお母さんがフィリンピン出身だったため、フィリンピンの郷土料理も振る舞っていただいたんですが、日本人の口にも合う美味しさにに感動しました。

ご馳走をいただく前には皆で手を繋いで各々の感謝を伝えるのも伝統なんです。ご馳走を家族で囲む感じは、なんだか日本のお正月を思い出しました。

この祝日の翌日はブラックフライデーと呼ばれ、アメリカ中のお店がセールを開催します(多くの人はこの日にクリスマスプレゼントを購入するそうです!私も友達とショッピングに出かけましたが、どこのお店も賑わっていました)。

③ アメリカ大統領選挙

アメリカの歴史的に重大な出来事であるだけに周りの誰もが熱くなっていました。アメリカも若者の投票率は決して高いわけではありませんが、日本の学生の関心の低さとは比べ物にならず、その熱さに驚きました。その日はみんなケータイで勝敗の状況を暇さえあれば確認していたほどです。

トランプ氏当選の結果が出た後、クリントン派の友達の何人かは地獄を見るかのように怒り、また悲しみに沈んでいました。トランプ氏を支持するような人とは友達でいられないとFacebookに投稿している人は少なくありませんでした。

私の友達はほぼクリントン派でしたが、中にはトランプ派も何人かいました。彼らは決して人種主義者というわけではなく、彼らなりの理由がちゃんとあるのですが、もし親友以外の前でそのことを口にしたら、彼らにとって不都合であることは容易に考えられます。

基本的には政治については触れない方が無難だとよく分かりました。アメリカで政治の話はタブーだと言いますが、その理由を肌で感じた経験です。

政党のあり方として日本は自民の差があまり感じられないのに対し、アメリカでは政党が対極的だと(特に前回は)思われました。現地の友達も中間層がないことが問題だと指摘しており、それゆえに選挙の戦いが熱くなっていると感じました。

最後に

留学先を決めるとき、また実際にいくに当たって一番大切なのは目標を明確にすることだと思います。なりたい姿を思い浮かべて、一番その自分になれそうな場所を考えてください。

そこにネバダ大学リノ校附属IELCがあるのなら、未来のあなたがキャンパスで待っています!