イギリス留学を決めていた私、出逢ったのはユーロセンターズでした

はじめまして。2015年5月からの約9ヶ月間、大学を休学してイギリスのロンドンで語学留学をしていました、りかです。私の体験談をもとにイギリス留学の魅力を少しでもお伝えできればと思います。

イギリスを選んだキッカケ

「なんでアメリカじゃなくてイギリスなの?」

私が受ける質問の中でも多いのがこの言葉です。実は、私はかなり前から留学するならイギリスと決めていました。

きっかけは些細なことかもしれません。小学生の頃に当時イギリスで教師をしていた叔母が、私たち家族をロンドンに招待してくれました。初めての海外旅行ということもあり、とてもわくわくしたのを覚えています。

その時から、イギリスの文化や雰囲気、そして英語に強い憧れを持ちました。日本と違いすぎて、小学生だった私にはとても刺激的でした。そんなわけで、いざ留学先を決めるとなった時は「イギリス」という選択肢しかありませんでした。

ポジティブに考える留学

「都心に留学したら色んな誘惑があって勉強どころじゃないよ」

留学前にはそんなアドバイスも受けました。実際はそれほどマイナスな事ばかりではなかったのですが、周りの人のイメージはそんな感じだったようです。

もちろんロンドンは都心であり、観光地なので世界中から本当にたくさんの人が訪れます。なのでカルチャーショックは日常的に多々起きます。

しかし、そんなことも「ロンドンに来ているのにアジア圏の人と友達になっちゃったよ…」とマイナスに考えてしまえばそれまでですが、逆に「ロンドンに来ただけで世界中に友達ができちゃった!」とプラスに考えたらきっと生活が楽しくなります。

そう考えると、あまり意識していませんでしたが、留学中は基本的にポジティブに考えていたのだと思います。

私が通った素敵な語学学校

さて、私が通っていた語学学校“Eurocentres, London central”ですが、本当にとても素敵な学校でした。

何が良かったのかというと、まずは立地。ロンドンの主要駅のひとつでもあるVictoria Stationから歩いて約10分のところにあります。Victoria Stationは買い物にとても便利で、雑貨、食料、薬、洋服そしてお土産まで、とにかく何でも揃います。

ちなみに円からポンドへの両替も、この駅でできてしまいます。地下鉄も電車も通っていて、近くには市内を巡る赤バスや、長距離バスの駅(Victoria coach station)もあります。

また、学校の周りには美味しいイタリアンカフェ(イタリア人の友達がオススメしてくれたので間違いないです)や、放課後になると友達とよく行っていたパブ、ジム、公園など、放課後ライフを楽しむための環境も整っていました。

充実だった語学学校の授業

次の良かったポイントは、学校の授業です。なんといっても学校の先生がとてもフレンドリー!これは海外特有だと思うのですが、海外では名字ではなく名前で呼び合うことが多いです。そのおかげで打ち解けるのもいくらか簡単だったような気がします。

Eurocentresでは、午前中は基本的にレベル別の英語の授業、午後はIELTSやビジネス英語など英語の用途によって自分でクラスを選ぶことができます。午前中は基本的に1クラスに2人の先生がついてくれるのですが、先生はみんなとても個性的で、ビデオを見たり、ロールプレイングをしたり、ゲームをしたり、様々です。

授業中も世界中の文化の違いを感じるだけでなく「日本も似ているよ」とか「それは日本では禁止されているよ」など、自分の意見も発言できるようになりました。

発言できるようになる、と言いましたが、これは日本人が一番苦手とする分野で、頭の中で意見はできているし、たぶんその英語で通じると思ってはいるのですが、なかなかそのセンテンスが口から出てこない…。

私も最初はもちろんそうでした。もともと英語は大好きだったので「自分は大丈夫」と思って授業に臨みましたが、完全に過信していました。

ある日の午前中の授業で“YES”しか発言ができなかった時。そのあと、学校のトイレで悔しくて泣いたのを覚えています。

しかし、このままではダメだと思い「明日は文法を間違えてもいいから、一言でもいいから発言するぞ!」と決心した日でもありました。

そして、そのことを翌日の授業の前に先生に伝えると、私が発言する時にいつもより注意深く耳を傾けてくれて、文法から単語のチョイス、発音まで、多くのアドバイスをいただきました。

定期的にクラス分けのテストがあるのですが、そのアドバイスのおかげでグングン上がっていき、最後の3カ月はずっと一番上のクラスにいることができました。

世界中にできた大切な存在

学校では放課後にもイベントが用意されていて、例えば毎週水曜日はPub nightといって、週替わりで先生とパブに行くというものがありました。他にも公園へ遊びに行ったり、みんなでマーケットに行ったり。新しい友達との出会いの場でもあったので、私も積極的に参加して自分の英語をたくさん使っていました。

たくさんの友達と話していると、中学校や高校と同じで、男女関わらず気が合う友達を見つけることがあります。ここでは男女はもちろんですが、国も関係ないですね。

私も、ご夫婦で語学留学に来ていた韓国人の方と仲良くなり、一緒にベルギーへ旅行に行ったりしました。そしてお互い母国に帰った今でも、連絡を取ったり、旅行の予定を立てたりしています。

そんな風に、世界中に大切な存在ができるのも、語学留学のいいところ。多くの方にこの感動を体験してもらいたいと思います。