オーストラリア・西海岸の穏やかな都市パースに広大なキャンパスを構える、マードック大学(Murdoch University)。
日本ではまだ知る人が少ないかもしれませんが、実は世界的に評価が高まっている注目の大学です。
QS世界大学ランキングでは「Top 500」にランクインしており、教育の質や研究成果、国際的な取り組みが高く評価されています。特に環境科学、獣医学、教育学、メディアなどの分野で強みを持ち、実践的なカリキュラムが特徴です。
マードック大学のキャンパスは、パース中心部から車で約20分。緑あふれる広大なブッシュランド(自然保護林)の中にあり、鳥のさえずりが聞こえる落ち着いた環境で学ぶことができます。都市の便利さと自然の豊かさが共存する理想的なロケーションです。
授業料が比較的リーズナブルで、出願条件も柔軟なため、初めて海外大学に挑戦する学生にも人気。現地の学生と一緒に学びながら、英語力と専門知識の両方を磨けるのがマードック大学の学部聴講(Study Abroad)プログラムの魅力です。
今回は、そんなマードック大学で体験できる学部聴講留学プログラムについて、その特徴やおすすめポイントをご紹介します。
マードック大学(Murdoch University)とは?
マードック大学(Murdoch University)は、オーストラリア西海岸のパース近郊に広大なキャンパスを持つ公立大学で、自然豊かなブッシュランドに囲まれた落ち着いた学習環境が特徴です。
キャンパスはパース(Perth)、マンジュラ(Mandurah)、ロッキンガム(Rockingham)にあり、シンガポール、ドバイ、マレーシアに国際拠点を置いています。
学部聴講(Study Abroad)プログラムでは、正規の学位課程の授業を現地の学生と一緒に履修することができ、1学期間(1セメスター)から参加可能。
都市の利便性と自然の静けさが両立するキャンパスで、英語力を伸ばしながら専門分野の知識を深められるプログラムです。
心理学、ビジネス、メディア・ジャーナリズム、教育、環境学、獣医学など、幅広い分野から自由に科目を選択できるのも魅力。授業は実践的かつ国際的なカリキュラムが採用されており、海外の大学で学ぶ経験を最大限に活かすことができます。
自然に囲まれた落ち着いた環境で、質の高い教育と海外大学生活を体験したい方におすすめのプログラムです。
パース(Perth)ってどんな場所?
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マードック大学のあるパースは、「世界で最も住みやすい都市」のひとつにも選ばれる、西オーストラリア州の州都です。一年を通して晴れの日が多く、温暖で穏やかな気候は留学生にとって理想的な学びの環境です。
中心部から少し離れると、美しいビーチや広大な公園が広がり、自然の中でリフレッシュしながら勉強に集中できます。
また、パースは他の都市と比べて落ち着いた雰囲気があり、フレンドリーで安全な街としても知られています。市内の交通網が整っているため、大学への通学もスムーズで、他都市に比べて生活費が抑えられるのも大きな魅力です。
近年はスタートアップやテクノロジー分野の成長も著しく、キャンパス外でも最新の学びや出会いが広がる都市です。
学部聴講留学でマードック大学をおすすめする3つの理由
1. 入学要件が柔軟で初めての留学にも安心
マードック大学の学部聴講プログラムは、英語力や成績の条件が比較的柔軟に設定されているため、初めて海外大学に挑戦する学生でも参加しやすいのが魅力です。
成績や英語力に不安があっても、海外の大学のキャンパスで現地の学生と肩を並べて学んでみたい!という希望を叶えられる環境です。
聴講留学に興味があるけど、諦めてしまっていたという方でも、ぜひiae留学ネットにご相談ください!
2. 日本人が少ない環境でグローバルな学習体験
パースは全体的に日本人留学生が少なく、キャンパス内でもより国際的な環境で学べるのが特徴です。
現地で日本人同士で固まって過ごしたくない!という強い意思を持った方にはうってつけで、現地の学生や世界中から集まる留学生と交流することで、英語力だけでなく、異文化理解やコミュニケーション力も自然と身につきます。
3. 専門分野の知識を深められる豊富な科目
心理学、ビジネス、メディア・ジャーナリズム、教育、環境学、獣医学など、幅広い分野の授業を自由に選択可能。
現地の学部授業を履修できるため、将来のキャリアや専門性を意識した学びを実践的に体験できます。
聴講留学の開講日程
日本の大学を休学してオーストラリアの大学に留学する場合は、留学先の大学の学期スケジュールに合わせて計画を立てることが重要です。
マードック大学の学部聴講(Study Abroad)プログラムは2学期制(セメスター制)を採用しており、1学期間(約13〜15週間)から最大2学期間まで履修が可能です。
休学期間や希望する履修科目に合わせて、1学期間だけの参加も可能で、柔軟に留学計画を立てられます。
| Semester 1(1学期) | 2月下旬〜6月中旬 |
|---|---|
| Semester 2(2学期) | 7月中旬〜11月初旬 |
マードック大学の学部聴講留学(Study Abroad)の内容
マードック大学の学部聴講(Study Abroad)プログラムでは、日本の大学での専攻に関係なく、学部の垣根を越えて興味のある科目(ユニット)を自由に選択することができます。
各学期に3つまたは4つの異なるユニットを学習します。各ユニットは3単位に相当します。
ただし、オーストラリアの教育制度は専門化が進んでいるため、たとえ3年生であっても、マードック大学在学中に1年生と2年生レベルの単位を履修することがお勧めされています。
心理学、ビジネス、メディア・ジャーナリズム、教育、環境学、獣医学など、幅広い分野の授業から、自分の関心や将来のキャリアに合わせてカスタマイズできるのが大きな魅力です。
プログラム
- 学部科目履修(3ユニット)
- 学部科目履修(4ユニット)
コース(専門)
- 農学(Agricultural Science)
- 医療・ヘルスサイエンス(Allied Health)
- ビジネス(Business)
- クリエイティブメディア&コミュニケーション(Creative Media and Communication)
- 犯罪学(Criminology)
- 教育学(Education)
- 工学・エネルギー(Engineering and Energy)
- 環境・保全科学(Environmental and Conservation Sciences)
- 人文学・芸術・社会科学(Humanities, Arts and Social Sciences)
- 先住民学(Indigenous Knowledges)
- 情報技術(Information Technology)
- 法学(Law)
- 医学・分子・法科学(Medical, Molecular and Forensic Sciences)
- 看護学(Nursing)
- 物理科学・数学(Physical Sciences and Mathematics)
- 心理学(Psychology)
- 獣医学(Veterinary Science)
人気の授業
オーストラリアを深く知るユニット
- オーストラリアの生物多様性(Australian Biodiversity)
- オーストラリア文学と映画(Australian Literature and Film)
- オーストラリアの法制度(Australian Legal Systems)
フィールドワーク系ユニット
- ネイチャーベース・ツーリズム(Nature-based Tourism)
- 海洋生態学(Marine Ecology)
- 環境生物学(Environmental Biology)
- 湿地と水資源の管理(Managing Wetlands and Water)
- 生態学(Ecology)
- コミュニケーションプロジェクト(Communication Project)
- エンジニアリング技術プロジェクト(Engineering Technology Project)
- 観光・イベントプロジェクト(Tourism and Events Project)
インターンシップユニット
- 物理科学インターンシップ(Physical Sciences Internship)
- 公共政策インターンシップ(Public Policy Internship)
学生に人気の選択科目
- 写真(Photography)
- 社会における薬物(Drugs in Society)
- 犯罪学入門(Introduction to Criminology)
- ソーシャルメディア(Social Media)
入学条件と出願書類
入学条件
| 学力 | 規定要件無し |
|---|---|
| 英語力 |
|
必要書類
- 英文成績証明書
- IELTS/TOEFL テストスコア証明書
- パスポートコピー
学費(1学期)
以下にマードック大学(Murdoch University)の学部聴講プログラム(Study Abroad/学部聴講留学)の学費をご案内いたします。(※2025年10月現在)
学部科目履修(3科目, 4科目)
AU$8,850(約90万円)
聴講コースへ進むための英語コース(English for Academic Purpose)
レベルとコース
| EAP 1 | IELTS 5.0(各バンドスコア4.5以上)レベルの方が対象の進学準備英語コース |
|---|---|
| EAP 2 | IELTS 5.5(各バンドスコア5.0以上)レベルの方が対象の進学準備英語コース |
英語コースの学費
AU$470(返金不可)
※2025年10月現在
入学時期
| EAP 1 | 2月、4月、6月、9月、11月 |
|---|---|
| EAP 2 | 2月、4月、9月、11月 |
| EAP 1・2 | 2月、6月、11月 |
動画で知るマードック大学
マードック大学 聴講留学
留学生からのよくある質問
留学生がマードック大学で学ぶ
よくある質問(Q&A)
Q1. 日本からパース(Perth)は行きやすい場所ですか?
A1. はい。日本の主要都市(東京・大阪・名古屋など)からパースまでは直行便や乗継便でアクセス可能です。直行便だと約9〜10時間程度で到着します。都市部から少し離れたキャンパスも、空港から車で20分ほどと便利です。
Q2. 申し込みはいつまでに行う必要がありますか?
A2. 学期開始の少なくとも3〜4か月前までには出願手続きを始めるのがおすすめです。特に航空券やビザの手配もあるため、余裕を持って準備すると安心です。いつから大学を休学すべきか迷っている方は、iae留学ネットの留学カウンセラーにご相談ください。
Q3. 英語力は必須ですか?IELTSのスコアが必要ですか?
A3. 通常は IELTS 6.0(各セクション5.5以上)が目安ですが、大学附属の英語コース(EAP)を受講してから聴講プログラムに進むことも可能です。英語力に自信がなくてもチャレンジできます。IELTSのスコアを持っていない方は、マードック大学の英語コースのプレイスメントテストを受けることもできます。
Q4. 現地では長期休みはありますか?
A4. はい。マードック大学はセメスター制で、学期間に約2〜3週間程度の休みがあります。一時帰国をすることもできますし、東海岸のシドニーやメルボルンに旅行に行くこともできます。また、日本の大学の休暇に合わせて1学期間だけの参加も可能です。
Q5. 大学生しか参加できませんか?
A5. 基本的には日本の大学に在籍している学生(大学生、大学院生)が対象です。
マードック大学留学に関するご相談はiae留学ネットまで
マードック大学(Murdoch University)の魅力は、自然豊かで落ち着いたキャンパス環境と、集中して学べる学習環境です。
メインキャンパスがあるパース郊外は、緑に囲まれた広大なブッシュランドが広がり、都市中心部からもアクセスが良く、生活コストも比較的抑えられています。都市部の喧騒から離れ、自分のペースでじっくり学習に集中できる環境が整っています。
さらに、入学要件が柔軟で、英語力や学力に不安がある方でもチャレンジしやすいのがマードック大学の大きな特長です。英語力がまだ十分でない場合は、英語コース(EAP)と学部聴講を組み合わせて参加することも可能で、留学へのハードルをぐっと下げられます。
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